GH-600 は、GitHub 上でエージェントを設計し、ツールと環境に安全につなぎ、評価と協調とガードレールまで含めて運用できるかを問う Intermediate(中級) レベルの認定試験です(公式認定ページの「概略」に「レベル 中級」、英語版の「At a glance」に 「Level Intermediate」と記載)。認定名は GitHub Certified: Agentic AI Developer、試験名は Developing in Agentic AI Systems です。計画と実行の切り分け、エージェント ツールと MCP サーバーの構成、短期と長期のメモリの選択、評価シグナルと根本原因の分析、複数のエージェントの協調、自律性レベルと人間の判断が必要なアクションの見極めまでが正面から評価されます。CloudCamp では公式 6 つのドメインに沿って、500 問 規模のオリジナル問題で体系的に習得できます。解説はすべて公式ドキュメント docs.github.com の日本語ページを典拠にし、本番試験形式準拠の模擬試験も提供します。なお GH-600 の受験言語は英語のみです (英語受験のみ)(公式認定ページに「This exam is offered in the following languages: English」と記載・日本語での受験はできません。CloudCamp の問題と解説はすべて日本語です)。前提資格は不要です。
試験時間 120 分は本番と同じ公式値です。本番の問題数は公式に公表されていません
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GH-600 は、GitHub 上でエージェントを設計し、ツールと環境に安全につなぎ、評価と協調とガードレールまで含めて運用できることを証明する Intermediate(中級)レベルの認定試験です。認定名は GitHub Certified: Agentic AI Developer、試験名は Developing in Agentic AI Systems で、公式では認定名と試験名が別々に付けられています。問われるのはエージェントを動かせるかどうかではなく、計画と実行をどこで切り分けるか、どのツールにどこまでのアクセス許可を与えるか、どの状態を残してどこから再開させるか、何をシグナルにして失敗の原因を切り分けるか、複数のエージェントが同じ場所を変更したときどう解決するか、どのアクションで人間の判断を挟むか──という運用と統治の判断です。AI エンジニア・アプリ メーカー・データ エンジニア・開発者・DevOps エンジニア・ソリューション アーキテクトに向いた認定です。
エージェントは、指示を受けてから自分で手順を決め、ツールを呼び、ブランチやプルリクエストまで作れるようになりました。速度は上がりますが、「どこまで自動で進ませるか」「何を見れば後から追えるか」「どこで止めるか」を設計していないと、取り消しにくい変更や、原因のわからない失敗が積み上がります。GH-600 は、その設計と運用を担う技術者の力を体系的に示す中級資格です。次の方におすすめです。
- 開発者:エージェントに渡す手順の切り出し方、ツールとアクセス許可の絞り込み、失敗したセッションの読み解き
- テックリード:計画と実行の境界の設計、承認をどこに置くか、リスクを減らさない承認を増やさない判断
- DevOps エンジニア:CI ワークフローからの呼び出し、環境固有の制約の扱い、再試行とロールバックとエスカレーション パスの実装
- 組織の管理者:自律性レベルの割り当て、ポリシーに違反するアクションのブロック、監査可能性の確保
- 複数のエージェントを動かしている方:並列実行のための分離、競合の検出と解決、ワークフローを止めない更新と廃止
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | GH-600(公式学習ガイドの日本語版は「試験 GH-600 の学習ガイド: エージェント AI システムでの開発」) |
| 正式名称 | 認定名と試験名が分かれています。認定名は GitHub Certified: Agentic AI Developer(日本語版の認定ページでは「GitHub 認定: エージェント AI 開発者」)、試験名は Developing in Agentic AI Systems(公式 Study Guide の見出しに 「Study guide for Exam GH-600: Developing in Agentic AI Systems」と記載)です |
| レベル | INTERMEDIATE(中級/公式認定ページの「At a glance」に「Level Intermediate」、日本語版の「概略」に「レベル 中級」と記載) |
| 製品・サブジェクト・ロール | 製品 GitHub / サブジェクト Application development・Artificial intelligence / ロール AI エンジニア・アプリ メーカー・データ エンジニア・開発者・DevOps エンジニア・ソリューション アーキテクト(公式認定ページに記載) |
| 試験時間 | 120 分(公式認定ページに「You will have 120 minutes to complete this assessment.」と記載)。GitHub 認定でこれまでの 100 分ではなく 120 分が設定されているのは GH-600 が初めてです |
| 問題数 | 公式非公表(Microsoft は「Most Microsoft Certification exams typically contain between 40-60 questions; however, the number can vary depending on the exam.」と説明するのみで、GH-600 固有の問題数は公表していません) |
| 合格スコア | 700 / 1000(70%・公式 Study Guide に「A score of 700 or greater is required to pass.」と記載) |
| 受験言語 | 英語のみ (英語受験のみ)(公式認定ページに「This exam is offered in the following languages: English」と記載。日本語での受験はできません。CloudCamp の問題・解説はすべて日本語ですが、本番は英語で出題されます) |
| 受験方法 | Pearson VUE で予約・監督(プロクター)付き(公式認定ページに「Schedule through Pearson Vue」「This exam will be proctored.」「You may have interactive components to complete as part of this exam.」と記載)。なお公式認定ページには「この試験は Microsoft によって提供されますが、試験と関連する認定は GitHub によって維持されます。」と明記されています |
| 受験料 | 公式に金額の記載なし(公式認定ページに「Price based on the country or region in which the exam is proctored.」とのみ記載され、国・地域によって異なります) |
| 再受験 | 不合格の場合、初回受験の 24 時間後から再受験できます(公式認定ページに「You can retake it 24 hours after the first attempt. For subsequent retakes, the amount of time varies.」と記載) |
| 認定の更新 | 公式 Study Guide の「認定資格の更新」に「Microsoft のアソシエイト、エキスパート、および専門認定資格は、毎年有効期限が切れます。 Microsoft Learn で無料のオンライン評価に合格すると、更新できます。」と記載されています。GH-600 固有の更新要件は明記されていないため、受験前に公式でご確認ください |
| 練習アセスメント | 公式に提供なし(公式認定ページ・公式 Study Guide のいずれにも「Practice for the exam」「試験に向けた練習」の節がありません。GH-500 など練習アセスメントがある試験とはここが異なります) |
| 前提資格 | なし(公式認定ページ・公式 Study Guide のいずれにも前提資格の節はありません) |
| 退役日 | なし(現役の試験です。公式認定ページに退役日の記載はありません) |
| 試験中の参照 | 不可(Microsoft は「access to Learn is NOT available on Fundamentals exams or GitHub exams」と説明しており、GH-600 では試験中に Microsoft Learn を参照できません) |
| 提供状況 | 一般提供(GA)。公式認定ページの見出し・短縮タイトルのいずれにもベータを示す (beta) の表記がありません(ベータ中の認定にはこれらすべてに (beta) が付きます) |
GH-600 は公式に 6 つのドメインから出題されます。ウェイトはいずれも幅のあるレンジで公表されています。CloudCamp では 18 / 22 / 12 / 18 / 18 / 12%の配分で計 500 問に割り当てます。この配分は 6 ドメインすべてが公式レンジの内側に収まっており、日本語の公式ドキュメントで裏づけできる分量にも合わせています。出題形式は公式に公表されていないため、CloudCamp では確実に存在する単一選択(4 択・正解 1)と複数選択(5 択・正解 2〜3・完全一致採点)の 2 形式に絞って出題します。
- 計画と実行:エージェントが実行する手順の特定 / 実行とは切り分けた計画の構成 / 構造化された計画の出力と検証
- 承認の境界:確認と承認が済むまでアクションを行わせない構成 / 配信を遅らせない人間の介入の設計
- 設計の型:入力と出力と成功条件の定義 / 一般的なアンチパターンの特定と軽減
- 可観測性:ガードレールを含む自律性の程度の計画と実装 / 標準の開発ツール内で検査できる成果物の生成
- ツール:必要なツールの特定と構成 / ツールのアクセス許可 / ツールセットと許可リストによる絞り込み
- MCP:MCP サーバーのツールとしての追加 / リモート MCP サーバー / MCP レジストリと許可リストの構成
- 環境への統合:実行コンテキストの評価 / リポジトリとブランチ単位のスコープ / CI ワークフローからの呼び出し / 環境固有の制約
- 安全な実行:エラー処理と再試行とロールバック / エスカレーション パス / アクションの追跡性とアカウンタビリティ
- メモリ戦略:短期と長期と外部メモリの選択 / タスクに関連する情報への絞り込み / 有効期限と排除とリセットの規則
- 状態の保持:進行状況と意思決定の永続的な成果物としての記録 / セッションの再開 / 手順の繰り返しの回避
- ずれの管理:長時間の実行中に生じるずれの検出と修正 / 前の決定からの逸脱の防止
- 継続性:ツールと環境をまたいだ状態の共有 / コンテキストの競合の防止 / 古いコンテキストの防止
- 成功条件:予想される結果と運用上の制約の指定 / 評価の基準と開発の意図の整合
- 評価シグナル:定性と定量のシグナルの特定 / 自動スキャン ツールによるシグナルの生成
- 障害分析:ログとプランとトレースと出力と成果物による障害の特定 / 推論の誤りとツールの誤用への根本原因の分類
- チューニング:命令とワークフローと制約の見直し / メモリの使い方の調整 / ツールの使用とアクセスの絞り込み
- 協調:オーケストレーション パターンの適用 / 並列実行のためのエージェントの分離 / 委任とサブエージェント
- 競合:重複するコード変更と重複した作業と矛盾する出力の検出と解決
- 可観測性:レビューと監査に適した成果物の生成 / 主要な決定と引き継ぎの記録 / 動作の事後の分析
- 回復:失敗と部分的な実行と停止の特定 / 劣化した動作への対応 / ロールバックと人間の関与を含む回復
- ライフサイクル:エージェントの追加 / 稼働中のワークフローを止めない更新と置き換え / 監査可能性を保った廃止
- 自律性レベル:運用とセキュリティとコンプライアンスのリスクによるアクションの分類 / 人間の介入の程度の調整
- 基準への適合:組織のセキュリティと責任ある AI の基準を満たす自律性レベルの割り当て
- ガードレール:人間の判断が必要なアクションの特定 / 定義済みのポリシーに違反するアクションのブロック / ファイアウォールと許可リスト
- 最小限の特権:アクセス許可と実行コンテキストのスコープ設定 / 元に戻せない変更への明示的な承認と制御されたパス
- 速度の維持:リスクを大きく減らさない承認を最小限に抑える
| あなたの状況 | 想定勉強時間 | 勉強期間の目安 |
|---|---|---|
| GitHub は使っているがエージェントはほとんど動かしていない | 45〜65 時間 | 1〜2 ヶ月 |
| エージェントにタスクを任せ、セッションの記録を日常的に見ている | 30〜45 時間 | 4〜6 週間 |
| 複数のエージェントの協調やガードレールの設計まで担当している | 18〜28 時間 | 2〜3 週間 |
Microsoft Learn の GH-600 学習ガイドで 6 ドメインの全体像をつかみ、公式ドキュメント docs.github.com の日本語ページで、エージェントの概要・ツールと MCP サーバー・セッションとメモリ・エージェントの管理と追跡・ガードレールとファイアウォールの各章を読み通します。公式学習ガイドの「ドキュメントの検索」に挙がっている項目が、そのまま出題の地図になります。
テスト用のリポジトリでエージェントにタスクを任せ、セッション ログを開いて内部の推論と使われたツールを確認します。ツールのアクセス許可を絞る、MCP サーバーを追加する、ファイアウォールの許可リストを変える、といった設定を実際に効かせて、動きがどう変わるかまで見てください。設定を読んだだけの状態と、効かせて確認した状態では、ドメイン 2 とドメイン 6 の正答率が大きく変わります。
GH-600 は機能名の暗記だけでなく、「この状況でどう設計・対応するのが適切か」を問う判断型が一定割合を占めます。CloudCamp の GH-600 問題集(500 問)は公式 6 ドメインを完全網羅し、正解の決め手と、他の選択肢が「実在するがこの条件には合わない」理由まで解説します。
- 1 周目:全問を解いて解説を熟読
- 2 周目:間違えた問題を再演習
- 3 周目:正答率 85% 以上を目指して総仕上げ
本試験の試験時間は 120 分です。CloudCamp の本番試験形式準拠の模擬試験(60 問・120 分・合格ライン 70%)でペース配分と弱点を確認しましょう。GH-600 の受験は英語のみです。機能名(MCP サーバー・カスタム エージェント・エージェント セッション・サブエージェントなど)は英語と日本語の両方で対応づけておくと、本番で読み違えません。
GH-300(GitHub Copilot)は Copilot を使う側の試験で、補完とチャット、プロンプトの工夫、データの扱いとプライバシーが中心です。GH-600 は同じ Copilot を土台にしながら、エージェントを運用し統治する側を問います。ツールにどこまで許すか、状態をどう残すか、複数のエージェントをどう協調させるかが主題です。Copilot の基本操作に慣れていない方は GH-300 から入ると近道です。
GH-200(GitHub Actions)は CI/CD ワークフローの自動化を扱います。GH-600 のドメイン 2 では「CI ワークフローで呼び出されるようにエージェントを構成する」ことが公式に問われるため、ワークフローの書き方とトリガーの理解はそのまま得点につながります。先に GH-200 を通しておくと、エージェントをどこで走らせるかの判断が腹落ちしやすくなります。
GH-500(GitHub Advanced Security)はコードとシークレットと依存関係の保護を扱います。GH-600 のドメイン 6 で問われる最小限の特権、ポリシーに違反するアクションのブロック、元に戻せない変更への明示的な承認といった考え方は地続きです。セキュリティの統制に不安がある方は GH-500 を先に通しておくと、ガードレールの設計がぐっと理解しやすくなります。
- Copilot の利用経験が浅い方:GH-300 → GH-600
- ワークフローから固めたい方:GH-200 → GH-600
- 統制と監査から入りたい方:GH-500 → GH-600(ガードレールの設計へ)
