SAP-C02#2(improvement)
ある金融企業は、S3 に蓄積した 50 TB のトランザクションログを分析基盤で利用しています。最新 30 日間のログは Athena で頻繁にクエリされますが、それ以降は四半期ごとの監査時のみアクセスされ、5 年間保持する規制要件があります。アクセスパターンは部分的に予測不能で、過去のログにも突発的なアクセスが発生します。運用負荷を抑えながらストレージコストを最適化する戦略はどれですか。
正解:B
正解の根拠
S3 Intelligent-Tiering はアクセスパターンが不明または変動するデータに最適です。Archive Access (90 日非アクセス) と Deep Archive Access (180 日非アクセス) を有効化することで、突発的なアクセスにも追加コストなしで対応しつつ、長期保管コストを Glacier 並みに削減できます。取得料金や最小保持期間も発生しません。
| 方式 | 突発アクセス対応 | 運用負荷 |
|---|---|---|
| Intelligent-Tiering | 自動・追加料金なし | 最小 |
| 固定ライフサイクル | 復元コストと時間が発生 | 中 |
| Lambda 個別操作 | 可能だが複雑 | 最大 |
不正解の理由
- A: Deep Archive からの復元は最大 12 時間と高コストで、突発アクセス要件に合わず運用負荷も増します。
- C: 固定ルールは予測不能なアクセスに対し復元コストや遅延が発生し、突発アクセス要件を満たしません。
- D: Lambda での個別管理は実装と運用が複雑で、Intelligent-Tiering の方が単純で安価かつ効果的です。

コメント