WEB問題集
解説
【正解: A】の理由
M シリーズは大規模メモリ最適化ファミリで、最大 11.4 TB のメモリと最大 416 vCPU を提供します。SAP HANA / 大規模 SQL Server / インメモリ分析データベースのようにメモリ容量がボトルネックとなるワークロードに最適です。SAP HANA 認定済みの Mdsv2 もあります。
【他選択肢が違う理由】
- B. B シリーズ: バースト可能で軽量 Web 向けの汎用 SKU で、メモリ最適化ではありません
- C. N シリーズ: NVIDIA GPU 搭載で ML / 可視化 / レンダリング向けのファミリです
- D. H シリーズ: HPC 向けの CPU 最適化ファミリで、メモリ最適化ではありません
解説
【正解: A】の理由
VMSS は同一構成の VM 群を 1 リソースとして一括管理し、需要に応じた自動スケール、ローリング アップグレード、ゾーン跨ぎ配置などを統合的に提供します。AS は個別作成 VM を Update Domain と Fault Domain に分散配置するだけで、スケール機能や自動デプロイ機能はありません。
【他選択肢が違う理由】
- B. 同義で置換可能: 機能の粒度が全く異なり、VMSS はスケール統合管理が本質的優位です
- C. 別リージョン跨ぎ: VMSS は通常同一リージョン内で動作し、AZ 跨ぎは可能ですがリージョン跨ぎはしません
- D. AS はコンテナ専用: 誤りで、AS は IaaS VM のためのグルーピング概念です
解説
【正解: A】の理由
Reservations は 1 年または 3 年の継続稼働を前提とした予約購入で、対象期間の課金を前払いまたは月払いで従量課金より最大 72% 割引します。本番安定ワークロードで構成が固定されているケースが最適で、Hybrid Benefit と併用するとさらに最大 80% 以上の割引が得られます。
【他選択肢が違う理由】
- B. 中断可能: 中断可能ワークロードには Spot VM が適切で、Reservations の前提とは異なります
- C. 頻繁に変わる: 構成変動が大きいと予約購入の前提と矛盾し、交換手間とリスクが発生します
- D. 1 日で終了: 短期ワークロードには従量課金が適切で、予約購入の意味がありません
解説
【正解: A】の理由
Spot VM は Azure の余剰キャパシティを最大 90% 割引で利用できる仕組みですが、キャパシティが必要になると 30 秒の予告で eviction されます。中断を許容できるバッチ処理 / ML トレーニング / 開発 / テスト / レンダリングなどで威力を発揮し、AKS ノード プールにも組み合わせられます。
【他選択肢が違う理由】
- B. 24x7 連続稼働 DB: eviction による停止リスクがあり、ミッション クリティカル DB には不適合です
- C. リアルタイム取引: 中断は許容できず、高 SLA 要件と Spot の仕組みは両立しません
- D. 医療 / 中断厳禁: 中断厳禁ワークロードには Reservations や通常 VM が適切です
解説
【判定: いいえ】の理由
単一 AZ への集約は要件を部分的にしか満たしません。AZ 全体の障害が起きると 4 台すべてが同時停止し、サービスが完全停止します。同じ AZ に集約すると Fault Domain / Update Domain の分散効果が得られず、SLA も Microsoft 公表値を満たせません。
【「はい」が違う理由】
複数 AZ への分散配置または Availability Set に配置するのが標準的な構成です。AZ 跨ぎ配置は同一リージョン内のデータセンター単位障害から保護でき、SLA 99.99% を達成できます。4 台構成では各 AZ に 1 台ずつまたは 2 台ずつ配置するのが王道です。
解説
【判定: はい】の理由
Availability Set は同一データセンター内で VM を Update Domain と Fault Domain に論理分散配置する仕組みです。計画メンテナンス時も他 UD の VM が継続し、ハードウェア障害も他 FD の VM で吸収できます。Microsoft は SLA 99.95% を保証します。
【「いいえ」が違う理由】
本問の対象外要件はリージョン全体の障害と明記されており、AS でも計画メンテとハードウェア障害の要件を満たせます。コスト効率の要件も担保できます。AZ 跨ぎ配置はより高い保護を提供しますが、本問のスコープでは AS で十分です。
解説
【判定: はい】の理由
AZ 跨ぎ配置は AS よりも高い可用性を提供し、計画メンテとハードウェア障害の要件を完璧に満たし、データセンター単位の障害にも耐えます。SLA は AZ 跨ぎ + 複数インスタンスで 99.99% を保証します。Standard Load Balancer は AZ 跨ぎでトラフィックを自動分散できます。
【「いいえ」が違う理由】
本問はコスト効率も重視する要件があるため AS と AZ で判断が分かれるところですが、AZ 単価差は小さく、データセンター障害への耐性向上と比較するとコスト効率は良好です。AS と AZ いずれも要件適合で、AZ 跨ぎはより堅牢な保護を提供します。
解説
【正解: A】の理由
Availability Set 内の VM は 2 軸で分散されます。Fault Domain は電源 / NW スイッチ / ラックを共有しないハードウェア グループ (最大 3) で、Update Domain は計画メンテで同時更新されないグループ (最大 20) です。1 UD ずつ順番に更新されるため、他 UD の VM はサービスを継続できます。
【他選択肢が違う理由】
- B. 同じ概念: それぞれハードウェア障害と計画メンテナンスで目的が異なる独立した概念です
- C. 別名: FD と UD は別目的の軸で、別名関係にはありません
- D. ネットワーク帯域分離: 全く違う概念で、FD / UD とは無関係です
解説
【正解: A, B, C】の理由
Azure VM の運用 / 最適化に直接関連するサービスとして、Reservations は 1〜3 年予約で最大 72% 割引、Spot VM は余剰キャパシティ利用で最大 90% 割引、Advisor は未使用 VM 検出 / Right-sizing 推奨 / Reservations 候補提案を具体額付きで提示します。FinOps の組み合わせで継続的最適化を実現できます。
【他選択肢が違う理由】
- D. Front Door: グローバル L7 ロード バランサで VM 専用ではなく、App Service 等にも適用されます
- E. Excel: 表計算ソフトで、Azure VM の運用とは全く無関係です
次の各ステートメントについて、Azure VM に関する記述として正しい場合は「はい」、誤っている場合は「いいえ」を選択してください。
注: 正解 1 つにつき 1 点が与えられます。
| ステートメント | はい | いいえ |
|---|---|---|
VMSS のオートスケールは CPU / メモリ / カスタム メトリクスに加え、スケジュール ベース (例: 平日 9 時に拡張) も設定できる。 正しいです。VMSS のオートスケール ルールは複数条件を組み合わせて設定でき、メトリクス ベースに加えてスケジュール ベースも利用できます。予測可能なピーク時の事前準備や業務時間帯の拡張で特に有効です。 | ||
Azure Spot VM は SLA を保証しているため、本番ミッション クリティカル ワークロードに最適である。 誤りです。Spot VM はキャパシティが必要になると eviction される可能性があり、SLA は保証されません。本番ミッション クリティカルではなく、中断可能なバッチ / 開発 / ML トレーニング等で活用するべきです。 | ||
Azure Reservations は 1 年または 3 年の予約購入で、対象 VM のコンピューティング コストを最大 72% 削減できる。 正しいです。1 年予約で 30〜40%、3 年予約 + 一括前払いで最大 72% の割引が適用されます。Hybrid Benefit と組み合わせるとさらに最大 80% 以上のコスト削減も実現できます。 |
