CLF-C02の出題範囲に沿って、苦手なドメインから集中的に学習できます。各カードから該当するWEB問題集ページへ移動します。
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)は、Amazon Web Servicesが提供するAWS認定資格体系の中で、最も基礎となるFOUNDATIONAL(基礎)レベルの認定資格です。AWSクラウドの全体像を理解し、ビジネス・テクニカル両面から基本概念を説明できる能力を証明します。
AWSの認定資格は11種類以上ありますが、CLF-C02はそのすべての土台となる資格です。クラウドコンピューティングの基礎概念、AWSの主要サービス、セキュリティモデル、料金体系といった「AWSを語る上で必須の前提知識」を体系的に学べます。以下のような方に最適です。
- エンジニアではない方:営業・企画・マネジメント職でAWS提案や意思決定を担う方
- クラウド初学者:これからクラウドの世界に飛び込みたいエンジニア
- 転職・キャリア構築:IT業界への転職活動でクラウド知識を証明したい方
- 学生・新人エンジニア:早めにキャリアの第一歩を刻みたい方
- SAA-C03やAIF-C01を目指す方:上位資格を取る前の土台作り
プログラミング経験は必要ありません。座学中心で合格できる試験設計のため、文系出身者やビジネス職の合格者も多数います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | CLF-C02 |
| 正式名称 | AWS Certified Cloud Practitioner |
| レベル | FOUNDATIONAL(基礎) |
| 受験料 | 100 USD(税抜) |
| 試験時間 | 90分 |
| 問題数 | 65問(採点対象50問、評価対象外15問) |
| 出題形式 | 単一選択、複数選択 |
| 合格スコア | 700/1000(70%) |
| 受験言語 | 日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語等 |
| 受験方法 | ピアソンVUEテストセンター / オンライン監督試験 |
| 認定有効期間 | 3年間 |
| 前提資格 | なし |
CLF-C02は4つのドメインから出題されます。ドメイン3「クラウドテクノロジーとサービス」が最大配点(34%)、続いてドメイン2「セキュリティとコンプライアンス」(30%)が重要です。この2ドメインで全体の64%を占めるため、確実に得点する戦略が必要です。
AWSクラウドの全体像と、クラウドコンピューティングの基本概念を扱うドメインです。
- クラウドコンピューティングの6つのメリット(俊敏性、コスト最適化、スケーラビリティ等)
- クラウドの設計原則(耐障害性、疎結合、伸縮自在)
- AWS Well-Architected Framework(5つの柱)
- クラウド経済学(CapEx vs OpEx、TCO)
- クラウドアーキテクチャの種類(IaaS / PaaS / SaaS)
- デプロイメントモデル(パブリック / プライベート / ハイブリッド)
AWSのセキュリティモデル、コンプライアンス、責任分担を扱う重要ドメインです。
- 責任共有モデル(AWSの責任 vs 顧客の責任)
- IAM(Identity and Access Management、ユーザー・ロール・ポリシー)
- 多要素認証(MFA)、ルートユーザー保護
- AWS Organizations、SCP(サービスコントロールポリシー)
- 暗号化(AWS KMS、CloudHSM、保存時暗号化、転送時暗号化)
- AWS Shield、AWS WAF、Amazon GuardDuty、AWS Inspector
- コンプライアンス(GDPR、HIPAA、SOC、ISO、PCI-DSS)
配点最大の最重要ドメイン。AWSの主要サービスとその用途を網羅的に問われます。CloudCampの問題集でも最大ボリュームを割いているドメインです。
- コンピューティング:EC2、Lambda、ECS、EKS、Fargate、Lightsail
- ストレージ:S3、EBS、EFS、FSx、Storage Gateway
- データベース:RDS、Aurora、DynamoDB、ElastiCache、Redshift
- ネットワーキング:VPC、Route 53、CloudFront、Direct Connect
- 移行・統合:Database Migration Service、Server Migration Service
- 管理:CloudWatch、CloudTrail、CloudFormation、Trusted Advisor
- 機械学習:SageMaker、Rekognition、Comprehend、Translate
AWSの料金モデル、請求管理、サポートプランを扱うドメイン。配点は少ないが暗記要素が強く、満点を狙いやすい領域です。
- EC2の料金モデル(オンデマンド、リザーブド、スポット、Savings Plans、専有ホスト)
- S3のストレージクラス(Standard、Intelligent-Tiering、Glacier等)
- AWS Budgets、Cost Explorer、Cost and Usage Report
- AWS Pricing Calculator
- サポートプラン(Basic、Developer、Business、Enterprise On-Ramp、Enterprise)
- AWS Trusted Advisor(コスト最適化、セキュリティ、フォルトトレランス等のチェック)
- AWSの請求方法(コンソリデーティッドビリング、Organizations)
| あなたの状況 | 想定勉強時間 | 勉強期間の目安 |
|---|---|---|
| IT未経験・クラウド初学者 | 40〜60時間 | 1〜2ヶ月 |
| ITエンジニアだがAWS未経験 | 20〜40時間 | 3〜5週間 |
| AWSを業務で軽く触れたことがある | 10〜20時間 | 2〜3週間 |
| AWSを業務で日常的に使用中 | 5〜10時間 | 1〜2週間 |
ポイント:CLF-C02は座学で合格できる試験です。実機操作は必須ではなく、AWS公式ドキュメントと問題演習で十分対応可能。短期集中で取得できる効率の良い資格です。
最初にやるべきことはAWS公式の試験ガイド(Exam Guide)の精読です。各ドメインで何が問われるか、対象となるAWSサービスは何か、試験の意図が明確に書かれています。これを読まずに学習を始めると、的外れな範囲に時間を費やすことになります。
- AWS Skill Builder(無料):「Exam Prep Standard Course: AWS Certified Cloud Practitioner」が公式提供
- AWS公式の動画コース:「Cloud Practitioner Essentials」(無料)
- 書籍:『AWS認定クラウドプラクティショナー 教本』等の最新版
合格の決め手は問題演習量です。知識のインプットだけでは試験本番で得点できません。
CloudCampのCLF-C02問題集(1,217問収録)では、本試験と同レベル・同形式の問題を全ドメイン網羅して収録しています。
- 1周目:全問題を時間をかけて解き、解説を熟読する(約15時間)
- 2周目:間違えた問題のみ再演習、知識の穴を埋める(約10時間)
- 3周目:正答率85%以上を目指して総仕上げ(約10時間)
本試験は90分で65問、つまり1問あたり約83秒です。わかる問題は素早く処理し、迷う問題に時間を残す訓練が必要です。
- AWS公式の練習問題(Official Practice Question Set)を時間計測して解く
- CloudCampの模擬試験で本番同様の時間配分を体感する
- 試験の前日は新しい問題に手を出さず、間違えた問題の見直しに集中する
同じFOUNDATIONALレベルですが、CLF-C02はAWS全般の基礎、AIF-C01はAI/ML特化です。クラウド全体の基礎を網羅したい方はCLF-C02、AI領域でキャリア構築したい方はAIF-C01から始めましょう。両方取得することで「AI×クラウド」の基礎がガッチリ固まります。
CLF-C02は概念理解中心、SAA-C03は設計スキルを問う上位資格。VPC、Auto Scaling、ロードバランサー、データベース選定などより具体的なアーキテクチャ設計が出題されます。CLF-C02合格後にSAA-C03を目指すのが王道ルートです。
- AWS未経験者の王道ルート:CLF-C02 → SAA-C03 → SAP-C02
- AI領域で活躍したい方:CLF-C02 → AIF-C01 → MLA-C01
- DevOps領域で活躍したい方:CLF-C02 → SAA-C03 → DVA-C02 → DOP-C02
- セキュリティ領域で活躍したい方:CLF-C02 → SAA-C03 → SCS-C02
