AZ900-Cloud#31-2
注: この問題は、同じ前提を持つ一連の問題の一部です。それぞれの問題には異なる解決策が提示されます。
前提
ある製造業企業の Azure VM 上で稼働する基幹業務システムが、リージョン障害時にも 4 時間以内 (RTO) に復旧でき、データ損失は最大 1 時間以内 (RPO) という DR 要件を持っています。コストは可能な限り抑えたいです。
解決策
別リージョンに常時 Active な完全な複製環境を構築し、Active-Active で運用する。
この解決策は目的を満たしますか?
解説
【判定: いいえ】の理由
Active-Active は両リージョンで完全な計算リソースを常時稼働させるため、RTO 数秒 / RPO 0 の最高水準を実現できますがコストは Active-Passive の約 2 倍になります。本問の RTO 4 時間 / RPO 1 時間は ASR (Active-Passive) で十分達成可能な水準で、Active-Active を選ぶと「コストを抑えたい」要件と直接衝突し過剰投資です。
【「はい」が違う理由】
金融トランザクション系や医療オンライン診療、グローバル ゲーミングなどダウンタイム数分で数千万円規模の機会損失が出るミッション クリティカル用途では 2 倍コストでも正当化されます。本問のような一般基幹業務には ASR + Region Pair + 定期演習が最適コスト効率解です。

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