Question#3(ANS-C01)

Question#3(ANS-C01)
米国に本社を置くある企業は、Direct Connect ロケーションと自社のオンプレミス環境間に 2 本の AWS Direct Connect 接続を持っています。 同社はこれらの接続を使用して、us-east-1 リージョンで稼働する AWS のワークロードと通信しています。 同社は、複数の VPC を接続するトランジットゲートウェイを保有しています。Direct Connect 接続は Direct Connect ゲートウェイで終端し、トランジット VIF がトランジットゲートウェイに接続されています。 最近、この企業はヨーロッパを拠点とする小規模な企業を買収しました。 買収した企業はオンプレミスワークロードしか持っておらず、今後 3 年間は AWS 上でワークロードを稼働させる予定はありません。 しかし、買収した企業は、親会社の us-east-1 リージョン上の AWS リソース、および親会社の米国のオンプレミス環境への接続を必要としています。 親会社はヨーロッパに新たに 2 本の Direct Connect 接続を利用して、この接続を実現したいと考えています。 買収した企業にとって 運用上の負荷が最も少ない ソリューションはどれですか?
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正解:A

正解の理由 買収した会社は オンプレミスしか持たない と問題文に明記されています。よって、VPC を作ったり Transit Gateway を立てたりする必要はない。 Direct Connect SiteLink を利用すれば、ヨーロッパで新たに確保する Direct Connect ロケーションから、既存の米国の Direct Connect ロケーションへ Direct Connect ネットワーク内でトラフィックを送ることが可能。 さらに SiteLink を利用する場合、VPC を経由する必要がないため 運用負荷が最小 で済む。 既存の Direct Connect Gateway に新たな Transit VIF を追加し、SiteLink を構成すれば 既存の米国オンプレミス環境とも AWS us-east-1 の VPC とも通信できる。 新規の Direct Connect Gateway を作ったり、Transit Gateway Peering を設定したり、新たに VPC を立てたりする他の選択肢は、いずれも不要なオーバーヘッドとコストがかかる。

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