AZ900-Cloud#3-3
注: この問題は、同じ前提を持つ一連の問題の一部です。それぞれの問題には異なる解決策が提示されます。
前提
ある急成長 SaaS 企業が 月 5,000 万円規模で Azure を利用しており、無計画な拡大でコスト効率が低下しています。CFO から FinOps 体制の導入と継続的なコスト最適化を求められています。
解決策
安定稼働する本番ワークロードに Reservations / Savings Plan を購入し、開発 / バッチには Auto-shutdown と Spot を組み合わせる。
この解決策は目的を満たしますか?
解説
【正解: はい】の理由
これは FinOps における最適化 (Optimize) フェーズの典型的なベスト プラクティスです。安定して稼働し続ける本番ワークロードには Reservations や Savings Plan を購入し、一定期間の利用をコミットすることで大幅な割引を得られます。常時起動が不要な開発環境には Auto-shutdown を設定し、夜間や休日のアイドル時間の課金を削減できます。中断が許容されるバッチ処理には Spot VM を使えば、余剰キャパシティを安価に利用でき最大 90% 近い割引が可能です。ワークロードの特性ごとに最適な購入・稼働形態を使い分けることで、全体で大きなコスト削減を実現できます。継続的なコスト最適化を求める CFO の要件に沿った適切な取り組みであり、目的を満たします。
【不正解の選択肢の場合】
単発実施ではなく、Policy で Auto-shutdown 必須化やタグ強制、Reservations 定期見直し、Spot 利用率モニタリングを運用プロセスに組み込めば組織文化として定着します。月 5,000 万円規模なら年間数千万円の削減効果が期待でき、要件を満たします。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | Azure Cost Management のダッシュボードで全 Subscription を可視化し、Tag ベースで部門別の実コストを毎月レビューする。 | はい |
| 問2 | Azure Advisor のコスト推奨を四半期ごとに無視する。 | いいえ |
| 問3 | 安定稼働する本番ワークロードに Reservations / Savings Plan を購入し、開発 / バッチには Auto-shutdown と Spot を組み合わせる。 | はい |

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