AB-620 は、Microsoft Copilot Studio で AI エージェントを設計し、企業のシステムやナレッジとつないで運用に乗せるためのアソシエイト級の試験です。公式 Study Guide の 3 ドメインに沿って 500 問を配分し、計画・統合・テストと管理の構成判断を日本語で固められます。
本番の合格スコアと問題数は公式に公表されていません
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AB-620 は、Microsoft Copilot Studio を中心に AI エージェントを設計・構築し、企業のデータやシステムと統合して運用するエンジニアを認定する試験です。エージェント ソリューションの計画、トピックとエージェント フローの構成、ナレッジ ソースとツールの接続、マルチエージェント連携、Azure との統合、そして評価と ALM までを一気通貫で問われます。
生成 AI の導入は「チャットを置く」段階から「業務のフローに組み込む」段階へ移りました。エージェントが自分で手順を選び、社内のナレッジを参照し、必要なら人の承認を挟んで処理を進める形が標準になりつつあります。AB-620 は、その仕組みを Copilot Studio という具体の道具で組み立て、テストと配布まで含めて運用に載せる力を測ります。受験言語に日本語が含まれるため、日本語で学んでそのまま受験できる点も実務者に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | AB-620(Designing and Building Integrated AI Agent Solutions in Copilot Studio / 試験 AB-620: Copilot Studio での統合 AI エージェント ソリューションの設計と構築) |
| 正式名称 | Microsoft Certified: AI Agent Builder Associate(Microsoft 認定: AI エージェント ビルダー アソシエイト) |
| レベル | Intermediate(公式日本語ページは「中級」) |
| 合格スコア | 公式の認定ページ・試験ページには合格スコアの記載がありません |
| 試験時間 | 120 分(公式認定ページに「You will have 120 minutes to complete this assessment.」と記載) |
| 問題数 | 公式に公表されていません |
| 受験言語 | 日本語で受験できます(2026 年 9 月現在。公式認定ページに英語・アラビア語・簡体中国語・繁体中国語・フランス語・ドイツ語・インドネシア語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語の 13 言語と記載) |
| 退役日 | なし(現役の試験です。公式の認定ページ・学習ガイドの英語版と日本語版を全文走査しても退役の記載はありません) |
| 前提資格 | なし(公式認定ページ・公式 Study Guide のいずれにも前提資格の記載はありません) |
| 受験方法 | Pearson VUE で予約・監督(プロクター)付き(公式認定ページに「Schedule through Pearson Vue」と記載) |
| 受験料 | 受験する国または地域によって異なります(公式認定ページに「Price based on the country or region in which the exam is proctored」と記載。金額の記載はありません) |
| 出題範囲の版 | 2026 年 4 月 21 日更新(公式 Study Guide に「Last updated on 2026-04-21」と記載) |
エージェント ソリューションを計画する・Copilot Studioでのエージェント フローの作成と監視・トピックの構成 の 3 本のサブ目標で構成されます。公式 Study Guide の箇条に 1 対 1 で対応させて出題します。
エンタープライズナレッジソースに接続する・エージェントにツールを追加する・Copilot Studioからマルチエージェント コラボレーションを構成する・エージェントとAzureを統合する の 4 本のサブ目標で構成されます。公式 Study Guide の箇条に 1 対 1 で対応させて出題します。
エージェントのパフォーマンスを評価する・Copilot Studioでエージェントのアプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) を実装する の 2 本のサブ目標で構成されます。公式 Study Guide の箇条に 1 対 1 で対応させて出題します。
| 出発点 | 想定時間 | 進め方 |
|---|---|---|
| Copilot Studio でエージェントを作った経験がある | 50〜80 時間 | 統合と拡張(D2)を重点的に。計画(D1)は差分の確認から |
| Power Platform や他の Dynamics 365 アプリの経験がある | 90〜120 時間 | トピックとエージェント フローの構成に時間を割く。ナレッジ ソースとツールの違いを先に固める |
| 生成 AI の運用側から学び始める | 140〜180 時間 | 計画(D1)から順に。実際に Copilot Studio を触って用語と画面をそろえる |
社内向けか社外向けか、どの業務を任せるのかで、必要な識別の方針もチャネルも変わります。ここが曖昧だと、以降のトピック設計で「どこまで自動化するか」を決められなくなります。
配点が最も大きい領域につながる土台です。トピックの起動のしかた、エージェント フローの作成と監視、人の確認を挟む形、エラー処理、アダプティブ カードまでを対比で覚えます。
「知識として参照させる」のか「動作として呼び出す」のかで、つなぐ先も設定も変わります。エンタープライズのナレッジ ソースへの接続と、コネクターや呼び出しの窓口によるツールの追加を、要件から選ぶ形で押さえます。
1 つのエージェントで抱えきれない仕事を、子エージェントや委任でどう分けるか。Microsoft Foundry と組み合わせる場面はどこか。境界の引き方が問われます。
テスト セットを作って評価を回し、結果の読み取り方を身につけます。そのうえでソリューション・環境変数・パイプラインによる配布までを通すと、運用の全体像がつながります。
AB-100 は AI とエージェントを業務全体に組み込むアーキテクト向けのエキスパート級で、AB-620 は Copilot Studio で実際にエージェントを作るアソシエイト級です。手を動かす側から入るなら AB-620 が先になります。
AB-250 は Dynamics 365 Contact Center という業務領域にエージェントを組み込む試験で、AB-620 はエージェントそのものの作り込みが中心です。語彙は重なりますが、問われる課題はほとんど重なりません。AB-250 は英語のみの受験ですが、AB-620 は日本語でも受験できます。
AB-900 は Microsoft 365 Copilot とエージェントの管理を扱う基礎級です。用語の土台づくりには向きますが、Copilot Studio での構築そのものは AB-620 の範囲です。
- エージェントを作る側から:AB-620 → AB-100
- まず全体像から:AB-900 → AB-620
- Power Platform の経験がある:PL-900 → AB-620
- コンタクト センターの実装も担う:AB-620 → AB-250
