SAP-C02#3(improvement)
ある製造企業は、画像解析パイプラインを Amazon EC2 のオートスケーリンググループで稼働させています。ジョブはステートレスで処理が中断されても再実行可能であり、処理完了までの SLA は 24 時間と緩やかです。一方、夜間バッチでは大量の処理が必要となります。財務部門はコンピュートコストを最大限削減することを求めています。運用負荷を抑えてコスト最適化を実現する戦略はどれですか。
正解:C
正解の根拠
ステートレスかつ中断可能なバッチワークロードでは、Spot Instances により最大 90% のコスト削減が可能です。EC2 Fleet で複数のインスタンスタイプを指定し、capacity-optimized 配分戦略を採用することで中断率を最小化できます。SQS と組み合わせて中断時にジョブを再キューイングすれば、フォールトトレラントなパイプラインが構築できます。
| 方式 | 削減率 | 耐中断性 |
|---|---|---|
| Spot + EC2 Fleet + SQS | 最大 90% | 高 (再キュー) |
| 100% Spot ASG | 最大 90% | 中 (再キュー機構なし) |
| RI ピーク容量 | 最大 40% | 不要 |
不正解の理由
- A: 100% Spot 構成自体は良いですが、中断時のジョブ再実行機構がなく失敗リスクが残ります。
- B: 画像解析は Lambda の 15 分制限に収まらない場合があり、書き換え工数も大きくなり改善になりません。
- D: ピーク分の RI は夜間以外に遊休となり、Spot より高コストで運用負荷も増えます。
参考:EC2 Fleet

コメント