WEB問題集
Contoso は、全社の従業員に向けた四半期ごとの全社集会を Teams で配信する計画を立てています。配信の要件は次のとおりです。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 想定する出席者数 | 20,000 人 |
| チャット、リアクション、挙手、投票 | 出席者にも使わせたい |
| Q&A | 出席者から質問を受け付けたい |
| 出席者のマイクとカメラ | 使わせない |
Contoso が計画するイベントの形態として最も適切なものはどれですか。
解説
【正解: A】の理由
出席予定者が 1,000 人を超えるイベントでは [大規模な対象ユーザー向けに最適化] がオンになり、開催者はこれをオフにできません。この状態のイベントはタウン ホールのポリシー設定に従い、ブロードキャスト スタイルの配信に最適化されます。出席者はオンデマンドでマイクとカメラをオンにできませんが、チャット、リアクション、挙手、投票は最大 20,000 人の出席者まで、Q&A は最大 10 万人の出席者まで使えます。出席者は eCDN も利用します。20,000 人という規模と、視聴と質問を中心にしたい Contoso の要件はこの形に一致します。
【他選択肢が違う理由】
- B: 最大 1,000 人の出席者の対話型イベントがウェビナーのポリシー設定を使う形で、出席者が 1,000 人を超えると大規模向けの最適化が強制されるため要件を満たせません。
- C: 会議の参加者の最大合計数は、対話型の参加者と表示限定の参加者を合わせて 11,000 人で、20,000 人の出席者を収容できません。
- D: Teams のライブ イベントは退役しており、新しく計画する全社集会の配信方式には選びません。
【参考】
Contoso は Teams の会議とイベントの設計方針をまとめています。次の特徴に当てはまる形態を対応付けてください。
- 最大 1,000 人のイベント
- Teams 会議
- 大規模な対象ユーザー向けイベント
- Attendee Capacity Pack
解説
【正解マッチング】
| 特徴 | 会議またはイベントの形態 |
|---|---|
| 参加者の最大合計数は 11,000 | Teams 会議 |
| ウェビナー ポリシー設定が適用 | 最大 1,000 人のイベント |
| タウン ホール ポリシー設定が適用 | 大規模な対象ユーザー向けイベント |
| 出席者を最大 100,000 人に拡張 | Attendee Capacity Pack |
【ポイント】
会議とイベントは、容量とポリシーの適用先で見分けます。会議の参加者の最大合計数は、対話型の参加者と表示限定の参加者を合わせて 11,000 人です。イベントのうち、最大 1,000 人の出席者の対話型イベントにはウェビナーのポリシー設定が使われ、[大規模な対象ユーザーに最適化] をオンにしたイベントにはタウン ホールのポリシー設定が使われます。出席者が 1,000 人を超えるとこの最適化はオンに固定され、開催者はオフにできません。さらに大きな規模が必要な場合は、Attendee Capacity Pack アドオン ライセンスで最大 100,000 人の出席者まで拡張します。開催者は固定されたイベントの種類を選ぶのではなく、イベントの定員とシナリオから設定を選ぶ流れになっている点が、計画時の要点です。
【参考】
Contoso は、全社集会をタウン ホールとして配信する計画を立てています。
計画で踏む検討を、正しい順序に並べ替えてください。
- eCDN と帯域幅を決めてネットワークを準備する
- 出席者に許可する操作と登録の要否を設計する
- Attendee Capacity Pack の要否を判断する
- 全社集会の出席予定者数を見積もる
解説
【正しい順序】
- 全社集会の出席予定者数を見積もる
- Attendee Capacity Pack の要否を判断する
- eCDN と帯域幅を決めてネットワークを準備する
- 出席者に許可する操作と登録の要否を設計する
【ポイント】
タウン ホールの計画は容量から始めます。Teams Enterprise では、出席者のマイクとカメラや対話型チャットを使う最大 1,000 人のイベント、チャット、リアクション、挙手、投票を使う最大 3,000 人のイベント、Q&A を使う表示限定のエクスペリエンスで最大 10,000 人のイベントを開催できます。これを超える規模にするには Attendee Capacity Pack アドオン ライセンスが必要で、最大 100,000 人の出席者まで拡張できます。容量が決まったらネットワークの設計に移ります。eCDN が無い場合の帯域幅は、各場所のビューアー 1 人あたり 2 Mbps が目安です。大規模な対象ユーザーに最適化されたイベントでは Microsoft eCDN が既定で有効になり、認定パートナーの eCDN へ切り替えることもできます。使える機能はイベントの容量によって変わるため、出席者の操作と登録の設計は最後に行います。
【参考】
Contoso は Teams 会議の展開を設計しています。次の 2 つを、組織内のユーザーが開催するすべての会議へ一律に適用したいと考えています。
- 会議出席依頼に、組織のロゴ URL、ヘルプの URL、フッターを表示する
- リアルタイム メディア トラフィックにサービス品質 (QoS) マーカーを挿入し、オーディオ、ビデオ、画面共有のポート範囲を指定する
これらをどこで設計しますか。
解説
【正解: B】の理由
会議の設定は、会議のメール招待状をカスタマイズしたり、メディア トラフィックのポート範囲などのネットワーク設定を構成したりするための領域で、ここでの内容は組織内のユーザーによって開催されるすべての会議に適用されます。ロゴ URL、ヘルプの URL、フッターは会議の設定の招待メールの項目にあり、リアルタイム メディア トラフィックの QoS マーカーの挿入と、オーディオ、ビデオ、画面共有のポート範囲も会議の設定のネットワークの項目にあります。どちらも利用者ごとに変える設定ではないため、テナント全体に効く会議の設定で設計します。
【他選択肢が違う理由】
- A: 会議ポリシーは、ポリシーを割り当てた利用者が開催する会議で使える機能を制御する仕組みで、出席依頼のロゴやメディアのポート範囲は会議ポリシーの設定項目ではありません。
- C: イベント ポリシーは、ポリシーを割り当てた利用者のイベントで使える機能を制御するもので、テナント全体の招待メールやネットワークの設定は扱いません。
- D: カスタマイズ ポリシーは会議のテーマなど会議中の見た目を整えるもので、Teams Premium ライセンスが必要であり、出席依頼やポート範囲は対象外です。
【参考】
Contoso は、Teams 会議のロビーと匿名参加の設計を進めています。管理者は、匿名参加に使えるクライアントを絞り込む次の PowerShell 専用パラメーターも検討しています。
# Teams 管理センター - 会議 - 会議ポリシー - ロビーと会議参加
# 既定値は空のリスト。Teams クライアントと
# Azure Communication Services のカスタム アプリケーションのうち
# 片方をブロックできる (両方を指定すると匿名参加は完全に無効)
Set-CsTeamsMeetingPolicy -BlockedAnonymousJoinClientTypes次の各要件を実現するために設計する会議ポリシーの設定を選択してください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
|
組織内のユーザーとゲストだけを会議に直接参加させ、それ以外は許可されるまで待たせたい
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|
電話から参加する人だけを、上の設定に関係なく直接参加させるかどうかを決めたい
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特定の部門の開催者の会議に、Teams アカウントを持たない参加者を参加させたくない
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解説
【正解マッチング】
| 要件 | 設計する会議ポリシーの設定 |
|---|---|
| 組織内のユーザーとゲストだけを会議に直接参加させ、それ以外は許可されるまで待たせたい | [ロビーを迂回するユーザー] |
| 電話から参加する人だけを、上の設定に関係なく直接参加させるかどうかを決めたい | [ダイヤルインしている人はロビーをバイパスできる] |
| 特定の部門の開催者の会議に、Teams アカウントを持たない参加者を参加させたくない | [匿名ユーザーが会議に参加できます] |
【ポイント】
ロビーと匿名参加は、組織全体の会議の設定と会議ポリシーの二段構えで設計します。組織全体の会議の設定で匿名参加がオフの場合、会議ポリシー側で何を設定しても匿名ユーザーはどの会議にも参加できません。会議ポリシーの [匿名ユーザーが会議に参加できます] は、その前提の上で誰が匿名参加を許されるかを決めます。[ロビーを迂回するユーザー] は開催者単位のポリシーで、会議オプションの既定値を決め、開催者と共同開催者は会議ごとに変更できます。[ダイヤルインしている人はロビーをバイパスできる] は、[ロビーを迂回するユーザー] の設定に関係なく、電話でダイヤル インする人だけを対象にします。コード帯の BlockedAnonymousJoinClientTypes は、匿名参加に使えるクライアントの種類を絞り込む PowerShell 専用のパラメーターです。
