AZ400-PRC#3
あるエンタープライズは、開発と運用が分断された「サイロ化」を解消し、DevOps 文化を醸成したいと考えています。次の要件を満たす施策として適切なものを 2つ 選択してください。
要件: (1) 開発と運用が共通の目標と指標に責任を持つ、(2) 障害から組織的に学習し再発を防ぐ。
2 つ選択してください
解説
【正解: A / B】の理由
開発と運用のサイロ化を解消するには、両者が同じ目標と指標に共同で責任を負い、障害から組織として学ぶ文化を根づかせることが重要です。開発・運用・QA を含む機能横断チームを編成し、サービスの SLO/SLI など共通の指標に対して共同で責任を負わせることは、部門間の責任の分断を解消し、共通目標への当事者意識を生む DevOps 文化の中核です (B)。また本番障害に対して非難を伴わない(ブレームレス)ポストモーテムを実施し、得られた是正策をバックログ化して追跡することは、個人への非難ではなくシステムの改善に焦点を当て、障害から組織的に学習して再発を防ぐ実践です (A)。この2つが、共通の目標・指標への共同責任と障害からの組織学習という要件を直接満たします。
【他選択肢が違う理由】
- C: 運用を専任部門に集約し開発者を本番から完全に切り離す方式は、責任の分断を固定化してサイロ化を強める従来型の運用であり、共同責任という要件に反します。
- D: デプロイ承認を個人の口頭承認に一本化し変更履歴を各自のメールで管理する方式は、追跡可能性と再現性を損ない、共通指標による統制にもなりません。
- E: 失敗したデプロイの担当者を個人評価に反映する手法は非難の文化を生み、インシデントの隠蔽を招くため、ブレームレスな組織学習に逆行します。

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