AIF-C01の出題範囲に沿って、苦手なドメインから集中的に学習できます。各カードから該当するWEB問題集ページへ移動します。
AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)は、Amazon Web Servicesが2024年10月に正式リリースした、AI・機械学習・生成AIに関する基礎知識を問う認定資格です。AWSの認定資格体系におけるFOUNDATIONAL(基礎)レベルに位置づけられ、CLF-C02(クラウドプラクティショナー)と並ぶ入門資格として設計されています。
ChatGPTを筆頭とする生成AIの爆発的普及により、AWS Bedrock、Amazon SageMaker、Amazon Q といったAWSのAI/MLサービスを業務で活用する場面が急増しています。AIF-C01は、こうした最新AI技術を「正しく理解し、適切に活用する力」を証明する資格として、以下の方々にとって必須レベルの資格となっています。
- エンジニア:AI領域への知識拡張、AIプロジェクトへの参画
- マネジメント層:AIプロジェクトの意思決定、リスク評価
- ビジネス職・企画職:AIユースケースの提案、社内推進
- 学生・転職希望者:AI領域でのキャリア構築の第一歩
実装スキル不要、概念理解中心の試験設計のため、プログラミング経験がない方でも合格可能。文系出身者やビジネス職の合格者も多数いるのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | AIF-C01 |
| 正式名称 | AWS Certified AI Practitioner |
| レベル | FOUNDATIONAL(基礎) |
| 受験料 | 100 USD(税抜) |
| 試験時間 | 90分 |
| 問題数 | 65問(採点対象50問、評価対象外15問) |
| 出題形式 | 単一選択、複数選択、順序付け、マッチング、ケーススタディ |
| 合格スコア | 700/1000(約70%) |
| 受験言語 | 日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語等 |
| 受験方法 | ピアソンVUEテストセンター / オンライン監督試験 |
| 認定有効期間 | 3年間 |
| 前提資格 | なし |
AIF-C01は5つのドメインから出題されます。ドメイン3「基盤モデルの応用」が最大配点(28%)であり、ここを落とすと合格は困難です。各ドメインの出題比率と頻出ポイントを把握して、メリハリのある学習を進めましょう。
機械学習を学ぶ上で「これだけは知らないと話にならない」基礎概念のドメインです。
- 教師あり学習 / 教師なし学習 / 強化学習
- 構造化データ / 非構造化データ / 半構造化データ
- AIと機械学習と深層学習の階層関係
- 推論(Inference)、訓練(Training)、ハイパーパラメータ
- MLパイプライン(データ収集 → 前処理 → 特徴量エンジニアリング → 学習 → 評価 → デプロイ → モニタリング)
- 評価指標(精度、再現率、適合率、F1スコア、AUC-ROC)
ChatGPT時代を象徴するドメイン。AIF-C01の真の主役と言っても過言ではありません。
- 基盤モデル(Foundation Model)
- 大規模言語モデル(LLM)
- トークン(Token)、埋め込み(Embedding)
- プロンプトエンジニアリング(Zero-shot、Few-shot、Chain-of-Thought)
- RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)
- ファインチューニング、継続的事前学習
- 生成AIの利点とリスク(ハルシネーション、バイアス)
- マルチモーダルAI
配点最大の最重要ドメイン。Amazon Bedrockを中心とした基盤モデルの実務活用が問われます。CloudCampの問題集でも最大ボリュームを割いているドメインです。
- Amazon Bedrock(Claude、Llama、Titan、Stable Diffusion、Mistral等)
- プロンプト設計のテクニック(システムプロンプト、ネガティブプロンプト)
- RAGの構築(Knowledge Bases for Amazon Bedrock)
- Agents for Amazon Bedrock
- モデル評価指標(BLEU、ROUGE、BERTScore、Perplexity)
- ベクトルデータベース(Amazon OpenSearch Serverless、Aurora pgvector)
- Amazon Q Business、Amazon Q Developer
AIを安全・公平・透明に運用する「ガバナンス」のドメイン。配点は少ないが満点を狙いやすいので、確実に取りにいきたい領域です。
- バイアス(データバイアス、アルゴリズムバイアス)
- 公平性(Fairness)、説明可能性(Explainability)
- 解釈可能性(Interpretability)
- AIガードレール(Guardrails for Amazon Bedrock)
- Human-in-the-loop(人間によるレビュー)
- Amazon SageMaker Clarify
- Model Cards(モデルカード)
AI/MLワークロード固有のセキュリティ要件を扱うドメインです。
- データプライバシー、PII(個人識別情報)の取り扱い
- 暗号化(保存時暗号化、転送時暗号化、AWS KMS)
- IAMによるアクセス制御
- AWS PrivateLink、VPCエンドポイント
- モデルの監査ログ(CloudTrail、CloudWatch)
- コンプライアンス要件(GDPR、HIPAA、SOC、ISO)
- データレジデンシー(データの所在地管理)
| あなたの状況 | 想定勉強時間 | 勉強期間の目安 |
|---|---|---|
| AI/ML完全初学者・AWS未経験 | 60〜80時間 | 2〜3ヶ月 |
| Pythonや機械学習の基礎経験あり | 30〜50時間 | 1〜2ヶ月 |
| AWS CLF-C02取得済み・ML未経験 | 40〜60時間 | 1〜2ヶ月 |
| AWS SAA-C03取得済み・ML経験あり | 20〜30時間 | 3〜4週間 |
| 生成AI・LLMを業務で使用中 | 15〜25時間 | 2〜3週間 |
ポイント:AWSの基礎知識(IAM、S3、EC2など)がある人ほど、AI領域の学習に集中できるため短時間で合格可能。逆にAI未経験者でも、座学中心で十分合格圏に到達できるのがAIF-C01の特徴です。
最初にやるべきことはAWS公式の試験ガイド(Exam Guide)の精読です。各ドメインで何が問われるか、対象となるAWSサービスは何か、試験の意図が明確に書かれています。これを読まずに学習を始めると、的外れな範囲に時間を費やすことになります。
- AWS Skill Builder(無料):「Exam Prep Standard Course: AWS Certified AI Practitioner」が公式提供。生成AI・機械学習の基礎が体系的に学べる。
- Amazon Bedrock BlackBelt資料:AWS公式が提供する技術解説資料。Bedrock周辺の理解を深めるのに最適。
- 書籍:『AWS認定AIプラクティショナー 教本』等、2025年以降出版の最新書籍を選ぶ。
合格の決め手は問題演習量です。知識のインプットだけでは試験本番で得点できません。
CloudCampのAIF-C01問題集(843問収録) では、本試験と同レベル・同形式の問題を全ドメイン網羅して収録しています。
- 1周目:全問題を時間をかけて解き、解説を熟読する(約30時間)
- 2周目:間違えた問題のみ再演習、知識の穴を埋める(約20時間)
- 3周目:正答率85%以上を目指して総仕上げ(約10時間)
本試験は90分で65問、つまり1問あたり約83秒です。わかる問題は素早く処理し、迷う問題に時間を残す訓練が必要です。
- AWS公式の練習問題(Official Practice Question Set)20問を時間計測して解く
- CloudCampの模擬試験で本番同様の時間配分を体感する
- 試験の前日は新しい問題に手を出さず、間違えた問題の見直しに集中する
| AIF-C01 | CLF-C02 | |
|---|---|---|
| 範囲 | AI/ML特化 | AWS全般の基礎 |
| 難易度 | 同等 | 同等 |
| 推奨対象 | AI領域でキャリア構築したい人 | AWS全体の基礎を網羅したい人 |
両方取得することで、AI×クラウドの基礎がガッチリ固まります。
AIF-C01は概念理解、MLA-C01は実装スキルを問う上位資格。SageMakerでのモデル学習、ハイパーパラメータチューニング、デプロイ運用などが具体的に出題されます。AIF-C01合格後、MLA-C01へ進むのが王道ルートです。
Microsoft Azureの基礎AI資格。試験範囲は似ていますが、出題サービスが全く異なります(Azure OpenAI、Azure Machine Learning、Azure AI Services)。両方取得することで、マルチクラウドのAI人材として強力な差別化ができます。
- AI領域でキャリア構築したい人:AIF-C01 → MLA-C01 → MLS-C01
- AWS基礎を網羅したい人:CLF-C02 → AIF-C01 → SAA-C03
- マルチクラウドAI人材を目指す人:AIF-C01 → AI-900 → Google Cloud Generative AI Leader
