Question#19(AZ-204)
セキュリティポリシーが満たされていることを確認する必要があります。
ConfigureSSE.ps1 の CS07 行目に追加するコードはどれですか?(2つ選択)
正解:D
Azure Storage の暗号化(SSE)で自前のキー(Azure Key Vault に保管されたキー)を使用する場合、Storage アカウント(のマネージド ID)に対して、Key Vault 上のキーを操作する特定の権限を与える必要があります。
1. なぜ "Keys" なのか
暗号化に使用するのは「キー(Key)」です。証明書(Certificates)ではないため、選択肢 B と C は除外されます。
2. なぜ "wrapkey, unwrapkey, get" なのか
Azure Storage がカスタマーマネージドキーを使用してデータを暗号化するプロセス(エンベロープ暗号化)では、以下の操作が行われます。
get: Key Vault からキーの情報を取得します。
wrapkey: データを暗号化するための「データ暗号化キー(DEK)」を、Key Vault にある「キー暗号化キー(KEK)」でラップ(暗号化)します。
unwrapkey: データを復号するために、ラップされたデータ暗号化キーを解除(復号)します。
Azure Storage は、ストレージ内のデータを直接暗号化・復号(encrypt/decrypt)するために Key Vault のキーを使うのではなく、**「鍵を保護する鍵(KEK)」**として Key Vault のキーを利用するため、wrapkey と unwrapkey の権限が必須となります。
3. セキュリティポリシーの観点(最小権限)
create(作成)権限は、ストレージアカウントがキー自体を新しく作る必要はないため、最小権限の原則に基づき不要です。したがって、暗号化運用に必要な最小限の権限セットである wrapkey, unwrapkey, get が正解となります。

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