正解:B
Amazon S3 File Gateway + S3ライフサイクルポリシーの組み合わせが最適な理由:
- S3 File Gateway:
- オンプレミスのSMB/NFSアクセスとS3ストレージを統合
- 最近使用したファイルをローカルにキャッシュ(低レイテンシー維持)
- ストレージ容量の実質的な無限拡張 - S3ライフサイクルポリシー:
- 7日後にS3 Glacier Deep Archiveへ自動移行
- 長期アーカイブで大幅なコスト削減($0.00099/GB/月)
- ファイルライフサイクル管理の自動化 - 低レイテンシー維持:S3 File Gatewayのローカルキャッシュで最近のファイルは高速アクセス
他の選択肢について:
A. DataSyncは一度きりの移行ツールで、継続的なストレージ拡張ソリューションではありません。
C. FSx for Windowsはストレージ拡張になりますが、ライフサイクル管理機能がなく、コストが高いです。
D. 各ユーザーへのユーティリティインストールは運用が煩雑で、既存のSMBアクセスパターンを変更します。
正解:B
S3 Intelligent-Tieringは、予測不可能なアクセスパターンのデータに最適なストレージクラスです。主な特徴:
- 自動階層移動:
- 頻繁アクセス層(Standard相当)
- 低頻度アクセス層(Standard-IA相当、30日アクセスなし)
- アーカイブインスタントアクセス層(90日アクセスなし)
- オプションでアーカイブ層、ディープアーカイブ層 - AZ冗長性:マルチAZに保存、AZ損失に耐性あり
- 取得料金なし:Standard-IAのような取得料金がかからない
- 監視手数料のみ($0.0025 per 1,000 objects)
- 予測不可能なアクセスパターンに最適
他の選択肢について:
A. S3 Standardは頻繁アクセスデータ用で、まれなデータには割高です。
C. S3 Standard-IAは明確に低頻度アクセスが分かっている場合に最適で、取得料金があります。
D. S3 One Zone-IAは単一AZのため、AZ損失に耐えられません(要件違反)。
正解:B
S3 Glacier Deep Archiveは、S3ストレージクラスの中で最も低コストなアーカイブストレージです。この問題の最適解である理由:
- 圧倒的低コスト:約$0.00099/GB/月(S3 Standardの約1/23)
- 1ヶ月後にアクセスされない:アーカイブ用途に最適
- 無期限保持:長期アーカイブに最適化
- 11ナインの耐久性:99.999999999%
- マルチAZ保存:自動的に複数AZに冗長化
- 取得時間:12時間以内(Standard)〜48時間(Bulk)
他の選択肢について:
A. Intelligent-Tieringは予測不可能なアクセスパターン向けで、明確に「1ヶ月後にアクセスされない」パターンにはGlacier Deep Archiveの方が低コスト。
C. S3 Standard-IAはDeep Archiveより約10倍高額です。
D. S3 One Zone-IAはDeep Archiveより高額です。
正解:B
AWS Cost Explorerは、AWSコストの可視化・分析を行うツールで、きめ細かいフィルタリング機能を備えています。この問題の最適解である理由:
- 組み込みのEC2分析:インスタンスタイプ、リージョン、タグなどでフィルタリング
- 過去12ヶ月のコストグラフを即座に生成
- きめ細かいフィルタリング:インスタンスタイプ、購入オプション、サービス等の詳細分析
- 最小の運用オーバーヘッド:
- セットアップ不要
- 無料(追加料金なし)
- GUI操作のみ
他の選択肢について:
A. Budgetsはコスト予算監視用で、詳細分析ツールではありません。
C. Billing Dashboardは概要表示で、インスタンスタイプ別の詳細分析はできません。
D. Cost and Usage Reports + S3 + QuickSightは可能ですが、セットアップが複雑で運用オーバーヘッドが大きいです。
正解:A
RDS DBインスタンスの停止(Stop)は、使用しない期間のコンピュート料金を削減する最もシンプルで効率的な方法です。この問題の最適解である理由:
- RDSの停止機能:
- 最大7日間インスタンスを停止可能(それ以降は自動的に再起動)
- 停止中はインスタンス料金は発生しない(ストレージのみ課金)
- 再起動してすぐに利用可能 - インスタンスタイプ維持:コンピュートとメモリ属性を削減しない要件を満たす
- データと構成を保持:Performance Insights設定も含めて維持
- 最小の労力:ワンクリックで停止/起動
※ 月1回48時間のテストなので、7日間の停止上限を超える可能性は低く、必要なら停止/再起動のサイクルを自動化可能。
他の選択肢について:
B. RDSのインスタンスサイズの自動スケーリングは存在しません(ストレージのオートスケーリングはあります)。
C. スナップショット + 終了 + 復元は有効ですが、復元に時間がかかり運用が複雑です。
D. インスタンスタイプ変更は「コンピュートとメモリ属性を削減しない」要件に違反します。
正解:B
Amazon S3静的ウェブサイトホスティングは、HTML/CSS/JavaScript/画像のみの静的サイトで最もコスト効率的な選択肢です。主な特徴:
- 圧倒的な低コスト:
- ストレージ料金(約$0.023/GB/月)+ リクエスト料金のみ
- EC2やFargateと比較して1/10〜1/100のコスト - サーバーレス:インフラ管理不要
- 自動スケール:無制限のトラフィックに対応
- 静的コンテンツに特化:HTML、CSS、JS、画像、動画をネイティブサポート
- CloudFrontとの統合:さらなる高速化とキャッシュが可能
他の選択肢について:
A. Fargateはコンテナ実行用で、静的コンテンツに対してオーバースペック・高コスト。
C. EC2はサーバー管理が必要で、24時間365日の料金が発生します。
D. ALB + Lambda + Express.jsは動的サイト用の設計で、静的コンテンツには過剰コストです。
正解:C
Amazon S3用のゲートウェイVPCエンドポイントは、VPCからS3へのトラフィックをAWSバックボーン経由に切り替えてNATゲートウェイ経由のインターネットアクセスを回避する最もコスト効率的な方法です。主な利点:
- NATゲートウェイのデータ転送料金を完全に回避:
- NATゲートウェイ:$0.045/GB(処理料金)+ リージョン間転送料金
- ゲートウェイVPCエンドポイント:無料(S3とDynamoDBの場合) - パフォーマンス向上:AWSバックボーン経由で低レイテンシー
- セキュリティ向上:パブリックインターネットを経由しない
- シンプルな設定:ルートテーブルにエンドポイントを追加するだけ
他の選択肢について:
A. 各AZのNATゲートウェイはクロスAZデータ転送料金を回避しますが、NATゲートウェイ自体のデータ処理料金とインターネットへのデータ転送料金は依然発生。
B. NATインスタンスはNATゲートウェイより管理負担が大きく、本質的なデータ転送料金問題は解決しません。
D. EC2専用ホストはコンプライアンス用で、データ転送料金とは無関係で、むしろコストが増加します。
正解:B
AWS Direct Connectは、オンプレミスとAWS間の専用プライベートネットワーク接続で、この問題の長期ソリューションとして最適です。主な利点:
- 専用帯域幅:バックアップ用の帯域を確保、インターネット回線から分離
- 高い一貫性:専用線なのでパフォーマンスが安定
- 高帯域幅オプション:1Gbps〜100Gbpsまで選択可能
- 低レイテンシー:インターネット経由より高速
- 長期的コスト削減:大量データ転送時のインターネット経由より低コスト
- バックアップトラフィック専用化:内部ユーザーのインターネット帯域に影響なし
他の選択肢について:
A. VPNはインターネット経由でトンネルを作るため、帯域幅問題は根本的に解決しません。
C. 「時間に敏感」「タイムリーにバックアップ」の要件に、Snowballの物理配送(数日かかる)は不適切。また日次注文はコストも運用負担も大きい。
D. S3にはサービス制限がないため、意味のない解決策です。
正解:D
オンデマンドキャパシティ予約(On-Demand Capacity Reservations)は、特定のAZでEC2キャパシティを保証する機能です。この問題の最適解である理由:
- 短期イベント(1週間)に最適:
- リザーブドインスタンスは1年または3年の長期コミット
- 1週間のイベントには過剰な長期契約 - AZレベルのキャパシティ保証:
- 特定のAZでEC2起動を常に保証
- リザーブドインスタンスは割引を提供するがキャパシティ保証はない(ゾーナルRIを除く) - 柔軟な期間:必要な期間のみ予約可能、必要時に作成・削除可能
- オンデマンド料金:長期コミット不要、標準のオンデマンド料金
他の選択肢について:
A. リージョン指定のリザーブドインスタンスはAZ単位のキャパシティ保証を提供しません(リージョナルRIは割引のみ)。
B. リージョン指定のキャパシティ予約は、3つの特定AZでのキャパシティを保証できません。
C. リザーブドインスタンスは1〜3年の長期コミットで、1週間のイベントには不適切なコスト構造。
正解:B
S3 Intelligent-Tiering + ライフサイクルポリシー → Glacier Flexible Retrieval + Athena + Glacier Selectの組み合わせが、予測不可能なアクセスパターンと長期アーカイブの両方を最適化します:
- 1年以内(予測不可能なアクセス):
- Intelligent-Tieringが自動的にアクセス頻度に応じて階層移動
- 頻繁アクセス層 / 低頻度アクセス層を自動選択
- 取得料金なし、取得遅延なし
- Amazon Athena:S3上のデータをSQLで直接クエリ - 1年後(まれなアクセス):
- S3 Glacier Flexible Retrievalに自動移行
- 長期アーカイブの低コスト
- S3 Glacier Select:Glacier内のデータを直接クエリ可能(取得前に部分抽出)
他の選択肢について:
A. S3 Glacier Instant Retrievalは即時取得可能だが、1年以内の頻繁アクセスデータでは割高。
C. Standard + 手動メタデータ管理は開発・運用負担が大きい。
D. Deep Archiveは12-48時間の取得時間で、「できるだけ迅速」な要件があるデータには不適切。また、RDSでメタデータ管理も複雑。
