AIF-C01#76(fundamentals-ai-ml)

AIF-C01#76(fundamentals-ai-ml)
ある金融機関が、クレジットカード取引における潜在的な不正ケースをフラグ立てする(印をつける)不正検出システムを開発しています。従業員は、フラグが立てられた不正ケースを評価します。この企業は、実際には不正ではないのにフラグが立てられたケース(誤検知)を従業員がレビューする時間を最小限に抑えたいと考えています。 この要件を満たす評価指標はどれですか?

正解:C

正解の根拠

適合率 (Precision) は「不正と予測したケースのうち実際に不正だった割合」を表し、誤検知 (False Positive) を抑えたいケースに最適な評価指標です。本シナリオは従業員のレビュー時間を最小化したい、つまり誤フラグを減らしたい要件のため Precision を重視します。SageMaker Clarify や Model Monitor で算出可能です。

主要評価指標の比較

指標意味
Precision陽性予測の正確さ (誤検知抑制)
Recall真陽性の捕捉率 (見逃し抑制)
Accuracy全予測の正答率 (不均衡に弱い)
Lift Chartマーケ用の効果測定図

不正解の理由

  • A: Recall は見逃し (False Negative) を抑える指標で、誤検知レビュー時間の最小化という本要件には合致しません。
  • B: Accuracy は全体正答率で、不正検知のように陽性が稀なクラス不均衡データでは指標として誤導的になります。
  • D: Lift Chart はマーケティングでターゲット効果を可視化する図で、誤検知率を直接最適化する指標ではありません。

参考:SageMaker Clarify Model Monitor


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