SC-401 は、Microsoft Purview を使って Microsoft 365 の機密データを保護し、情報セキュリティを実装・運用する力を問う Associate 認定試験です。機密情報の種類 (SIT)・カスタム SIT・正確なデータ一致 (EDM)・ドキュメント フィンガープリント・トレーニング可能な分類子によるデータ分類、秘密度ラベルと発行ポリシー・自動ラベル付けポリシー、情報保護クライアントとスキャナー、データ損失防止 (DLP) ポリシーとエンドポイント DLP、保持ラベル・保持ポリシー・アダプティブ ポリシー スコープ、インサイダー リスク管理、Microsoft Purview 監査と電子情報開示、そして AI 用のデータ セキュリティ体制管理 (DSPM) までが正面から評価されます。CloudCamp では公式 3 つのドメインに沿って、500 問 規模のオリジナル問題で体系的に習得できます。Microsoft Learn 公式図・PowerShell のコード演習・豊富な比較表を備えた演習、実務を模したケーススタディ(連問)、本番試験形式準拠の模擬試験を提供します。なお SC-401 は日本語で受験できます(公式認定ページに「この試験は、次の言語で提供されます。英語, ポルトガル語 (ブラジル), フランス語, ドイツ語, 日本語, 簡体中国語, スペイン語」と記載・日本語を含む 7 言語)。前提資格は不要で、出題範囲の基準日は 2026 年 7 月 28 日です。
試験時間 100 分は本番と同じ公式値です。本番の問題数は公式に公表されていません
有料会員限定機能です
SC-401 は、Microsoft Purview と関連サービスを使って機密データの情報セキュリティを計画・実装する能力を証明する Associate 認定資格です。公式の対象者像では、Microsoft 365 が管理するコラボレーション環境内のデータを内部および外部の脅威から保護し、AI サービスによって使用されるデータを保護することでリスクを軽減する責任を負う役割が示されています。加えて、情報保護・データ損失防止・保持・インサイダー リスク管理の実装と、情報セキュリティのアラートとアクティビティの管理も担当領域です。ガバナンス・データ・セキュリティを担当する他のロールと連携して組織の情報セキュリティとリスク削減の目標に対処するポリシーを評価・開発し、ワークロード管理者・ビジネス アプリケーション所有者・ガバナンスの利害関係者と共同で技術ソリューションを実装する立場が想定されています。前提知識としては、すべての Microsoft 365 サービス・PowerShell・Microsoft Entra・Microsoft Defender ポータル・Microsoft Defender for Cloud Apps への習熟が求められます。
生成 AI の業務利用が広がり、社内データが「どこにあり、誰が触れ、AI に何が渡るか」を説明できることが企業の必須要件になりました。機密情報の分類と秘密度ラベル、DLP による持ち出し制御、保持と処分、インサイダー リスクの検知、そして AI 用の DSPM による可視化まで、情報セキュリティ管理者が担う範囲は年々広がっています。SC-401 はこの領域を Microsoft Purview の実装と運用に落とし込んで評価する Associate 認定で、公式の 65 の出題箇条のうち約 85% が Configure / Implement / Manage といった運用・実装の動詞で始まる、実務直結の試験です。なお Microsoft Purview の情報保護とコンプライアンスを扱っていた SC-400(Microsoft Certified: Information Protection and Compliance Administrator Associate)は公式認定ページに「Retirement Date 05/30/2025」「This certification and the renewal assessment are retired.」と記載され、すでに退役しています。この領域で現役の Associate 認定が SC-401 です。次の方におすすめです。
- Microsoft 365 の運用担当:秘密度ラベルと DLP の設計・展開を体系化
- 情報システム部門の担当者:分類・保持・処分のライフサイクル管理を証明
- コンプライアンス・法務と連携する担当者:Purview 監査と電子情報開示の実務を習得
- 内部不正対策の担当者:インサイダー リスク管理のポリシーと調査フローを整理
- 生成 AI の導入を進める担当者:AI 用の DSPM と AI サービスのデータ保護をまとめて把握
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | SC-401(Administering Information Security in Microsoft 365 / 公式 Study Guide 日本語版は「試験 SC-401 の学習ガイド: Microsoft 365 での情報セキュリティの管理」) |
| 正式名称 | Microsoft Certified: Information Security Administrator Associate(Microsoft 認定: 情報セキュリティ管理者アソシエイト) |
| レベル | ASSOCIATE(アソシエイト・Intermediate / 公式認定ページ日本語版の「概略」に「レベル 中級」と記載) |
| 試験時間 | 100 分(公式認定ページに「You will have 100 minutes to complete this assessment.」/日本語版に「この評価を完了するまで、100 分 あります。」と記載) |
| 合格スコア | 700 / 1000(70%・公式 Study Guide に「A score of 700 or greater is required to pass.」/日本語版に「合格するには、700 以上のスコアが必要です。」と記載) |
| 受験言語 | 日本語を含む 7 言語(公式認定ページに「This exam is offered in the following languages: English, Portuguese (Brazil), French, German, Japanese, Chinese (Simplified), Spanish」/日本語版に「この試験は、次の言語で提供されます。英語, ポルトガル語 (ブラジル), フランス語, ドイツ語, 日本語, 簡体中国語, スペイン語」と記載) |
| 受験方法 | Pearson VUE で予約・監督(プロクター)付き(公式認定ページに「Schedule through Pearson Vue」「This exam will be proctored.」「You may have interactive components to complete as part of this exam.」/日本語版に「Pearson Vue を使用してスケジュールを設定する」「この試験には監督官がいます。」「この試験の一環として対話型コンポーネントを完了しなければならない場合があります。」と記載)。受験料は「試験が監督されている国または地域に基づく価格。」と記載され、国・地域によって異なります |
| 認定有効期間 | 毎年の更新が必要(公式 Study Guide に「Microsoft associate, expert, and specialty certifications expire annually. You can renew by passing a free online assessment on Microsoft Learn.」/日本語版に「Microsoft のアソシエイト、エキスパート、および専門認定資格は、毎年有効期限が切れます。Microsoft Learn で 無料 オンライン評価に合格することで更新できます。」と記載。公式認定ページ日本語版にも「Microsoft Learn でのオンライン評価に合格すれば、無料で認定資格を更新することができます。」と記載) |
| 練習アセスメント | 公式に提供あり(公式認定ページの「Practice for the exam」に「Take the practice assessment」/日本語版の「試験に向けた練習」から受験) |
| 公式トレーニング | あり(公式 Study Guide の「Get trained」に「Choose from self-paced learning paths and modules or take an instructor-led course」と記載) |
| 前提資格 | なし(公式認定ページ・公式 Study Guide のいずれにも前提資格の記載はありません) |
| 退役日 | なし(現役の試験です。公式認定ページに退役日の記載はなく、Microsoft Learn の退役した資格情報の一覧にも SC-401 の記載はありません) |
| 推奨経験 | すべての Microsoft 365 サービス、PowerShell、Microsoft Entra、Microsoft Defender ポータル、Microsoft Defender for Cloud Apps への習熟(公式 Study Guide の対象者像に記載) |
| 製品とロール | Microsoft 365 Security Center / 管理者(公式認定ページの「At a glance」に「Product Microsoft 365 Security Center」「Role Administrator」「Subject Information protection and governance」と記載) |
| 出題範囲の基準日 | 2026 年 7 月 28 日現在(公式 Study Guide に「Skills measured as of July 28, 2026」/日本語版に「2026年7月28日現在のスキル」、公式認定ページに「Last Updated 07/28/2026」と記載) |
SC-401 は公式に 3 つのドメインから出題されます。CloudCamp では公式 3 ドメイン (情報保護の実装 / データ損失の防止と保持の実装 / リスク、アラート、アクティビティの管理) を、計 500 問で完全網羅し実戦力を仕上げます。すべてのドメインで本番準拠の形式(単一選択 / 複数選択 / Yes/No シリーズ / HOTSPOT / ドロップダウン / ドラッグ&ドロップ(並べ替え・マッチング)/ ケーススタディ)を網羅し、Microsoft Learn 公式図・PowerShell のコードブロック・豊富な比較表で直感的に理解できます。
- データ分類の実装と管理:組織のデータに関する機密情報の要件の特定と、組み込みまたはカスタムの機密情報の種類 (SIT) への変換 / カスタム SIT の作成と管理 / ドキュメント フィンガープリント / 正確なデータ一致に基づく機密情報の種類 (EDM) / トレーニング可能な分類子 / データ エクスプローラーとコンテンツ エクスプローラーによる分類とラベル使用状況の監視 / 機密情報の種類に対する光学式文字認識 (OCR) のサポート
- 秘密度ラベルの実装と管理:秘密度ラベルを管理するためのロールとアクセス許可 / 項目とコンテナーの秘密度ラベルの定義と作成 / 保護設定とコンテンツ マーキング / 発行ポリシーと自動ラベル付けポリシー / Microsoft Teams・Microsoft 365 グループ・Microsoft Power BI・Microsoft SharePoint などのコンテナーへの適用 / Microsoft Defender for Cloud Apps による秘密度ラベルの適用
- Windows・ファイル共有・Exchange の情報保護:Microsoft Purview Information Protection クライアントの計画と実装・クライアントによるファイルの管理 / 情報保護スキャナーによるオンプレミス データの一括分類 / Microsoft Purview Message Encryption と Advanced Message Encryption の設計と実装
- DLP ポリシーの作成と構成:組織の要件に基づくデータ損失防止ポリシーの設計 / DLP のロールとアクセス許可 / DLP ポリシーの作成と管理 / アダプティブ保護のための DLP ポリシー / ポリシーとルールの優先順位の解釈 / DLP ポリシーを使用した Microsoft Defender for Cloud Apps のファイル ポリシー
- エンドポイント DLP の実装と監視:エンドポイント DLP のデバイス要件(拡張機能を含む)/ デバイス向けの高度な DLP ルール / エンドポイント DLP 設定 / Just-In-Time 保護 / エンドポイント アクティビティの監視
- 保持の実施と管理:保持ラベルによる情報の保持と処理の計画 / アダプティブ ポリシー スコープの作成・構成・管理 / データ ライフサイクル管理用の保持ラベル / ラベルを発行・自動適用する保持ラベル ポリシー / ポリシー参照を含む優先順位の結果の解釈 / 保持ポリシーの作成と構成 / Microsoft 365 で保持されているコンテンツの回復
- インサイダー リスク管理:ロールとアクセス許可 / コネクタの計画と実装 / Microsoft Defender for Endpoint との統合 / 設定の構成と管理 / ポリシー インジケーター / 適切なポリシー テンプレートの選択 / ポリシーの作成と管理 / フォレンジック証拠の設定 / アダプティブ保護のためのインサイダー リスク レベル / アラートとケースの管理 / 通知テンプレートを含むワークフローの管理
- 情報セキュリティのアラートとアクティビティ:Microsoft Purview 監査 (Premium) のユーザー ライセンス割り当てとアクティビティの調査 / 監査保持ポリシー / アクティビティ エクスプローラーによる Purview アクティビティの分析 / Microsoft Purview ポータルでの DLP アラート対応とインサイダー リスク アクティビティの調査 / Microsoft Defender XDR での Purview アラートへの応答 / Defender for Cloud Apps のファイル ポリシー アラートへの応答 / 電子情報開示 (eDiscovery) による検索
- AI サービスによって使用されるデータの保護:AI サービスを使用する環境でコンテンツを保護するための Microsoft Purview のコントロール / Microsoft 365 の生産性ワークロードへの制御の実装 / AI 用のデータ セキュリティ体制管理 (DSPM) の前提条件・ロールとアクセス許可・ポリシー構成・アクティビティの監視
| あなたの状況 | 想定勉強時間 | 勉強期間の目安 |
|---|---|---|
| 情報保護 / コンプライアンスの実務が浅い(Microsoft 365 の基礎から始める) | 80〜110 時間 | 3〜4 ヶ月 |
| Microsoft 365 の運用経験あり(Purview は一部のみ) | 55〜75 時間 | 2〜3 ヶ月 |
| Microsoft Purview の運用実務経験あり | 30〜45 時間 | 3〜6 週間 |
公式 Study Guide で 3 ドメインの Skills measured を確認し、情報保護、データ損失防止と保持、リスク・アラート・アクティビティの管理の全体像を把握します。SC-401 は日本語で受験できますが、Study Guide は英語版が先に更新されるため、英語版の基準日(2026 年 7 月 28 日)も併せて確認しておくと安心です。用語は Microsoft Purview の製品ドキュメントで裏取りしましょう。
試用テナントで、カスタム機密情報の種類と EDM の作成、トレーニング可能な分類子、秘密度ラベルの作成と発行ポリシー・自動ラベル付けポリシー、DLP ポリシーとエンドポイント DLP、保持ラベルと保持ポリシー、アダプティブ ポリシー スコープ、インサイダー リスク管理のポリシー、監査の検索、AI 用の DSPM を一通り構成します。Microsoft Purview ポータルで行った操作を Security & Compliance PowerShell でも再現できるようにすると得点が安定します。
SC-401 は「要件に対して適切な分類手段・ポリシー・アクションを選ぶ」実践型の問題が中心。CloudCamp の SC-401 問題集(500 問)はオリジナル問題で公式 3 ドメインを完全網羅し、ケーススタディ・公式図・PowerShell・比較表で運用判断を鍛えられます。
- 1 周目:全問を解いて解説と図表・コマンドを熟読
- 2 周目:間違えた問題とケーススタディ・コード問題を再演習
- 3 周目:正答率 85% 以上を目指して総仕上げ
本試験は 100 分で、ケーススタディを含む複数の出題形式が混在します。CloudCamp の本番試験形式準拠の模擬試験(当サイト模試:60 問・100 分)で、ケーススタディを含むペース配分と弱点を確認しましょう。日本語で受験する場合も、公式 Study Guide の英語表記で製品名と用語を最終確認しておくと、訳ゆれのある設問に迷いません。
SC-900 は Microsoft のセキュリティ・コンプライアンス・ID の全体像を Fundamentals レベルで押さえる入門資格です。Microsoft Purview の位置づけ、情報保護とデータ ライフサイクル管理の考え方、コンプライアンス機能の全体像といった、SC-401 でも土台になる用語をここで整理できます。Purview が初めての方は SC-900 で全体像をつかんでから SC-401 に進むと、Purview ポータルの設定画面が理解しやすくなります。
どちらも Associate 認定ですが、守る対象が異なります。SC-401 は Microsoft Purview でデータそのものを分類し、持ち出しを防ぎ、保持と処分まで管理する側、SC-200 は Microsoft Sentinel と Microsoft Defender XDR で「発生したインシデントを検出・調査・対応する」脅威運用側です。ただし SC-401 にも「Microsoft Defender XDR で Purview アラートに応答する」が公式箇条として含まれており、両者は Defender ポータルで接続します。情報管理の担当者は SC-401、SOC の担当者は SC-200 が適しています。
SC-100 は Expert 認定で、事業要件と規制要件からセキュリティ機能の組み合わせと優先順位を決める設計の試験です。SC-401 は担当領域の実装と運用を問います。なお SC-100 の公式認定ページに記載された前提資格は「Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate」「Microsoft Certified: Security Operations Analyst Associate」「Microsoft Certified: Cloud and AI Security Engineer Associate」の 3 つで、SC-401 はこの前提資格には含まれていません。SC-100 を目指す場合は SC-300 / SC-200 / SC-500 のいずれかが必要ですが、SC-401 で身につくデータ保護の実装力は、SC-100 の「データとアプリケーションを保護する戦略の設計」を読み解くうえで直接役立ちます。
- セキュリティの入口から:SC-900 → SC-401
- データ保護と ID を両輪で固める:SC-401 + SC-300
- データ保護から脅威運用へ広げる:SC-401 → SC-200
- Expert を目指す:SC-401 → SC-300 または SC-200 → SC-100
