MS-700 は、Microsoft Teams を組織全体で計画・実装・管理・維持する力を問う Associate 認定試験です。ネットワーク帯域とポートの計画、秘密度ラベル・DLP・情報バリアなどのセキュリティとコンプライアンス、ポリシー パッケージと Microsoft 365 グループのライフサイクル ガバナンス、ゲスト アクセス・共有チャネル・B2B 直接接続による外部コラボレーション、Teams Rooms と VDI のクライアント/デバイス管理、チームとチャネルとアプリの管理、会議・ウェビナー・タウン ホールと Teams Phone の通話管理、そして CQD と通話分析による監視とトラブルシューティングまでが正面から評価されます。CloudCamp では公式 4 つのドメインに沿って、500 問 規模のオリジナル問題で体系的に習得できます。Microsoft Learn 公式図・Teams PowerShell と Microsoft Graph のコード演習・豊富な比較表を備えた演習、実務を模したケーススタディ(連問)、本番試験形式準拠の模擬試験を提供します。なお MS-700 は日本語で受験できます(公式認定ページに「この試験は、次の言語で提供されます。英語, 日本語, 簡体中国語, ドイツ語, フランス語, スペイン語, ポルトガル語 (ブラジル)」と記載)。前提資格は不要で、公式トレーニング コース MS-700T00-A(4 日間)も提供されています。出題範囲は 2026 年 7 月 29 日現在の版に対応しています。
試験時間 100 分は本番と同じ公式値です。本番の問題数は公式に公表されていません
有料会員限定機能です
MS-700 は、Microsoft Teams を使った社内外のコラボレーションとコミュニケーションの基盤を設計・運用する能力を証明する Associate 認定資格です。公式の対象者像では、Teams を使って内部と外部のコラボレーション ソリューションとコミュニケーション ソリューションを計画・実装・管理・維持すること、チーム・チャネル・チャット・アプリ・イベント・通話の構成と管理を担当すること、そして ID・ライセンス・情報管理・ユーザー採用・セキュリティ・コンプライアンス・デバイス・ネットワークといった他分野の所有者と共同作業することが挙げられています。受験者には、Teams が Microsoft 365 サービスとどのように統合されるかについての実用的な知識が求められます。
Teams は単なるチャット ツールではなく、Microsoft 365 グループ・SharePoint・OneDrive・Exchange・Microsoft Entra ID が連動する「組織のコラボレーション基盤」になりました。そのため管理者には、チームを作らせる/作らせないというガバナンス、社外ゲストと共有チャネルの可否判断、会議とイベントの種類の使い分け、Teams Phone による PSTN 接続、そして通話品質の監視までを一貫して設計する力が求められます。Teams のライブ イベントは 2026 年 6 月 30 日に廃止され、タウン ホールとウェビナーに統合された「Teams イベント」へ移行したように、機能の再編も続いています。旧版の教材のままでは対応できない領域が広がっているのが現状です。次の方におすすめです。
- 情報システム部門の Microsoft 365 担当:Teams のガバナンスと外部コラボレーションを体系化
- コラボレーション基盤の運用担当:チーム・チャネル・アプリのポリシー設計を証明
- 会議やイベントの運用を担う担当者:ウェビナーとタウン ホールの管理を習得
- Teams Phone を検討中の管理者:電話番号・自動応答・通話キューの基礎を固めて MS-721 につなげる
- これから学ぶ方:前提資格が不要で、日本語で受験できる Associate 資格
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | MS-700(Managing Microsoft Teams / 公式 Study Guide 日本語版は「Microsoft Teams の管理」) |
| 正式名称 | Microsoft 365 Certified: Teams Administrator Associate(Microsoft 365 認定: Teams 管理者アソシエイト) |
| レベル | ASSOCIATE(アソシエイト・Intermediate / 公式日本語ページは「中級」) |
| 試験時間 | 100 分(公式認定ページに「You will have 100 minutes to complete this assessment.」/日本語版に「この評価を完了するまで、100 分あります。」と記載) |
| 合格スコア | 700 / 1000(70%・公式 Study Guide に「A score of 700 or greater is required to pass.」/日本語版に「合格するには、700 以上のスコアが必要です。」と記載) |
| 受験言語 | 日本語を含む 7 言語(公式認定ページ日本語版に「この試験は、次の言語で提供されます。英語, 日本語, 簡体中国語, ドイツ語, フランス語, スペイン語, ポルトガル語 (ブラジル)」と記載) |
| 受験方法 | Pearson VUE で予約・監督(プロクター)付き(公式認定ページに「Schedule through Pearson Vue」「This exam will be proctored.」/日本語版に「Pearson Vue を使用してスケジュールを設定する」「この試験には監督官がいます。」と記載) |
| 認定有効期間 | 12 か月ごとの更新(公式認定ページの「概略」に「更新頻度 12 か月」/英語版に「Renewal Frequency 12 months」と記載。公式 Study Guide 日本語版に「Microsoft のアソシエイト、エキスパート、専門の認定資格は、毎年有効期限が切れます。Microsoft Learn で無料のオンライン評価に合格すると、更新できます。」と記載) |
| 練習アセスメント | 公式に提供あり(公式認定ページの「試験に向けた練習 ▸ プラクティス評価」から受験。要サインイン) |
| 公式トレーニング | コース MS-700T00-A「Microsoft Teams を使用してコラボレーションとコミュニケーションを管理する」(コースの期間 4 日)。公式コース ページの提供言語は英語です |
| 前提資格 | なし(公式認定ページ・公式 Study Guide のいずれにも前提資格の記載はありません) |
| 推奨経験 | Teams を使った内部と外部のコラボレーション/コミュニケーション ソリューションの計画・実装・管理・維持の経験。チーム、チャネル、チャット、アプリ、イベント、通話の構成と管理を担当し、Teams が Microsoft 365 サービスに統合される方法についての実用的な知識があること(公式 Study Guide の対象者像) |
| 製品とロール | Microsoft 365 / 管理者(公式認定ページの「概略」に「製品 Microsoft 365」「ロール 管理者」と記載) |
| 出題範囲の基準日 | 2026 年 7 月 29 日現在(公式 Study Guide 英語版に「Skills measured as of July 29, 2026」、公式認定ページに「最終更新日時 07/29/2026」と記載。なお日本語版 Study Guide はローカライズが遅れており、2026 年 8 月 20 日時点では「2026年4月28日時点で測定されたスキル」と表示されています) |
MS-700 は公式に 4 つのドメインから出題されます。CloudCamp では公式 4 ドメイン (Teams 環境 / チーム・チャネル・チャット・アプリ / 会議と通話 / 監視・レポート・トラブルシューティング) を、計 500 問で完全網羅し実戦力を仕上げます。すべてのドメインで本番準拠の形式(単一選択 / 複数選択 / Yes/No シリーズ / HOTSPOT / ドロップダウン / ドラッグ&ドロップ(並べ替え・マッチング)/ ケーススタディ)を網羅し、Microsoft Learn 公式図・Teams PowerShell と JSON のコードブロック・exhibit 表で直感的に理解できます。
- ネットワーク設定の計画:Teams の音声・ビデオ・会議・イベントのネットワーク帯域幅容量の計算 / ネットワーク プランナーによるネットワークへの影響の分析 / Teams で使用されるネットワーク ポートとプロトコルの指定 / Microsoft Teams ネットワーク評価ツールと Microsoft 365 ネットワーク接続テスト ツールによる準備状況と接続の評価
- セキュリティとコンプライアンス:機能のライセンス要件 / アラート ポリシー / 適切な Teams 管理者ロールの選択 / Microsoft Defender XDR の脅威ポリシー / 保持ポリシー / 秘密度ラベルと公開ポリシー(Teams 会議ポリシーを含む)/ データ損失防止 (DLP) ポリシー / Microsoft Entra 条件付きアクセス ポリシー / 情報バリア (IB) ポリシー / コミュニケーション コンプライアンスとインサイダー リスク管理のユース ケース
- ガバナンスとライフサイクル:ライフサイクル管理のライセンス要件 / Teams がコンテンツを保存する場所 / 更新ポリシーの計画と管理 / ポリシー パッケージ / ユーザーとグループへのポリシー割り当て / Microsoft 365 グループの作成設定・有効期限ポリシー・ブロックされている単語を含む名前付けポリシー / チームのアーカイブ・削除・アーカイブ解除 / 削除された Microsoft 365 グループの復元 / Microsoft Entra のアクセス レビュー / PowerShell と Microsoft Graph による Teams の操作
- 外部コラボレーション:外部コラボレーションのライセンス要件 / SharePoint Online と OneDrive の外部共有設定 / 外部アクセス(ドメイン単位・特定のユーザーとグループ)/ Microsoft Entra ID の外部コラボレーション設定とゲスト アクセス / Microsoft Purview と Microsoft Entra ID によるチーム単位のゲスト制御 / ゲストの削除 / 共有チャネルと B2B 直接接続のクロステナント アクセス設定 / マルチテナント組織 (MTO)
- クライアントとデバイス:Teams 電話アカウントとリソース アカウントのライセンス要件 / Teams デバイスのライセンス要件 / デバイスの構成プロファイル / Microsoft Teams Rooms のアカウントとシステム / デバイス設定とファームウェア / Teams デバイス タグ / 新しいデバイスのリモート サインイン / VDI 用の Teams
- チームの作成と管理:Teams アドバイザーによるロールアウト計画 / Microsoft Teams 管理センター・Teams クライアント・Teams PowerShell モジュール・Microsoft Graph によるチーム作成 / 既存の Microsoft 365 グループ・SharePoint サイト・チームからの作成 / テンプレートからの作成 / チーム テンプレートとテンプレート ポリシー / メンバーシップとロール / 管理センターでのチーム管理 / Teams の環境設定 / プライバシーと秘密度の設定 / 現場(フロントライン)チームとエクスペリエンス
- チャネルとチャット:標準・プライベート・共有チャネルの使い分けの推奨 / チャネルの追加・編集・削除 / チャネル設定 / チャネルの作成と共有に関する Teams ポリシー / プライベート チャネルと共有チャネルのメンバーシップ / メッセージング ポリシー
- アプリの管理:組織全体のアプリ設定 / アプリ割り当てポリシーとアプリ セットアップ ポリシー / アプリのアクセス許可と同意(アプリのブロックを含む)/ アプリ・タブ・会議・メッセージング拡張機能・ワークフローなど適切な機能拡張オプションの推奨 / Teams アプリ ストアでのアプリの購入 / アプリ ストアの外観のカスタマイズ / Teams へのアプリのアップロード
- 会議とイベント:仮想予定・ウェビナー・Teams タウン ホール・会議など、ビジネス要件に基づく会議の種類の推奨 / Microsoft 365 Copilot を含む会議設定 / 会議テンプレートとテンプレート ポリシー / 会議ポリシー / 会議のカスタマイズ ポリシー / イベント設定とポリシー / Teams ウェビナーの構成と管理 / Teams タウン ホールの構成と管理
- Teams Phone の電話番号とサービス:ユーザー・サービス・会議ブリッジの電話番号のプロビジョニングと管理 / ユーザーまたはリソース アカウントへの電話番号の割り当て・変更・削除 / ユーザーの音声設定とポリシー / ボイスメール ポリシー / 自動応答と通話キュー / 通話ポリシー
- 監視とレポート:音声と会議の品質の監視とレポート(通話品質ダッシュボード CQD・通話分析)/ アラート ルールの作成 / チーム アクティビティ・アプリの使用状況・アクティブなユーザー・会議ごとのメトリック・ストレージの使用状況といった Teams の使用状況レポート / チームの作成と削除の監視 / ゲスト アクセスの監視 / Microsoft 365 ネットワーク接続テスト ツールの監視 / フィードバック ポリシーの管理
- オーディオ・ビデオ・クライアントのトラブルシューティング:クライアント側ログの収集 / Teams クライアント キャッシュのクリア / Teams セルフヘルプ診断 / クライアントのインストールと更新に関する問題 / Microsoft Teams 管理センターでのクライアントの正常性 / Teams へのサインインの問題 / Teams の Microsoft 365 Copilot と AI エクスペリエンスの問題 / 会議への参加と会議機能へのアクセスの問題
| あなたの状況 | 想定勉強時間 | 勉強期間の目安 |
|---|---|---|
| Microsoft 365 管理 初学者 | 75〜100 時間 | 3〜4 ヶ月 |
| Microsoft 365 の運用実務経験あり | 50〜70 時間 | 2〜3 ヶ月 |
| Teams 管理センターの運用実務経験あり | 30〜45 時間 | 3〜6 週間 |
公式 Study Guide で 4 ドメインの Skills measured を確認し、ネットワーク計画、セキュリティとコンプライアンス、ガバナンスと外部コラボレーション、チーム/チャネル/アプリ、会議と Teams Phone、監視とトラブルシューティングの全体像を把握します。MS-700 は公式トレーニング コース MS-700T00-A(4 日間)が提供されているため、Study Guide と併せて学習の骨格を作れます。日本語版 Study Guide は反映が遅れることがあるので、範囲の確認は英語版も併読すると確実です。用語は Microsoft Teams の製品ドキュメントで裏取りしましょう。
試用テナントで、チームの作成とテンプレート、チャネルの 3 種類、メッセージング ポリシーとアプリ セットアップ ポリシー、外部アクセスとゲスト アクセス、会議ポリシーとイベント ポリシー、通話キューと自動応答を一通り構成します。管理センターで行った操作を Teams PowerShell モジュール(Get-CsTeamsMeetingPolicy や Grant-CsTeamsAppSetupPolicy など)でも再現すると、コード問題がそのまま得点源になります。
MS-700 は「要件に対して適切なポリシー種別・チャネル種別・会議種別・接続方式を選ぶ」実践型の問題が中心。CloudCamp の MS-700 問題集(500 問)はオリジナル問題で公式 4 ドメインを完全網羅し、ケーススタディ・公式図・Teams PowerShell・exhibit 表で運用判断を鍛えられます。
- 1 周目:全問を解いて解説と図表・コマンドを熟読
- 2 周目:間違えた問題とケーススタディ・コード問題を再演習
- 3 周目:正答率 85% 以上を目指して総仕上げ
本試験は 100 分で、ケーススタディを含む複数の出題形式が混在します。CloudCamp の本番試験形式準拠の模擬試験(当サイト模試:60 問・100 分)で、ケーススタディを含むペース配分と弱点を確認しましょう。
どちらも Microsoft 365 の Associate 資格ですが、守備範囲が違います。MD-102 は Microsoft Intune によるエンドポイント(端末)の展開・管理・保護、MS-700 は Teams というコラボレーション基盤の設計と運用です。Teams Rooms や VDI 上の Teams クライアントのように接点もあるため、Microsoft 365 の運用を一人で見るなら両方が効きます。端末管理を担うなら MD-102、Teams の管理者なら MS-700 から始めましょう。
MS-700 の Teams Phone は「電話番号を調達して割り当てる」「自動応答と通話キューを管理する」「通話ポリシーとボイスメール ポリシーを配る」という運用側です。SBC を使った Direct Routing の接続、音声ルーティング ポリシーとダイヤル プランの正規化、動的緊急通報の設計といった音声基盤の設計は上位の MS-721 の範囲になります。まず MS-700 で Teams 全体を押さえ、電話を本格的に担当することになったら MS-721 へ進むのが定石です。
MS-700 では、Teams の DLP・秘密度ラベル・情報バリア・条件付きアクセス・Microsoft Defender XDR の脅威ポリシーをどう指定して配るかという構成側が問われます。一方 SC-200 は、発生したインシデントをどう検出・調査・対応するかという運用側です。Teams 管理者は MS-700、SOC の担当者は SC-200 が適しています。
- Microsoft 365 の初学者:AB-900 → MS-700
- セキュリティ基礎から入る:SC-900 → MS-700
- Teams から端末管理へ広げる:MS-700 → MD-102
- Teams のセキュリティ運用へ広げる:MS-700 → SC-200
