SAP-C02#2(complexity)
ある製造企業は AWS Control Tower でランディングゾーンを構築しており、Account Factory で新規アカウントを払い出しています。事業部から「Production OU 配下のアカウントでは ap-northeast-1 と us-east-1 以外のリージョンを使用禁止にしたい」という要望があります。既存の予防的コントロールを最小限の変更で実現する方法はどれですか。
正解:B
正解の根拠
SCP (Service Control Policy) は予防的コントロールであり、Organizations 配下のアカウントで実行される API 呼び出しそのものを拒否できます。aws:RequestedRegion 条件キーで許可リージョンを定義し、IAM や Route 53 などのグローバルサービスを NotAction で除外することがベストプラクティスです。
{
"Effect": "Deny",
"NotAction": ["iam:*","route53:*","cloudfront:*","support:*"],
"Resource": "*",
"Condition": {
"StringNotEquals": {
"aws:RequestedRegion": ["ap-northeast-1","us-east-1"]
}
}
}不正解の理由
- A: IAM ポリシーは個別ユーザーやロールに対する許可制御で、ルート資格情報やアカウント横断の包括拒否には不向きです。
- C: 発見的コントロールは事後対応のため、リソースが一時的に作成されてしまい予防になりません。
- D: VPC エンドポイントポリシーは VPC 経由の特定 API のみが対象で、コンソールや外部からの呼び出しは制限できません。

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