WEB問題集
管理者が新入社員 1 名を管理コンソールから手動で追加します。最初のログインで本人にパスワードを必ず変更させたい場合、ユーザー作成時に行う最も適切な操作はどれですか。
正解:D
正解の根拠
管理コンソールで新規ユーザーを作成する画面には「次回ログイン時にパスワードを変更するよう要求する」という設定があり、有効にすると初回ログイン時に強制的にパスワード変更画面が表示されます。これが管理者が事前に行う標準的な手順です。
初回ログイン強制変更の方法比較
| 方法 | 事前設定 | 運用負荷 |
|---|---|---|
| 新規ユーザー作成画面のチェック | 可能 | 低 |
| 後からパスワードリセット | 追加操作必要 | 中 |
| API による属性付与 | 可能だが過剰 | 高 |
不正解の理由
- A: 後からのリセットは追加手順となり、初回ログイン時の強制変更フラグを直接設定するほうが効率的です。
- C: API は同じ属性を扱えますが、UI で完結する場面で API を使うのは過剰です。
- B: アカウント回復フローはユーザー側の操作であり、管理者の事前設定として不適切です。
退職者が出ました。本人のメールや Drive のデータは別の社員に引き継ぎたいですが、ライセンスはすぐに開放したくありません。どの順序で操作するのが適切ですか。
正解:B
正解の根拠
退職処理ではまずアカウントを停止してログインを止め、その後に Gmail のデータ移行や Drive の所有権移行を実施します。長期保管が必要な場合は Archived User ライセンスへ切り替えると、検索や eDiscovery を維持しつつコストを抑えられます。
退職処理の選択肢比較
| 処理 | データ保持 | ライセンス |
|---|---|---|
| 削除 | 20 日のみ復元可 | 即解放 |
| 停止 | 保持 | 占有 |
| Archived User | 長期保持 | 低コスト |
不正解の理由
- A: いきなり削除するとデータの取り扱いが不安定で、Vault や移行手段が制限されます。
- C: 退職者本人に管理権限以外の操作を依頼するのはガバナンス上不適切です。
- D: アカウントを残したままサービスをオフにしてもライセンスは消費され、コスト面で非効率です。
営業部 200 名を一度に Workspace に追加します。最も標準的かつスケールする方法はどれですか。
正解:D
正解の根拠
管理コンソールには CSV による一括追加機能があり、最大 150,000 行まで一度に処理できます。テンプレート CSV をダウンロードし、必須列 (First Name、Last Name、Email Address、Password、Org Unit Path) を埋めてアップロードします。
追加方法のスケール比較
| 手段 | 件数目安 | 用途 |
|---|---|---|
| 手動 | ~10 | 少数 |
| CSV 一括 | ~150,000 | 大量追加 |
| Directory API/GCDS | 継続的 | HR システム連携 |
不正解の理由
- A: 200 名を 1 件ずつ追加するのは時間がかかり実務に合いません。
- B: Workspace アカウントは管理者が作成するもので、ユーザーが招待で自己登録する仕組みではありません。
- C: フォーム集計後に手動入力するのは CSV 一括より工数がかかります。
本社の HR システム (Active Directory) を信頼できる単一のユーザーソースとして、Workspace のユーザーを継続的に同期したいです。Google が公式に提供する同期ツールはどれですか。
正解:B
正解の根拠
GCDS は LDAP 互換 (Active Directory など) を読み取り、Workspace のユーザー、グループ、組織単位を継続的に同期する公式ツールです。差分同期、シミュレーション実行、スケジュール実行に対応します。
主要ツールの目的比較
| ツール | 主目的 |
|---|---|
| GCDS | LDAP からのユーザー同期 |
| Workspace Migrate | 他社サービスからのデータ移行 |
| Drive for desktop | Drive のクライアント同期 |
| Apps Script | 軽量自動化 |
不正解の理由
- A: Workspace Migrate はメールやファイルの一回限りの移行ツールで、継続的なディレクトリ同期向けではありません。
- C: Drive for desktop はファイル同期クライアントです。
- D: Apps Script で同期を作ることは可能ですが、信頼性の点で公式ツールに劣ります。
本社の Active Directory に対して GCDS を使用したテスト同期を行いたいです。本番に変更を加える前に差分の確認だけを行いたい場合、どのオプションを使いますか。
正解:C
正解の根拠
GCDS Configuration Manager にはシミュレーション機能があり、Workspace 側へ書き込みを行わずに「追加・削除・更新の対象」を表示します。本番反映前の確認手順として推奨されています。
GCDS の実行モード
| モード | 動作 |
|---|---|
| Simulate sync | 差分表示のみ |
| Sync & apply | 実際に書き込み |
不正解の理由
- A: これは実際に Workspace に変更を反映するモードで、テスト目的ではありません。
- B: GCDS にはロールバック機能はなく、誤同期は再同期で修正します。
- D: ログ生成は補助機能で、差分の事前確認手段ではありません。
