WEB問題集
解説
【正解: A】の理由
Microsoft Cost Management は EA / MCA / サブスクリプション横断でコスト分析、予算、推奨事項、Exports (Storage Account への定期エクスポート)、Cost Management API を統合提供する Azure 標準サービスです。Power BI コネクタも提供されます。
【他選択肢が違う理由】
- B. Azure Automation: Runbook / DSC によるプロセス自動化サービスで、コスト分析やエクスポート機能を持ちません
- C. ARM Templates: リソースの宣言的デプロイテンプレートで、コストの追跡や予算管理機能を持ちません
- D. Defender for Cloud: セキュリティ態勢管理 (CSPM) と脅威防御のサービスで、コスト管理は対象外です
解説
【正解: A】の理由
Azure Budgets は Actual (実績) と Forecasted (予測) の 2 種類の条件タイプを持ち、Forecast Alert で予測値が閾値を超えた時点で事前に通知できます。50% / 80% / 100% など複数閾値設定で段階的警告が可能です。
【他選択肢が違う理由】
- B. Service Health Alert: Azure 側のサービス障害 / メンテナンス通知用で、コスト超過判定は対象外です
- C. Activity Log Alert: 制御プレーン操作 (リソース作成 / 削除等) を監視する仕組みで、コスト閾値判定は持ちません
- D. Resource Health: 個別リソースの稼働状態を通知する機能で、コスト予算とは無関係です
解説
【正解: A】の理由
Azure Tag は子リソースに自動継承されないため、Azure Policy の Require a tag / Inherit a tag from the resource group ポリシーで Tag 必須化と RG からの継承を強制する必要があります。これでチャージバック分析の網羅性が担保されます。
【他選択肢が違う理由】
- B. 手作業任せ: 付与漏れ / 表記ゆれが発生し、Cost Management の部門別集計が不正確になります
- C. 自動継承される: Azure Tag はデフォルトで子リソースに継承されないため、Policy による継承強制が必要です
- D. 自動推測: Cost Management に Tag 自動推測機能はなく、利用者が明示的に付与する必要があります
解説
【判定: はい】の理由
常時稼働の Production VM には 3 年 Reserved Instances で最大 72% 割引、さらに既存 Windows Server / SQL Server ライセンスの Azure Hybrid Benefit を組み合わせると合計で最大 80% の削減が可能です。安定ワークロードに最適な戦略です。
【「いいえ」が違う理由】
Reservations と Hybrid Benefit は併用可能で、Microsoft が公式に推奨するコスト最適化の組み合わせです。30% 削減目標を大きく超える効果が期待でき、Production の安定稼働要件とも整合します。
解説
【判定: はい】の理由
Cost Anomaly Detection は AI/ML で日次コストの異常スパイクを自動検知し、放置による無駄を早期に発見できます。Tags 分析で部門別チャージバックを実装すると責任の所在が明確化し、部門ごとに削減動機が働きます。
【「いいえ」が違う理由】
異常検知と Tag ベース可視化は Cost Management の中核機能であり、両者を組み合わせることで継続的なコスト最適化文化を醸成できます。30% 削減目標達成を支える可視化基盤として機能します。
解説
【判定: いいえ】の理由
Pay-as-you-go は最も単価が高い課金モデルで、コスト削減効果はゼロです。先送りは目標未達を確定させる行為であり、30% 削減目標とは真逆の方針です。経営判断としても許容できません。
【「はい」が違う理由】
Reservations / Savings Plans / Spot VMs / Hybrid Benefit など即時適用可能な手段が複数存在し、次年度まで待つ理由がありません。先送りは機会損失を毎月積み上げるだけで合理性がありません。
解説
【正解: A】の理由
Cost Management Exports は日次 / 週次 / 月次で Storage Account に CSV をエクスポートする機能です。Tags (CostCenter / Project / Owner 等) と組み合わせ Power BI / Synapse で部門別 / プロジェクト別レポートを構築し、チャージバック / ショーバックを実現します。
【他選択肢が違う理由】
- B. Recovery Services Vault: バックアップデータの保管庫で、コストレポート用途ではありません
- C. Resource Graph: リソースインベントリのクエリ機能で、コスト時系列データの蓄積機能を持ちません
- D. Activity Log Diagnostic: 制御プレーン監査ログの出力で、コスト明細データは含まれません
解説
【正解: A, B, C】の理由
Cost Management は Budgets (予算 + アラート)、Cost Anomaly Detection (異常検知)、Tags ベース分析 (チャージバック / ショーバック) を提供する統合コスト管理プラットフォームです。可視化 / 警告 / 配賦の 3 機能で組織のコスト統制を支えます。
【他選択肢が違う理由】
- D. VM 自動スケーリング: VM Scale Sets / Autoscale Rules の領域で、Cost Management はスケール実行機能を持ちません
- E. DDoS 攻撃遮断: Azure DDoS Protection / Front Door / Firewall の領域で、Cost Management はセキュリティ機能を持ちません
次の各ステートメントについて、正しい場合は「はい」、誤っている場合は「いいえ」を選択してください。
注: 正解 1 つにつき 1 点が与えられます。
| ステートメント | はい | いいえ |
|---|---|---|
Budget は閾値超過時にリソースを自動停止できる。 Budget の標準動作は閾値超過時のアラート通知のみです。Action Group + Automation Runbook / Logic Apps と連携して初めて VM 停止等の自動アクションが可能になります。 | ||
Cost Anomaly Detection は AI/ML で日次コストの異常スパイクを自動検知する。 Cost Anomaly Detection はサブスクリプション単位で機械学習モデルが日次の支出傾向を学習し、異常を検出すると Preview ポータルや Email Alert で通知します。早期発見に有効です。 | ||
Tag 戦略は Azure Policy で必須化 / 継承を強制でき、チャージバックの網羅性を担保できる。 Require a tag / Inherit a tag from the resource group などの組み込み Policy で Tag 必須化と RG からの継承強制が可能です。これにより付与漏れを防ぎチャージバック精度を確保できます。 |
左の項目を右の最も適切な対象にドラッグ&ドロップしてください。
- TCO Calculator
- Pricing Calculator
- Microsoft Cost Management
- Azure Advisor (Cost)
解説
TCO Calculator は現行オンプレ環境 (サーバー / ストレージ / ネットワーク / IT 人件費) を入力し Azure 移行時の総保有コストを比較する移行前ツールです。Pricing Calculator は VM / Storage / DB 等の構成を組み合わせ月額を試算する構成前見積もりツールです。Microsoft Cost Management は稼働後の実コスト追跡 / 予算 / Exports / 分析を担う運用フェーズの中核で、Azure Advisor の Cost カテゴリは未使用 VM や Reservations 推奨など個別最適化アクションを提示します。移行前 / 構成前 / 稼働後 / 最適化の 4 フェーズで使い分けます。
