WEB問題集
あなたは、複数の法人を 1 つの環境で運用している製造業の業務コンサルタントです。危険物に該当する品目の出荷ドキュメントを Dynamics 365 Supply Chain Management で運用することになりました。出荷テキストの印刷ルールは全社で同じものを使いたい一方で、荷渡方法は法人ごとに異なります。危険物の規制と荷渡方法の設定について、正しい記述はどれですか。
解説
【正解: B】の理由
危険物の規制を保持するテーブルは共有であり、法人ごとに固有ではありません。そのため出荷テキストの印刷ルールは、環境内のすべての法人で同じものを使えます。一方で荷渡方法は法人固有の設定なので、規制と荷渡方法を結び付けるときだけ法人を指定します。これを行うのが[配送モード]クイックタブで、規制・法人・荷渡方法の三つの関係を選びます。共有の規制と法人ごとの荷渡方法を両立できるのは、この形だけです。
【他選択肢が違う理由】
- A: 規制は共有テーブルに保持されるため、法人ごとに同じ規制コードを作り直す必要はありません。
- C: [国]クイックタブは参照のための一覧で、出荷レポートで規制を決めるのは荷渡方法だけです。
- D: 素材コードは特定の規制に属し、リリース済製品に適用すると危険物の設定がまとめて引き継がれます。
【参考】
山陽精機株式会社は、スピーカーの製品バリアントを構成するために、制約ベースの製品コンフィギュレーション モデルを新規に構築しています。左側の各要素を、その要素が何を元に作成されるかを示す説明に対応させてください。
- 属性
- システム定義のテーブル制約
- ユーザー定義のテーブル制約
- サブコンポーネント
解説
【正解マッチング】
| 要素 | 作成元 |
|---|---|
| 属性 | 関連する属性タイプを参照して作成される |
| サブコンポーネント | 既存のコンポーネントを参照して定義される |
| システム定義のテーブル制約 | 属性タイプとサプライ チェーン管理テーブルのフィールドとのマッピングとして定義される |
| ユーザー定義のテーブル制約 | 属性タイプで定義されている属性値の組み合わせのセットを記述するマトリックスとして定義される |
【ポイント】
属性は製品コンフィギュレーション モデルのすべての機能を表し、モデルに追加する際には関連する属性タイプが参照されます。属性タイプは、範囲の有無にかかわらない整数、実数、固定リストの有無にかかわらないテキスト、Boolean というデータ型のセットを指定します。サブコンポーネントにはモデルのツリー構造が反映され、既存のコンポーネントを参照するため、複数の製品コンフィギュレーション モデルでコンポーネントを再利用しやすくなります。テーブル制約は、モデル内のコンポーネントに適用する前に定義しておく必要があります。ユーザー定義のテーブル制約は、属性タイプで定義された属性値の組み合わせのセットを記述するマトリックス タイプです。システム定義のテーブル制約は属性タイプとフィールドを動的にリンクさせ、モデルの属性にテーブルのデータを反映させます。
【参考】
山陽精機株式会社の原価担当者は、単一の製造品目の原価を計算するため、品目価格ページから BOM 計算を開始しました。開いた計算ページで BOM バージョンと工順バージョンがどのように決まるかについて、正しい説明はどれですか。
解説
【正解: A】の理由
単一の製造品目の原価を計算する場合、計算ページは品目の ID を継承し、原価バージョン、BOM バージョン、工順バージョン、計算量、計算日、サイトを指定します。このうち BOM バージョンと工順バージョンは、既定では品目、サイト、日付、および計算量に対して有効なバージョンに設定されます。ただしこの既定値は固定ではなく、承認されたバージョンであれば上書きできます。
【他選択肢が違う理由】
- B: 有効なバージョンが既定として設定されるだけで、承認されたバージョンでの上書きが認められています。
- C: 計算日やサイトが原価バージョンで指定されていない場合は、ユーザーが指定した値を設定できます。
- D: 工順バージョンも BOM バージョンと同様に、有効なバージョンが既定として設定されます。
【参考】
山陽精機株式会社のカテゴリ マネージャーは、製品分類のための新しいカテゴリ階層を作成しています。各説明に当てはまる要素を選択してください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
|
名前と説明を設定して作成し、その下に分類のツリーを構築できる入れ物
|
|
|
名前とコードを設定して階層の中に追加する、分類の単位
|
|
|
作成した階層を製品分類で商品コードとして使えるようにする関連付けで指定する値
|
解説
【正解マッチング】
| 説明 | 要素 |
|---|---|
| 名前と説明を設定して作成する入れ物 | カテゴリ階層 |
| 階層の中に追加する分類の単位 | カテゴリ ノード |
| 階層を製品分類で商品コードとして使えるようにする値 | カテゴリ階層タイプ |
【ポイント】
カテゴリ階層は、製品情報管理のカテゴリと属性の設定から作成し、名前と説明を持つ入れ物として機能します。その中に構築する分類の単位がカテゴリ ノードで、名前とコードを設定し、フレンドリ名も入力できます。フレンドリ名は必須ではなく、カテゴリ名とともにカテゴリ検索に表示される補助的な名前です。作成した階層をどの目的で使用するかは、階層タイプの関連付けで決まります。ここでカテゴリ階層タイプ フィールドに製品分類で商品コードのカテゴリ階層タイプを選択し、対象のカテゴリ階層を指定すると、その階層が製品分類の商品コードとして機能するようになります。
【参考】
山陽精機株式会社では、新しく登録した標準製品の準備完了チェックがまだ一部処理されていません。この製品がトランザクションで使用されないように確実にブロックしたいと考えています。取るべき方法はどれですか。
解説
【正解: A】の理由
準備完了チェックが一部完了していない場合でも、標準製品はトランザクションで使用できます。そのため、トランザクションで使用されないように製品をブロックする必要がある場合は、ライフサイクルの状態を使用します。トランザクションでの使用をブロックするライフサイクル状態を割り当て、すべての準備完了チェックが完了した後に、必要なトランザクションを許可する新しいライフサイクルの状態を割り当てます。
【他選択肢が違う理由】
- B: スキップは必須ではない準備完了チェックを省略する操作であり、製品の使用を止める効果はありません。
- C: チェックリストは回答が期待値に適合するかを判断する仕組みで、保留のままにしても使用は妨げられません。
- D: 有効オプションをいいえにするのは、使用していない準備完了ポリシーを無効として扱うための設定です。
