AZ900-Cloud#3-1
注: この問題は、同じ前提を持つ一連の問題の一部です。それぞれの問題には異なる解決策が提示されます。
前提
ある急成長 SaaS 企業が 月 5,000 万円規模で Azure を利用しており、無計画な拡大でコスト効率が低下しています。CFO から FinOps 体制の導入と継続的なコスト最適化を求められています。
解決策
Azure Cost Management のダッシュボードで全 Subscription を可視化し、Tag ベースで部門別の実コストを毎月レビューする。
この解決策は目的を満たしますか?
解説
【正解: はい】の理由
これは FinOps Foundation が提唱するフレームワークのうち、可視化を担う Inform フェーズの典型的な実装です。Azure Cost Management のダッシュボードで全サブスクリプションのコストを可視化し、タグを使って部門別に実コストを分解して毎月レビューすることは、あらゆるコスト最適化活動の出発点になります。何にいくらかかっているかを継続的に把握できて初めて、無駄の特定や最適化の意思決定が可能になるためです。タグによる部門別の分解は、各部門に自分たちのコストを意識させ、コスト オーナーシップを醸成する効果もあります。CFO が求める FinOps 体制の導入と継続的なコスト最適化の基盤として不可欠なステップであり、設問の目的に沿った適切な取り組みです。
【不正解の選択肢の場合】
Cost Analysis のフィルタや Workbooks / Power BI コネクタで CFO 向けダッシュボードも容易に作成できます。タグ強制は Azure Policy の Require a tag and its value で Audit / Deny を整備すれば運用可能で、FinOps 体制構築の基盤フェーズとして要件を満たします。

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