AZ900-Cloud#31-3
注: この問題は、同じ前提を持つ一連の問題の一部です。それぞれの問題には異なる解決策が提示されます。
前提
ある製造業企業の Azure VM 上で稼働する基幹業務システムが、リージョン障害時にも 4 時間以内 (RTO) に復旧でき、データ損失は最大 1 時間以内 (RPO) という DR 要件を持っています。コストは可能な限り抑えたいです。
解決策
バックアップを別リージョンの Storage Account に取り、障害時は手動でリストアする。
この解決策は目的を満たしますか?
解説
【判定: いいえ】の理由
バックアップから手動リストアする方式は RPO 1 時間は可能でも、RTO 4 時間以内の達成は実務上困難です。VM 再構築 / VNet / NSG / IP 再構成 / アプリ デプロイ / DB リストア / 動作確認の一連の手動作業が必要で、複雑なシステムでは 8〜24 時間以上を要し、本問の RTO 要件と整合しません。
【「はい」が違う理由】
ASR は VM 構成 / IP マッピング / レプリカ ディスクを DR リージョン側にすでに保持しており、フェイルオーバー実行から動作確認まで 30 分〜数時間で完了します。バックアップ + 手動リストアは日次バックアップ + 数日 RTO 許容のシナリオ向けで、監査要件や論理エラー復旧として並行運用するのが定石です。

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