📋 AZ-700 Core 142 問 再構成完了 (8 フィードバック対応)
multi 選択肢 3 個ルール、hsdd 3 行ルール、drag_match 10 問新規、hotspot 単一 5 問新規、yesno シリーズ 9 series (27 posts)、画像/コード問題追加。VARONTO 様にブラウザでの品質確認をお願いします。
🟡 single_choice (4 択 1 答) (60 問)
AZ700-CORE#244 (pid=29802)
次の ExpressRoute トポロジ図を見て、構成として正しい記述はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
本構成は ExpressRoute Standard でも動作する典型的な Hub-Spoke + ER パターン。Hub VNet に ER Gateway をデプロイし、Spoke VNet は VNet ピアリング (Use remote gateways = true) を介して Hub の Gateway を借用してオンプレに到達します。Spoke 自身は ER Gateway を持たない (コスト効率)。
【トラフィック フロー】
- Spoke A VM → Spoke A デフォルト ゲートウェイ
- VNet ピアリング経由で Hub VNet へ
- Hub の ER Gateway 経由 (Use remote gateways)
- ER Circuit → Provider → オンプレ機器
- BGP で動的に伝播された経路に基づきルーティング
【他選択肢が違う理由】
- B. Spoke が直接 ER 接続: 不可。ER Connection は VNet ごとに必要ですが、Hub-Spoke では Hub のみ Connection を持つのが標準です。Spoke は VNet ピアリング経由で利用します。
- C. BGP 不要: ER Private Peering では BGP が必須です。Customer ASN を指定して BGP セッション確立。
- D. Premium 必須: 同一 region (East Asia) 内の VNet 接続なら Standard で十分。Premium は global region 接続や Global Reach 等の追加機能向け。
【参考】
AZ700-CORE#243 (pid=29801)
次の Hub-Spoke ネットワーク構成図を見て、Spoke A の VM (10.1.1.5) からインターネットへの通信経路として正しいものはどれですか? Spoke A サブネットには UDR で 0.0.0.0/0 → 10.0.1.4 (Azure Firewall プライベート IP) が設定されています。
解説
【正解: A】の理由
UDR (User-Defined Route) は VNet の System Default ルートより優先されます。Spoke A サブネットに 0.0.0.0/0 → 10.0.1.4 の UDR が設定されているため、VM のすべてのアウトバウンドが Azure Firewall (10.0.1.4) を経由し、Firewall が Public IP で SNAT 後 インターネットへ送信されます。これが Forced Tunneling パターン。
【経路詳細】
- VM (10.1.1.5) → サブネット デフォルト ゲートウェイ (10.1.1.1)
- UDR 適用: 0.0.0.0/0 → 10.0.1.4 (Virtual appliance)
- Spoke ↔ Hub ピアリング経由で Hub VNet へ
- Hub の Azure Firewall (10.0.1.4) 到達
- Firewall ルール検査
- Firewall の Public IP で SNAT
- Internet 送信
【他選択肢が違う理由】
- B. UDR 無視: UDR が設定されていれば System Default より優先される。
- C. Hub Public IP 直接: VM 自体は Hub Public IP に直接アクセスできず、Firewall 経由が必要。
- D. VPN Gateway 経由: VPN Gateway はオンプレ接続用、Internet 経由ではない。
【参考】
AZ700-CORE#242 (pid=29800)
次の Bicep テンプレートで Application Gateway WAF_v2 SKU の空欄に入る値として正しいものはどれですか?
resource appgw "Microsoft.Network/applicationGateways@2024-05-01" = {
name: "appgw1"
location: location
properties: {
sku: {
name: "[空欄]"
tier: "WAF_v2"
capacity: 2
}
...
}
}解説
【正解: A】の理由
Application Gateway v2 の SKU は name と tier が同じ値を取ります。WAF 機能付きの v2 は name = "WAF_v2" + tier = "WAF_v2"。Standard 機能 (WAF なし) の v2 は "Standard_v2"。
【SKU 値の一覧】
| SKU 名 | 機能 | 用途 |
|---|---|---|
| Standard_v2 | L7 LB のみ | WAF 不要、シンプル LB |
| WAF_v2 | L7 LB + WAF | Web 攻撃保護必須 |
| Standard (v1) | L7 LB のみ (廃止予定) | レガシー |
| WAF (v1) | L7 LB + WAF (廃止予定) | レガシー |
【他選択肢が違う理由】
- B. Standard_v2: WAF なし、tier "WAF_v2" との不整合。
- C/D. WAF/Standard (v1): v1 は廃止予定、新規構築は v2 必須。
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#241 (pid=29799)
次の Azure CLI コマンドの空欄に入る値として正しいものはどれですか?
# VNet ピアリングを作成 (Hub → Spoke 方向)
az network vnet peering create \
--resource-group RG-Hub \
--name Hub-to-Spoke \
--vnet-name Hub-VNet \
--remote-vnet Spoke-VNet \
--allow-vnet-access true \
--allow-forwarded-traffic true \
--allow-gateway-transit [空欄] \
--use-remote-gateways falseHub 側に VPN Gateway があり、Spoke がこれを利用する設計です。
解説
【正解: A】の理由
Hub 側に VPN Gateway があり Spoke が利用する場合、Hub 側で allow-gateway-transit = true (Gateway を貸す)、Spoke 側で use-remote-gateways = true (Gateway を借りる) という対の設定が必要です。
【Gateway Transit 設定マトリクス】
| 側 | allow-gateway-transit | use-remote-gateways |
|---|---|---|
| Hub (Gateway 保有) | true | false |
| Spoke (Gateway 利用) | false | true |
【他選択肢が違う理由】
- B. false: Gateway を貸さない設定、本要件と不整合。
- C. auto / D. inherit: Azure CLI ではこれらの値は受け付けません。bool 値 (true/false) のみ。
【参考】
VNet ピアリング / az network vnet peering
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#240 (pid=29798)
次の PowerShell スクリプトの空欄に入る Cmdlet として正しいものはどれですか?
# VNet にサブネットを追加する
$vnet = Get-AzVirtualNetwork -ResourceGroupName "RG1" -Name "VNet1"
[空欄] -Name "subnet-web" -AddressPrefix "10.0.1.0/24" -VirtualNetwork $vnet
$vnet | Set-AzVirtualNetwork解説
【正解: A】の理由
Azure PowerShell でサブネットを VNet に追加する標準 Cmdlet は Add-AzVirtualNetworkSubnetConfig。Get で取得した VNet オブジェクトに対し Add でサブネット構成を追加、最後に Set-AzVirtualNetwork で変更を Azure に永続化するパターンです。
【他選択肢が違う理由】
- B. New-AzVirtualNetworkSubnet: そのような Cmdlet は存在しません。
- C. Set-AzSubnetConfig: そのような Cmdlet は存在しません。Set は VNet 全体の永続化用。
- D. Create-AzSubnet: Azure PowerShell の動詞は New/Set/Add/Remove で、Create は使いません。
【Azure PowerShell パターン】
| 用途 | Cmdlet |
|---|---|
| 取得 | Get-Az* |
| 追加 | Add-Az*Config |
| 変更 | Set-Az*Config |
| 永続化 | Set-Az* (top-level) |
| 削除 | Remove-Az*Config |
【参考】
Add-AzVirtualNetworkSubnetConfig
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#141 (pid=29758)
Azure Network Watcher Agent for Linux/Windows をインストールする目的はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Network Watcher Agent (VM Extension または手動インストール) は、その VM を Connection Monitor の Source として登録、または Packet Capture の対象として動作可能にします。Agent なしの VM では Connection Monitor の Source 機能や Packet Capture が動作しません。
【Agent インストール方法】
| 環境 | 方法 |
|---|---|
| Azure VM | VM Extension で自動インストール (Azure Portal/CLI/PS) |
| オンプレ VM | 手動インストール (Linux: apt/yum、Windows: MSI) |
| VMSS | VM Scale Set Extension で全インスタンス自動適用 |
【Agent が有効化する機能】
- Connection Monitor の Source として動作
- Packet Capture (PCAP 取得)
- VM 内部ネットワーク メトリクス収集 (Workspace ベース)
- Hybrid 監視 (オンプレ Agent → Azure Workspace)
【他選択肢が違う理由】
- B. NSG 動的追加: NSG は Azure 側機能、Agent と無関係。
- C. Public IP 自動取得: Public IP は別リソース。
- D. BGP セッション: Gateway リソースの機能、Agent と無関係。
【参考】
【Network Watcher Agent 機能】
| 機能 | Agent 必要 |
|---|---|
| IP Flow Verify | 不要 (Azure VM のみ) |
| Connection Monitor (Source) | 必要 |
| Packet Capture | 必要 |
| Effective Routes/Security Rules | 不要 |
| Hybrid 監視 (オンプレ Source) | 必要 |
【Agent インストール方法】
- Azure VM: Portal/CLI/PowerShell から VM Extension
- VM Scale Set: VMSS Extension
- オンプレ Linux: apt/yum パッケージ
- オンプレ Windows: MSI インストーラ
AZ700-CORE#140 (pid=29757)
DDoS Network Protection の「Mitigation Report」に含まれる情報はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
DDoS Mitigation Report は攻撃後に PDF として生成され、攻撃の詳細記録を含みます: (1) 攻撃タイプ (Volumetric、Protocol、Application 別)、(2) ピーク帯域 (Gbps、PPS)、(3) 攻撃継続時間、(4) Mitigation 開始/終了時刻、(5) Mitigation 方法 (SYN cookie、Rate limiting 等)、(6) 影響リソース (Public IP)。これは SOC のインシデント レポート + コンプライアンス監査の重要な資料となります。
【Mitigation Report の用途】
- SOC インシデント記録
- コンプライアンス監査 (PCI DSS、ISO 27001 等)
- 経営層への報告
- 保険会社への請求材料
- 事後 攻撃パターン分析
【Mitigation Report 取得方法】
- Azure Portal → DDoS Protection Plan → Mitigation Reports
- 攻撃イベント (Mitigation Triggered) を選択
- PDF Report を ダウンロード (攻撃後 数時間で生成)
【他選択肢が違う理由】
- B. 攻撃者の身元: DDoS Protection は技術的緩和、攻撃者特定はサイバー犯罪調査の領域。
- C. コスト試算: Cost Management 領域。
- D. NSG 提案: Defender for Cloud の領域。
【参考】
【DDoS Telemetry メトリクス一覧】
| メトリック | 用途 |
|---|---|
| Under DDoS attack or not | 攻撃検知 Bool |
| Inbound packets / bytes | 攻撃時の Inbound 計測 |
| TCP/UDP/Other packets DDoS | プロトコル別緩和 |
| Packets dropped DDoS | 緩和済パケット |
【SOC 対応プロセス】
- アラート受信 (Under DDoS attack = true)
- Mitigation Report ダウンロード
- 影響範囲確認 (どの Public IP)
- カスタマー対応 (必要時 DRR 連絡)
- 事後分析 + 設定見直し
AZ700-CORE#139 (pid=29756)
Azure DNS の Alias レコード (Alias Record Set) の利点はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure DNS Alias レコードは Azure リソースを直接参照する特殊なレコード。Public IP、Front Door、Traffic Manager、CDN 等の Azure リソースが IP 変更されても DNS レコードが自動追従。CNAME と異なり Zone Apex (例: contoso.com) でも利用可能 (CNAME は RFC で Zone Apex 禁止)。
【Alias vs CNAME】
| 項目 | Alias | CNAME |
|---|---|---|
| Zone Apex | ○ | × (RFC 違反) |
| Azure リソース 自動追従 | ○ | × |
| 外部ドメイン参照 | × | ○ |
| レコード タイプ | A/AAAA/CNAME 互換 | CNAME |
【典型ユース ケース】
- contoso.com の Zone Apex を Front Door に向ける (CNAME 不可なので Alias)
- Public IP リソースを参照する DNS A レコード (IP 変更時に自動追従)
- Traffic Manager Profile を Zone Apex から参照
【参考】
【Alias レコードの自動追従】
| Azure リソース | Alias 対応 |
|---|---|
| Public IP Address | ○ |
| Front Door | ○ |
| Traffic Manager Profile | ○ |
| CDN Endpoint | ○ |
| Storage Static Website | ○ (Endpoint 経由) |
【Alias vs A レコードの違い】
- A レコード: IP 直接記述、変更時に手動更新
- Alias レコード: Azure リソース参照、変更時に自動追従
- Apex 利用 (例: contoso.com の Front Door 参照) は Alias のみ可
AZ700-CORE#138 (pid=29755)
Azure Storage Account の「Network Routing Preference」設定で「Microsoft Network Routing」を選ぶ意味はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Storage Account の Network Routing Preference (Microsoft Network Routing vs Internet Routing) は、クライアント → Storage 通信の経路を制御します。「Microsoft Network Routing」を選ぶと、Microsoft バックボーン経由で通信し、低レイテンシ + Microsoft 内部ネットワークでの通信保護を実現します。Internet Routing は通常のインターネット経路 (ISP 経由) で、コストは安いが経路セキュリティは劣ります。
【Routing Preference 比較】
| 項目 | Microsoft Routing | Internet Routing |
|---|---|---|
| 経路 | Microsoft バックボーン | インターネット (ISP) |
| レイテンシ | 低 (最適化) | 変動 |
| セキュリティ | Microsoft 内部 | ISP 経由 (公開) |
| コスト | 標準 | 低 |
| SLA | ○ | 限定的 |
【参考】
【Storage Routing オプション影響】
| 項目 | Microsoft Routing | Internet Routing |
|---|---|---|
| レイテンシ | 低 | 変動 (ISP 依存) |
| セキュリティ | Microsoft 内部 | ISP 経由 |
| コスト | 標準 | 低 |
| SLA | ○ | 限定的 |
【ユース ケース別推奨】
- 本番 + 機密データ → Microsoft Routing 必須
- テスト + コスト重視 → Internet Routing 可
- 地理的に分散したクライアント → Microsoft Routing で安定 レイテンシ
AZ700-CORE#137 (pid=29754)
Application Gateway v2 の Listener タイプ「Multi-site」の用途はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Multi-site Listener は、1 つの AppGW で複数のドメイン (Host ヘッダ別) をホスティングする機能です。例: contoso.com と fabrikam.com を 1 つの AppGW で受信し、Host ヘッダに応じて異なるバックエンド プールに振り分け可能です。SaaS マルチテナント アーキテクチャに最適。
【Listener タイプ】
| タイプ | 用途 |
|---|---|
| Basic | 1 つの Frontend IP + Port で 1 つのバックエンド |
| Multi-site | 1 つの IP + Port、Host ヘッダで複数バックエンド分岐 |
【典型構成例】
Listener (Multi-site):
contoso.com (TLS Cert 1) → Backend Pool A
fabrikam.com (TLS Cert 2) → Backend Pool B
api.contoso.com (TLS Cert 1 wildcard) → Backend Pool C【他選択肢が違う理由】
- B. 複数地理的: AppGW はリージョン内サービス、複数地理は別途。
- C. バックエンド複数: Multi-site は Listener レベル機能、バックエンドは Routing Rule で関連付け。
- D. 複数 TLS 証明書: Multi-site では各 Listener で別 TLS Cert 設定可能だが、これが目的ではなく Host ベース分岐が目的。
【参考】
【AppGW Listener 構成例】
Listener 1 (Multi-site):
Frontend: Public IP, Port 443, HTTPS
Host: contoso.com
Cert: contoso.com Cert
→ Backend Pool Contoso【Multi-site の制約】
- Listener あたり 1 ホスト
- 1 Listener で複数ホスト = SNI ベース、各ホスト用 Cert 必要
- Wildcard 証明書 (例: *.contoso.com) で 1 Cert 多ホスト可
- Frontend IP は共有可能
【URL Path-based Routing と組み合わせ】
Multi-site + URL Path で「contoso.com/api → API Pool、contoso.com/web → Web Pool」のような多段ルーティング実現します。
AZ700-CORE#136 (pid=29753)
Azure VPN Gateway で IKE フェーズ 2 失敗の典型的原因はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
IKE フェーズ 2 (IPsec SA 確立) の失敗は、Azure 側とオンプレ機器側で暗号スイート (SA Proposal) が一致していない場合に発生します。フェーズ 1 (認証) は成功するがフェーズ 2 で失敗するため、PSK は正しくても通信が確立しないというパターン。
【IKE フェーズ 1 vs 2 失敗の典型原因】
| フェーズ | 典型的失敗原因 |
|---|---|
| フェーズ 1 (IKE SA) | PSK 不一致、IKE バージョン不一致 (IKEv1 vs IKEv2) |
| フェーズ 2 (IPsec SA) | 暗号スイート (AES-256 等)、PFS Group、ライフタイム 不一致 |
【トラブル シュート手順】
- VPN Diagnostic で IKE/IPsec ステータス確認
- SA 確立失敗の場合、Custom IPsec Policy を Azure 側で設定 (Default 値がオンプレ機器と非互換)
- オンプレ機器ベンダーの推奨設定を参照
- 両側で同一の Encryption + Integrity + DH Group + PFS + Lifetime を設定
【他選択肢が違う理由】
- B. Public IP 変更: Local Network Gateway の更新が必要だが、フェーズ 2 特定の問題ではない。
- C. Subnet サイズ: Gateway デプロイには影響、フェーズ 2 失敗には直接関連しない。
- D. ASN: BGP の問題、フェーズ 2 (IPsec) には直接関連しない。
【参考】
【VPN IPsec/IKE パラメータ詳細】
| パラメータ | 典型値 |
|---|---|
| IKEv2 Encryption | AES256 |
| IKEv2 Integrity | SHA384 |
| DH Group | DHGroup24 / ECP384 |
| IPsec Encryption | AES256 |
| IPsec Integrity | SHA256 |
| PFS Group | PFS24 |
| SA Lifetime | 3600 sec / 102400000 KB |
【ベンダー別推奨】
Cisco ASA、Palo Alto、Juniper SRX、Fortinet 等の主要 VPN 機器ベンダーごとに Microsoft 推奨設定が公開されています。
AZ700-CORE#135 (pid=29752)
AKS で Network Policy を実装する場合、Azure CNI Overlay モードでサポートされる Policy Engine はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
AKS の Network Plugin が Azure CNI Overlay モードの場合、Network Policy Engine として Cilium (eBPF ベース、高性能 + 監視機能) または Calico (iptables ベース、業界標準) を選択可能です。Cilium は L7 (HTTP) ポリシーや高度な可観測性機能を提供し、最新の推奨選択です。
【AKS Network Policy 比較】
| Engine | ベース | L3/L4 | L7 (HTTP) | 可観測性 |
|---|---|---|---|---|
| Calico | iptables | ○ | × | 基本 |
| Azure NPM | iptables/IPVS | ○ | × | 基本 |
| Cilium | eBPF | ○ | ○ | 高度 (Hubble) |
【他選択肢が違う理由】
- B. iptables のみ: CNI Overlay は Cilium も対応です。
- C. 非対応: NetworkPolicy は AKS 標準機能です。
- D. AppArmor: これはコンテナのプロセス サンドボックス、ネットワーク制御ではない。
【参考】
【Network Policy 比較】
| Engine | L3/4 | L7 | パフォーマンス | 監視 |
|---|---|---|---|---|
| Calico | ○ | × | 中 | 基本 |
| Azure NPM | ○ | × | 中 | 基本 |
| Cilium | ○ | ○ | 高 (eBPF) | Hubble UI |
【Cilium の利点】
- eBPF ベースで iptables より高速
- L7 (HTTP メソッド、URL) ポリシー
- Service Mesh 統合 (Istio 互換)
- Hubble で可観測性 強化
AZ700-CORE#134 (pid=29751)
Azure Container Instances (ACI) を VNet 内にデプロイする際の構成として正しいのはどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure Container Instances (ACI) を VNet 内にデプロイするには、対象サブネットを Microsoft.ContainerInstance/containerGroups に Delegation します。これにより ACI の Container Group が VNet 内のプライベート IP を持ち、Public IP なしで動作可能です。VNet 内の他リソース (Database、API 等) と内部通信できます。
【ACI VNet 統合の特徴】
- Delegation 必須 (Microsoft.ContainerInstance/containerGroups)
- Public IP オプションを Disable で完全プライベート
- サブネット サイズ /29 以上推奨
- 同サブネットには他リソース配置不可
【他選択肢が違う理由】
- B. 非対応: ACI は VNet 統合対応 (2019 以降)。
- C. Private Endpoint: ACI 自体のデプロイ方式は Delegation、PE ではない。
- D. AKS: ACI と AKS は別サービス、AKS への置換ではない。
【参考】
【ACI VNet 統合の制約】
- Container Group 内の通信のみ可能 (Container Group 間直接通信なし)
- Public IP オプションを Disable で完全プライベート
- Linux と Windows の両方対応 (Linux 推奨)
- Container Group は VNet 内 IP を取得
- NSG 関連付け可
【代替: Container Apps】
ACI より新しい Container Apps はサーバーレス Kubernetes ベースで、HTTP Ingress、Auto-scale、Dapr 統合等の機能が豊富。Container Apps が推奨です。
AZ700-CORE#133 (pid=29750)
Azure Container Apps の VNet 統合に関する正しい記述はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure Container Apps Environment を VNet 内にデプロイすることで、内部 PaaS との プライベート通信が可能になります。「Internal Mode」は外部から非公開 (Internal LB)、「External Mode」は Public IP を持ちます。Internal で構築 + Front Door や Application Gateway 経由で公開するパターンが Zero Trust 推奨。
【Container Apps 統合】
- 専用サブネット (/23 以上推奨) 必要、Delegation 不要 (Container Apps 用)
- Internal Mode: Public IP なし、VNet 内/VPN 経由のみアクセス
- External Mode: Public IP あり、インターネット公開
- Custom DNS、Private DNS Zone との統合可能
【他選択肢が違う理由】
- B. 非対応: Container Apps は VNet 統合対応です。
- C. AKS と同じ Plugin: Container Apps はマネージド サービス、Plugin 選択不要 (内部 Kubernetes は隠蔽)。
- D. SE のみ: Container Apps は VNet 内デプロイ可能、SE は補完的。
【参考】
【Container Apps Environment Networking】
| 項目 | Internal | External |
|---|---|---|
| Public IP | なし | あり |
| 外部 アクセス | VNet 内のみ | インターネット |
| 用途 | 内部 API、Zero Trust | Public Web API |
【サブネット要件】
- Consumption Plan: /23 サブネット 推奨
- Dedicated Plan: /27 でも可
- Delegation:
Microsoft.App/environments(Consumption) または不要 (Dedicated)
AZ700-CORE#132 (pid=29749)
Custom IP Prefix (BYOIP) リソースの状態遷移として正しい順序はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Custom IP Prefix リソースは 4 段階の状態遷移を持ちます: (1) Provisioning = リソース作成 + 検証中、(2) Provisioned = 検証完了、まだアドバタイズ前、(3) Commissioning = アドバタイズ開始処理中、(4) Commissioned = Azure バックボーンからインターネットへ BGP アドバタイズ中。
【各状態の意味と所要時間】
| 状態 | 動作 | 所要 |
|---|---|---|
| Provisioning | 署名検証 + ROA 検証 | 数日 |
| Provisioned | 検証完了、利用準備可 | - |
| Commissioning | BGP アドバタイズ準備 | 30 分〜数時間 |
| Commissioned | インターネットから到達可能 | - |
【他選択肢が違う理由】
- B, C, D: Azure Custom IP Prefix の状態名としては正しくない。
【参考】
【BYOIP の典型用途】
- SaaS Allowlist 維持 (顧客サービス側で IP 変更不要)
- SEO + SSL 証明書の継続性
- 規制要件 (特定 IP 範囲の保持)
- マルチクラウド 統一 IP プール
【BYOIP 申請プロセス】
| 段階 | 所要 |
|---|---|
| RIR 所有権登録 | 既存 |
| ROA 登録 (IRR) | 1-2 日 |
| 署名付き認証メッセージ | 即時 |
| Microsoft 検証 | 3-7 日 |
| Commission | 30 分-数時間 |
AZ700-CORE#131 (pid=29748)
Azure VPN Gateway / ExpressRoute Gateway の Azure 側 BGP ASN はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure 側 BGP ASN は固定値で、VPN Gateway は 65515、ExpressRoute Microsoft 側は 12076 です。VPN Gateway の ASN は変更可能ですが、ExpressRoute の Microsoft 側 ASN は固定です。Customer 側 ASN はオンプレ機器側で設定し、Local Network Gateway / ER Private Peering で Azure に登録します。
【ASN 設計のポイント】
| 側 | ASN | 備考 |
|---|---|---|
| Azure VPN Gateway | 65515 (既定) | 変更可能 (1-4,294,967,295) |
| Azure ExpressRoute MS 側 | 12076 | 固定 |
| オンプレ Customer 側 | 任意 | Private ASN (64512-65534) 推奨 |
【ASN 衝突回避】
- Customer 側 ASN は Azure 側と異なる必要 (eBGP の前提)
- 複数 VPN Gateway を持つ場合、各 Gateway で異なる ASN 設定可
- 同じ ASN を 複数 Local Network Gateway で使うとループ リスク
【他選択肢が違う理由】
- B, C: 固定値が正しくない。
- D. カスタマー指定: VPN Gateway 側は変更可能だが既定は 65515、ER MS 側は固定です。
【参考】
【BGP ASN 設計指針】
| 側 | 推奨 ASN 範囲 |
|---|---|
| Customer (オンプレ) Private | 64512-65534 (RFC 6996 Private) |
| Customer 4-byte Private | 4200000000-4294967294 |
| Public ASN | RIR (ARIN/RIPE 等) 取得 |
【ASN 衝突回避ルール】
- Azure 側 ASN (65515 / 12076) と異なる ASN を使う
- 異なる VPN/ER 接続で同じ Customer ASN を使うとループ リスク (BGP path-prepending で対処)
- Azure VPN Gateway の ASN は変更可、ER MS 側は固定
AZ700-CORE#130 (pid=29747)
Azure VNet で IPv4 と IPv6 のデュアル スタックを使う場合、必要な構成はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure VNet は IPv4 + IPv6 のデュアル スタックを サポートしており、VNet 作成時に両アドレス空間を指定、各サブネットも IPv4 (例: 10.0.1.0/24) + IPv6 (例: fd00::/64) の両方を割り当てることで VM が両アドレスを取得します。NIC、NSG、UDR、Public IP、Load Balancer も IPv6 対応。
【IPv6 構成例】
VNet:
IPv4: 10.0.0.0/16
IPv6: fd00::/48
サブネット:
IPv4: 10.0.1.0/24
IPv6: fd00:0:0:1::/64【IPv6 のメリット】
- IPv4 アドレス枯渇問題の解決 (大規模 IoT、Pod スケール)
- 規制 (政府機関 IPv6 義務化、日本でも進行中) への対応
- NAT 不要のエンドツーエンド通信
【他選択肢が違う理由】
- B. 非対応: Azure は IPv6 完全対応、ULA + GUA 両方サポート。
- C. 専用 VNet: 同一 VNet 内デュアル スタックが標準です。
- D. VPN Gateway のみ: VPN Gateway は IPv6 アドバタイズ対応だが必須ではない。
【参考】
【IPv6 デュアル スタック対応サービス】
| サービス | IPv6 対応 |
|---|---|
| VNet + Subnet | ○ (デュアル スタック) |
| VM (NIC) | ○ |
| Public IP | ○ (Standard SKU) |
| Load Balancer | ○ (Standard SKU) |
| NSG | ○ (IPv6 ルール対応) |
| Application Gateway | ○ (v2) |
| VPN Gateway | 限定対応 |
【IPv6 移行段階】
IPv4 オンリー → デュアル スタック (IPv4 + IPv6) → IPv6 オンリー (将来)。多くの組織はデュアル スタック フェーズに長期滞在。
AZ700-CORE#94 (pid=29711)
Azure Monitor for Networks の Functional Dependency View で確認できる情報はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Functional Dependency View は、Azure ネットワーク リソース間の依存関係を視覚的に表示する機能です。VNet → ピアリング先 VNet、AppGW → バックエンド VM → サブネット → NSG、VPN Gateway → Local Network Gateway 等の依存グラフを自動構築し、トラブルシュート時に「どのリソースが影響を受けるか」を瞬時に把握できます。
【Functional Dependency View で表示される依存関係】
| 親リソース | 子/依存リソース |
|---|---|
| VNet | サブネット、ピアリング、NSG、UDR、Gateway |
| Application Gateway | バックエンド プール、Listener、Rule、Health Probe、TLS Cert |
| Load Balancer | バックエンド プール、Frontend IP、Outbound Rule |
| VPN Gateway | Local Network Gateway、Connection、Tunnel、BGP Peer |
| ExpressRoute Gateway | Circuit、Peering、Connection |
| Front Door | Origin、Route、WAF Policy、Endpoint |
【典型ユース ケース】
- インシデント時: 「VNet 障害でどの AppGW/VM/SQL DB が影響を受けるか」即把握
- 変更管理: 「サブネット削除で影響する PE/VM をリスト化」
- 容量計画: 「Hub VNet のピアリング 接続数を確認」
- 監査: 「NSG が全 サブネットに関連付けられているか網羅確認」
【Functional Dependency View の特徴】
- 自動生成 (Azure Resource Graph ベース)
- クリック可能なリンク (関連リソースへ即移動)
- 関係種類別表示 (Containing、Reference、Dependency)
- Network Insights の他機能 (Health、Topology) との統合
【他選択肢が違う理由】
- B. Public IP コスト: Cost Management の領域、Functional Dependency View はリソース依存関係に特化。
- C. BGP 状態: VPN Gateway / ExpressRoute の各リソース メトリクスで確認します。
- D. TLS 証明書期限: Key Vault / AppGW の証明書管理機能で確認します。
【参考】
AZ700-CORE#92 (pid=29709)
Network Insights (Azure Monitor for Networks) の「Diagnostic Toolkit」機能の利点はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Network Insights の Diagnostic Toolkit は、Azure Portal の Network Watcher の各診断ツール (Connection Monitor、IP Flow Verify、Next Hop、Effective Routes、Effective Security Rules、Connection Troubleshoot、Packet Capture、VPN Diagnostic 等) を Network Insights のダッシュボードから直接呼び出せる統合 UI を提供します。トラブルシュート時のコンテキスト切替を最小化し、効率的な調査が可能です。
【Diagnostic Toolkit からアクセス可能なツール】
| ツール | 用途 |
|---|---|
| Connection Monitor | 継続的接続性監視 |
| IP Flow Verify | NSG 判定 |
| Next Hop | UDR / システム ルート確認 |
| Effective Routes | VM の実効ルート テーブル |
| Effective Security Rules | VM の実効 NSG ルール |
| Connection Troubleshoot | エンドツーエンド経路分析 |
| Packet Capture | パケット キャプチャ |
| VPN Diagnostic | VPN Gateway 診断 |
| NSG Diagnostics | NSG ルール衝突分析 |
【Network Insights のその他主要機能】
- Functional Dependency View: リソース間の依存関係可視化
- Health Dashboard: 全ネットワーク リソースの健全性監視
- Topology View: VNet ピアリング、サブネット、ルーティング可視化
- Connectivity: Connection Monitor 結果集約
- Traffic: NSG Flow Logs / Traffic Analytics 結果集約
【典型ユース ケース】
- ネットワーク エンジニアのオンボーディング (全体把握)
- インシデント時の影響範囲特定 (依存関係から影響リソース推定)
- キャパシティ プランニング (帯域・接続数のトレンド)
- 定期的なネットワーク健全性レビュー
【他選択肢が違う理由】
- B. 自動修復: Diagnostic Toolkit は診断ツールへの統合 UI、自動修復機能はなし。
- C. BGP 編集: BGP は VPN/ExpressRoute Gateway 設定で管理、Diagnostic Toolkit の対象外。
- D. コスト分析: Cost Management の領域、Network Insights には別途。
【参考】
AZ700-CORE#88 (pid=29703)
Azure DDoS Network Protection と Azure DDoS IP Protection の主な違いはどれですか?
解説
【正解: A】の理由
DDoS Network Protection は VNet 単位で月額固定費 (約 USD 2,944/月、100 Public IP まで含む) で、大規模環境向き。DDoS IP Protection は個別の Public IP 単位で従量課金 (約 USD 199/IP/月)、小規模環境や特定 Public IP のみ保護したい場合に適切です。
【DDoS Protection 詳細比較】
| 項目 | Network Protection | IP Protection |
|---|---|---|
| 適用単位 | VNet | Public IP |
| 料金体系 | 月額固定 + IP 追加料金 | IP 単位 (従量制) |
| 料金例 | $2,944/月 (100 IP 含む) | $199/IP/月 |
| DDoS Rapid Response (DRR) | ○ | × |
| コスト保護 | ○ (DDoS 攻撃時の追加料金保護) | × |
| WAF 統合 (Front Door/AppGW) | ○ | ○ |
| Defender for Cloud 統合 | ○ | ○ |
| 用途 | 大規模 (10+ Public IP) | 小規模 (1〜数個の重要 IP) |
【DDoS Basic (既定、無料)】
- すべての Azure リソースで自動有効化、追加料金なし
- Microsoft グローバル ネットワーク レベルの保護 (大規模攻撃の吸収)
- VNet ごとのアダプティブ チューニング なし
- カスタム アラートなし
- 緊急対応支援なし
【DDoS 攻撃の典型タイプ】
| 攻撃タイプ | Basic で吸収可 | Standard 必要 |
|---|---|---|
| Volumetric (帯域消費) | ○ (大規模なら Microsoft が自動緩和) | ○ (細かい制御) |
| Protocol attack (SYN flood 等) | × | ○ |
| Application layer (L7) | × | ○ (WAF 連携) |
【選択指針】
- 10+ Public IP + 重要本番環境 → Network Protection
- 1〜数個の重要 Public IP のみ → IP Protection
- テスト/開発環境 → DDoS Basic (既定で十分)
- Web アプリケーション攻撃も対象 → DDoS Standard + WAF 必須
【他選択肢が違う理由】
- B. 機能差なし: 大きく異なる料金体系 + DRR/コスト保護の有無。
- C. Network Protection 廃止: 廃止予定なし、最新の推奨製品。
- D. インバウンド/アウトバウンド分離: 両方ともインバウンド DDoS 保護。アウトバウンド DDoS 保護は別概念。
【参考】
AZ700-CORE#86 (pid=29701)
AVNM の Connectivity 構成で「Mesh」トポロジを選んだ時の動作はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
AVNM の Mesh トポロジは、Network Group 内のすべての VNet 間に双方向ピアリングを自動構築します。N 個の VNet があれば N×(N-1)/2 ペアのピアリングが自動生成され、すべての VNet が他の VNet と直接通信可能になります。手動での管理が破綻する規模 (10+ VNet) で自動化メリットが大きい。
【Connectivity トポロジ 3 種類】
| トポロジ | 説明 | 適用シナリオ |
|---|---|---|
| Mesh | 全 VNet 間に双方向ピアリング | すべて相互接続が必要、各 VNet が独立アプリ |
| Hub-Spoke | 1 Hub + N Spoke、Hub のみと Spoke ピア | 中央 Firewall/監視、Spoke は分離 |
| Hub-Spoke with Direct Connectivity | Hub-Spoke + Spoke 間直接ピア | Hub は監視のみ、Spoke 間は高速通信 |
【Mesh の利点と欠点】
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 低レイテンシ | ○ (各 VNet 間で直接通信、Hub 経由なし) |
| 運用シンプル | ○ (AVNM が自動管理、手動不要) |
| セキュリティ | △ (各 VNet 間で通信可能、中央 Firewall 経由しない) |
| スケール | ○ (AVNM Network Group の動的追加で自動 Mesh 拡張) |
| コスト | △ (ピアリング数増加、データ転送料) |
【Mesh の典型ユース ケース】
- マイクロサービス アーキテクチャで多数のサービス VNet が相互通信
- 研究/開発環境で各 VNet が独立、Hub の Firewall 検査不要
- 同一信頼境界内 (例: 同一ビジネス ユニット) の VNet 群
- 低レイテンシ要件の VNet 間通信
【Hub-Spoke vs Mesh の選択】
- 中央セキュリティ検査必要 → Hub-Spoke
- 低レイテンシ + 単純構成 → Mesh
- 両方の良さ → Hub-Spoke with Direct Connectivity
【他選択肢が違う理由】
- B. 1 Hub + 全 VNet ピアリング: これは Hub-Spoke トポロジ、Mesh ではない。
- C. 静的ルートのみ: AVNM Connectivity 構成は VNet ピアリング自動化、静的ルートではない。
- D. Public IP 管理: Public IP は別リソース、AVNM の機能ではない。
【参考】
AZ700-CORE#84 (pid=29699)
Azure VNet 設計のベスト プラクティスのうち、最も重要な原則はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure VNet 設計の最重要原則は「初期段階で十分なアドレス空間を確保 + 専用サブネットを計画に含める」です。VNet 作成後のアドレス空間 + サブネット境界 変更は既存リソースに影響するため困難で、将来の機能追加 (Gateway、Bastion、Firewall、AppGW、Container 統合 等) を見越したアドレス計画が運用効率を大きく左右します。
【VNet 設計の主要原則】
| 原則 | 詳細 |
|---|---|
| アドレス計画 | RFC 1918 (10.0.0.0/8) で /16 以上、オンプレと重複しない範囲を選択 |
| 専用サブネット予約 | Gateway (/27)、Bastion (/26)、Firewall (/26)、AppGW (/24) の専用枠を事前確保 |
| 階層的サブネット分割 | Web/App/DB の層別 + 環境別 (Prod/Dev) |
| NSG/ASG 設計 | 最小権限、Defense in Depth、ASG ベース ルール |
| Hub-Spoke パターン | 10+ VNet で集中管理、AVNM で自動化 |
| 監視 + ログ | NSG Flow Logs V2、Traffic Analytics、Defender for Cloud |
【典型的なアドレス計画例】
Hub VNet: 10.0.0.0/16 (65,536 IP)
AzureFirewallSubnet: 10.0.1.0/26
AzureBastionSubnet: 10.0.2.0/26
GatewaySubnet: 10.0.3.0/27
Shared Services: 10.0.10.0/24
Resolver Inbound: 10.0.20.0/28
Resolver Outbound: 10.0.20.16/28
Spoke 1 (Prod): 10.1.0.0/16
Web tier: 10.1.1.0/24
App tier: 10.1.2.0/24
DB tier: 10.1.3.0/24
Private Endpoint: 10.1.10.0/24
Spoke 2 (Dev): 10.2.0.0/16 ...【避けるべき設計】
- アドレス空間 /28 のような最小限指定 (後から拡張不可)
- サブネット内に 1 VM のみ (NSG 関連付けが分散、管理破綻)
- 専用サブネット (Gateway/Bastion/Firewall) を計画外配置 (アドレス枯渇)
- オンプレと重複するアドレス空間 (ピアリング/VPN で衝突)
- Public IP の VM 直接付与 (Bastion 利用が標準)
【他選択肢が違う理由】
- B. 最小限 /24: VNet 全体が 256 IP しかなく、Bastion (/26 = 64 IP) や Firewall (/26 = 64 IP) を追加すると半分以上消費、拡張余地なし。
- C. VM ごとにサブネット: サブネット数 6,000 上限、運用コスト膨大、不要な粒度分割。
- D. すべて Public IP: セキュリティ ポスチャ最悪 (各 VM が直接インターネット曝露)。Bastion + Private 構成が標準です。
【参考】
AZ700-CORE#83 (pid=29698)
Multi-region Hub-Spoke 構成 (East US と West Europe にそれぞれ Hub-Spoke) で、2 つの Hub を相互接続する標準的な手法はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Multi-region Hub-Spoke で 2 つの Hub VNet を結ぶ標準手法は Global VNet Peering です。Microsoft バックボーン経由で低レイテンシ + 高帯域、暗号化なし (バックボーン内信頼) で接続。Spoke→Spoke の リージョン跨ぎ通信は「Spoke A → Hub 1 → Hub 2 (Global Peering) → Spoke B」のように Hub 経由でルーティングします。
【Multi-region Hub-Spoke のトラフィック フロー】
Spoke A (East US)
↓ UDR で Firewall 1 経由
Hub 1 (East US) Firewall
↓ Global VNet Peering
Hub 2 (West Europe)
↓ Hub 2 Firewall (オプション)
Spoke B (West Europe)【接続手法 比較】
| 手法 | レイテンシ | 帯域 | 暗号化 | コスト |
|---|---|---|---|---|
| Global VNet Peering | 低 (Backbone) | 高 | なし (Backbone 信頼) | データ転送料 |
| VPN over Internet | 高 | VPN GW SKU 依存 | IPsec | VPN GW + 転送料 |
| ExpressRoute (Premium で複数リージョン) | 低 (専用) | 10/100 Gbps | MACsec (ER Direct) | 高 (回線 + ER 料金) |
| Virtual WAN | 低 (Backbone) | 高 | なし (Backbone 信頼) | Virtual WAN コスト |
【Global Peering の制約】
- 暗号化されない (Microsoft バックボーンの物理セキュリティに依存)
- Multicast/Broadcast 非対応
- UDP Bidirectional Streaming は一部制限
- VNet Gateway を介した Transit は対応 (Hub の Gateway を Spoke が利用)
- 2 リージョン以上の Mesh は管理複雑、Virtual WAN を検討
【代替: Azure Virtual WAN】
- 3 リージョン以上または 10+ ブランチで複雑化する場合、Virtual WAN が推奨
- Hub 間接続が自動 (Mesh Backbone)
- VPN/ExpressRoute/P2S を統合管理
【他選択肢が違う理由】
- B. Internet 経由 VPN: レイテンシ高 + Public Internet 通過 + 帯域制限です。Global Peering より劣る。
- C. VNet 統合: Azure では異リージョン VNet を 1 つに統合する機能なし。
- D. ExpressRoute Direct: オンプレ↔Azure 用、VNet↔VNet には不適。
【参考】
AZ700-CORE#81 (pid=29696)
Service Chaining (サービス チェイニング) とは何ですか?
解説
【正解: A】の理由
Service Chaining は Azure VNet の機能で、VNet ピアリング + UDR (User-Defined Route) を組み合わせて、特定の経路 (例: Hub の NVA、Azure Firewall、サードパーティ Firewall) を経由するようトラフィックを誘導するアーキテクチャ パターンです。例えば Spoke→Spoke の通信を Hub の Firewall 経由で強制することで、セキュリティ検査を集中化できます。
【Service Chaining の典型パターン】
| パターン | 用途 | 実装 |
|---|---|---|
| Spoke→Hub→Spoke | Spoke 間通信を Hub Firewall 経由で検査 | UDR で Spoke の他 Spoke 範囲 → Hub Firewall |
| Spoke→Internet via Hub | すべてのアウトバウンドを Hub Firewall 経由 | UDR で 0.0.0.0/0 → Hub Firewall |
| Multi-tier NVA chain | 複数の NVA (WAF + Firewall + IDS) を順次通過 | 各層で UDR を設定 |
【設計上のポイント】
- VNet ピアリングは非推移的 (Spoke A↔Hub、Hub↔Spoke B でも A↔B 直接不可)、これを UDR で迂回する
- Hub の NVA (Firewall) で「Allow forwarded traffic」がピアリング設定で true 必須
- NVA が VM の場合、NIC で「IP 転送を有効化」が必要
- 非対称ルーティング (Asymmetric Routing) を避けるため、戻りトラフィックの経路も計画
- UDR がない場合、VNet Peering 設定のみでは Spoke 間直接通信になる (NVA を経由しない)
【設定例: Spoke A → Spoke B を Hub Firewall 経由】
Spoke A の UDR:
Address prefix: 10.2.0.0/16 (Spoke B 範囲)
Next hop type: Virtual appliance
Next hop address: 10.0.1.4 (Hub Firewall プライベート IP)
Spoke B の UDR:
Address prefix: 10.1.0.0/16 (Spoke A 範囲)
Next hop type: Virtual appliance
Next hop address: 10.0.1.4 (Hub Firewall)【他選択肢が違う理由】
- B. Logic Apps の機能: Service Chaining はネットワーク概念で、Logic Apps とは無関係。
- C. Storage Account 連携: 無関係。
- D. AKS サービス間通信: AKS は内部に独自の Service Mesh (Istio、Linkerd) を持つが、Service Chaining とは別概念。
【参考】
AZ700-CORE#78 (pid=29693)
AKS (Azure Kubernetes Service) のネットワーク モデル「Azure CNI」と「Kubenet」を比較した時、Azure CNI の特徴はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure CNI (Container Network Interface) では各 Pod が VNet サブネットの IP を直接取得し、VNet 内の VM、Private Endpoint、Service Bus 等に NAT なしで直接通信できます。Kubenet は Pod が VNet 外のオーバーレイ ネットワーク IP を使い、ノード経由で NAT する仕組みのため、VNet 内 PaaS との直接通信は不可です。
【ネットワーク モデル 比較】
| 項目 | Kubenet | Azure CNI | Azure CNI Overlay |
|---|---|---|---|
| Pod IP | オーバーレイ範囲 | VNet サブネット IP | オーバーレイ範囲 |
| VNet 内リソース直接通信 | × (NAT 経由) | ○ | △ (条件付き) |
| 必要 IP 数 | 少ない | 多い (Pod × Node 数) | 少ない |
| サブネット サイズ | /24 で十分 | 大規模 /22 等 | /24 で十分 |
| Network Policy | Calico のみ | Calico / Azure / Cilium | Calico / Cilium |
| パフォーマンス | NAT オーバーヘッド | 最高 | 最高 (オーバーヘッド最小) |
| 用途 | 小規模、シンプル | 大規模、PaaS 統合 | 大規模、IP 節約 |
【Azure CNI の IP 計画】
- Pod IP がサブネットから消費されるため、サブネット サイズを Pod 数で見積もる
- ノード あたり Max Pods (既定 30) × Node 数 + Node 自身の IP + バッファ
- 例: 100 Node + 30 Pods/Node = 3,000 + 100 + 余裕 = /20 (4096 IP)
- サブネット サイズ過小だと Pod 起動失敗
【Azure CNI Overlay (最新 推奨)】
- 2023 年 GA の新モード、CNI の利点 (Network Policy 等) + Kubenet の IP 効率を両立
- Pod はオーバーレイ範囲 (任意 CIDR、例: 192.168.0.0/16) の IP
- Node は VNet サブネット IP
- 大規模クラスタ (10,000 Pod 以上) で推奨
【他選択肢が違う理由】
- B. NAT 経由のみ: これは Kubenet の動作で、CNI ではない。
- C. CNI 旧式: 逆、CNI が現代的な標準です。Kubenet は廃止予定。
- D. Windows 非対応: CNI は Windows ノードもサポート (Kubenet が一部 Windows 非対応)。
【参考】
AZ700-CORE#75 (pid=29690)
Azure App Service (Premium Plan) を VNet 統合する 2 種類の方式 (Regional VNet Integration と Gateway-required VNet Integration) について、Regional VNet Integration の特徴はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Regional VNet Integration (RVI) は App Service Premium V2/V3、Functions Premium、Logic Apps Standard で利用可能な VNet 統合方式で、同一リージョンの VNet にのみ統合可能です。専用サブネットを Microsoft.Web/serverFarms に Delegation する必要があり、Gateway 不要で低レイテンシ + 低コストで実現します。
【VNet 統合の 2 方式比較】
| 項目 | Regional VNet Integration | Gateway-required VNet Integration |
|---|---|---|
| 対象リージョン | 同一リージョンのみ | 同一/異リージョン両方 |
| Gateway | 不要 | VNet Gateway 必要 |
| 専用サブネット | 必須 (Delegation) | 不要 |
| レイテンシ | 低 (直接接続) | 高 (Gateway 経由) |
| 帯域 | App Service Plan に依存 | VPN Gateway SKU に依存 |
| 料金 | App Service Plan のみ | + Gateway 料金 |
| App Service Plan | Premium V2/V3、Standard 等 | Standard、Premium 等 (Basic 不可) |
【Regional VNet Integration の動作】
- App Service Plan の各インスタンスが専用サブネットの IP を取得 (NIC 仮想化)
- VNet 内のリソース (Storage Private Endpoint、VM、SQL DB Private Endpoint) にプライベート アクセス可能
- アウトバウンドのみ (App Service が VNet 内リソースを呼ぶ)、インバウンドは Application Gateway や Private Endpoint で別途構成
- Service Endpoint と組み合わせ可能
【専用サブネット計画】
- サブネット名: 任意 (例: app-service-integration)
- サイズ: /26 以上推奨 (App Service Plan のスケール アウト余裕)
- Delegation: Microsoft.Web/serverFarms
- 他のリソースは配置不可
【他選択肢が違う理由】
- B. 異リージョン Gateway 不要: Regional VNet Integration は同一リージョンのみ。異リージョンには Gateway 経由か Private Endpoint。
- C. VPN Gateway 経由: これは Gateway-required VNet Integration の動作で、Regional VNet Integration ではない。
- D. Public IP 専用: VNet 統合は不要ではなく必須要件ありの機能です。
【参考】
AZ700-CORE#73 (pid=29688)
Private Endpoint を作成する際の Private DNS Zone Group の役割はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Private DNS Zone Group は、Private Endpoint (PE) と Private DNS Zone (例: privatelink.blob.core.windows.net) を結びつけるリソースで、PE のプライベート IP に対応する A レコードを自動登録 + 自動更新 + 削除時の自動クリーンアップを行います。手動メンテナンスを排除し、PE のライフサイクル全体を通じて DNS 整合性を保ちます。
【Private DNS Zone Group の構成】
| 項目 | 例 |
|---|---|
| 名前 | storage-pe-dns |
| 関連 Private DNS Zone | privatelink.blob.core.windows.net |
| 登録される A レコード | mystorage.privatelink.blob.core.windows.net → 10.0.5.4 |
| 解決される FQDN | mystorage.blob.core.windows.net (CNAME 経由) |
【DNS 解決の仕組み】
- VM が
mystorage.blob.core.windows.netをクエリ - Public DNS が
mystorage.privatelink.blob.core.windows.netへ CNAME 返却 - VNet 内の Private DNS Zone を参照 (リンクされている場合)
- Private DNS Zone Group で登録した A レコードから 10.0.5.4 (PE プライベート IP) を返却
- VM は 10.0.5.4 にアクセス (PE 経由で Storage へ)
【Zone Group なしの場合 (非推奨)】
- PE 作成後、手動で Private DNS Zone に A レコード追加
- PE 削除時、A レコードを手動削除しないと不整合発生
- PE プライベート IP 変更時、手動更新必要
- 運用工数増大 + ヒューマン エラーのリスク
【複数 Zone Group 対応】
- PE 作成時に複数の Private DNS Zone Group を関連付け可能
- 例: privatelink.blob + privatelink.dfs + privatelink.file (Storage の各サブリソース)
- Multi-region 環境では Zone 集約が運用効率向上に貢献
【他選択肢が違う理由】
- B. Public DNS にレコード登録: Public DNS とは無関係 (Public DNS の CNAME は Microsoft 管理)。Zone Group は Private DNS Zone のみ操作。
- C. NSG ルール自動設定: NSG とは無関係。
- D. コスト最適化: Zone Group 自体には料金不要、Private DNS Zone と PE の通常料金。
【参考】
AZ700-CORE#70 (pid=29685)
Azure Bastion の SKU を比較した時、Standard SKU でのみ利用可能な機能はどれですか?
解説
【正解: B】の理由
Azure Bastion Standard SKU は Basic SKU と比べて、ホスト スケール ユニット (2〜50) を手動指定可能で、同時セッション数を大幅に拡張できます。さらに Native Client (Azure CLI / Azure PowerShell からの SSH 直接接続)、IP ベース接続、共有可能リンク、Kerberos 認証等の高度な機能を提供します。
【Bastion SKU 機能比較】
| 機能 | Basic | Standard | Premium |
|---|---|---|---|
| SSH/RDP via Portal | ○ | ○ | ○ |
| ホスト スケーリング | 固定 2 unit | 2-50 unit 手動指定 | 2-50 unit |
| Native Client (Azure CLI/PS) | × | ○ | ○ |
| IP ベース接続 | × | ○ | ○ |
| 共有可能リンク | × | ○ | ○ |
| Kerberos 認証 | × | ○ | ○ |
| カスタム RDP/SSH ポート | × | ○ | ○ |
| セッション 録画 | × | × | ○ |
| Private-only Bastion | × | × | ○ |
【他選択肢が違う理由】
- A. SSH/RDP 接続: すべての SKU でサポートされる基本機能です。
- C. ブラウザベース: すべての SKU の基本機能です。Azure Portal から接続。
- D. AzureBastionSubnet: すべての SKU で必須のサブネット要件 (/26)。
【SKU 選択指針】
- 少数 VM、シンプル接続のみ → Basic
- 多数 VM、Native Client、共有リンク必要 → Standard
- セッション録画、Private-only、Zero Trust 環境 → Premium (2024 GA)
【参考】
AZ700-CORE#66 (pid=29681)
Service Endpoint を有効化したサブネットから Azure Storage Account へ通信する場合、Storage 側で必要な設定はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Service Endpoint (SE) はサブネット側で「このサブネットからの通信は Azure バックボーン経由で Storage に直送する」最適化機能ですが、Storage 側でも「どの VNet/サブネットからの通信を許可するか」を Firewall ルールで明示する必要があります。Storage Account → Networking → Firewalls and virtual networks → Selected networks で対象サブネットを追加します。
【Service Endpoint vs Private Endpoint 比較】
| 項目 | Service Endpoint | Private Endpoint |
|---|---|---|
| Storage のアクセス IP | Public IP (バックボーン経由) | Private IP (VNet 内) |
| オンプレからの利用 | 不可 | VPN/ER 経由で可能 |
| 料金 | 無料 | 有償 (PE 単位) |
| SE Policy | 細粒度 Storage Account 制御可 | 不要 |
| Storage 側設定 | Firewall 許可リスト | Private Endpoint 受け入れ |
【Service Endpoint 通信フロー】
- サブネットで Microsoft.Storage Service Endpoint を有効化
- VM が Storage Account の Public DNS に対しクエリ
- Public IP に解決
- 送信時に Service Endpoint で Azure バックボーン経由にルーティング
- Storage Firewall で VNet ID + サブネット ID をチェック
- 許可リストにあれば通信成立
【他選択肢が違う理由】
- B. Private Endpoint 作成: Private Endpoint は別アーキテクチャ。SE と併用も可能ですが、本要件には不要です。
- C. Public IP 専用: Storage の SKU や設定としては正確ではなく、Public Network Access 設定とは別。
- D. 設定不要: Storage 側 Firewall で許可しないと、SE 経由のトラフィックも拒否されます。
【参考】
AZ700-CORE#65 (pid=29680)
あなたは Web 層 VM 5 台に対し、すべて同じ NSG ルール (HTTP/HTTPS 許可、SSH 拒否) を適用する設計を考えています。NSG と ASG (Application Security Group) の使い分けとして最適なアプローチはどれですか?
解説
【正解: B】の理由
Application Security Group (ASG) は、複数の VM NIC を論理的にグループ化し、IP アドレスではなく ASG 名で NSG ルールを定義可能にします。VM の追加・削除や IP 変更があっても NSG ルールは変更不要で、運用効率が大幅に向上します。Web 層 5 台のような同一役割の VM グループに最適です。
【ASG の利点】
| 項目 | IP ベース NSG | ASG ベース NSG |
|---|---|---|
| VM 追加時の運用 | IP 追記必要 | NIC を ASG に追加するだけ |
| IP 変更時 | NSG ルール更新 | 変更不要 |
| ルール可読性 | IP 羅列で見づらい | 役割名で明確 |
| スケール アウト | 手動メンテ必要 | VMSS 自動追従 |
【ASG 設計パターン】
- 「web-tier」「app-tier」「db-tier」のような層ベース命名
- 「prod」「dev」「test」のような環境ベース
- NSG ルールで Source/Destination の両方に ASG 指定可能
- 1 NIC は複数の ASG に所属可能 (役割の組み合わせを表現)
【ASG の制約】
- 同一 VNet 内のリソースのみ ASG 所属可能
- ASG を NSG ルールで利用するには、NSG が ASG メンバーのいるサブネットに関連付けられている必要
- サブスクリプション間 ASG 共有不可
【他選択肢が違う理由】
- A. 各 VM 個別 IP 記載: 運用負担が大きく、VM 追加/IP 変更時に NSG メンテナンスが必要。スケールしない。
- C. VM 個別 NSG: NSG ルール重複の温床、管理工数増大。サブネット NSG + ASG 戦略が標準です。
- D. Public IP のみ: NSG なしでは細かい L4 制御不可、セキュリティ ポスチャ低下。
【参考】
AZ700-CORE#64 (pid=29679)
Azure Network Watcher の Packet Capture を使うべきシナリオはどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Packet Capture は Wireshark で読める標準的な PCAP ファイル形式でパケットを記録します。L2-L7 すべてのプロトコル情報 (TCP フラグ、HTTP ヘッダ、TLS handshake 詳細、SQL クエリ内容等) を確認可能なため、複雑な通信問題の最終手段として活用します。アプリケーション層を含む詳細解析が必要な場面で唯一の選択肢になります。
【Packet Capture の使い分け】
| 用途 | 推奨ツール | 理由 |
|---|---|---|
| NSG ルール判定 | IP Flow Verify | 即時 + ルール名特定 |
| 継続的接続性監視 | Connection Monitor | 長期トレンド + SLO |
| VPN トンネル状態 | VPN Diagnostic | VPN 専用診断 |
| パケット レベル詳細分析 | Packet Capture | L7 まで完全可視化 |
| NSG 通過フローの記録 | NSG Flow Logs | すべての許可/拒否を記録 |
【Packet Capture の前提条件】
- VM に Network Watcher Agent (Linux/Windows VM Extension) がインストール済み
- キャプチャ サイズ上限 (1 GB) と時間上限 (5 時間)
- Storage Account または VM ローカル ディスクに保存
- 5-tuple フィルター可能 (送信元 IP、宛先 IP、ポート、プロトコル)
- パケット長制限指定可能 (例: ヘッダ部分 64 バイトのみキャプチャ)
【典型ユース ケース】
- TLS handshake 失敗の原因分析 (Cipher Suite 不一致など)
- HTTP 通信での特定ヘッダの確認
- SQL DB へのコネクション パターン解析
- マルウェア通信の詳細フォレンジック
- パフォーマンス問題の根本原因特定 (TCP Window Size 等)
【Packet Capture の制約】
- VM 単位 (PaaS リソースには直接適用不可)
- キャプチャ中の VM CPU/ディスク負荷
- 暗号化通信 (TLS) は復号できない (Pre-master Secret 取得が別途必要)
- 大量トラフィック時はパケット ロス発生の可能性
【他選択肢が違う理由】
- B. NSG ルール: IP Flow Verify が即時判定可能です。Packet Capture は過剰。
- C. 継続レイテンシ: Connection Monitor が SLO 監視に最適。Packet Capture は瞬間的キャプチャ。
- D. DNS: DNS Diagnostic / nslookup / dig のような専用ツールが効率的です。
【参考】
AZ700-CORE#63 (pid=29678)
あなたは VPN Gateway 経由のオンプレ通信が突然停止しました。Azure Network Watcher のどの機能で最初に診断すべきですか?
解説
【正解: A】の理由
VPN Diagnostic (Network Watcher → VPN Troubleshoot) は VPN Gateway 専用の診断機能で、Gateway のメトリクス (Tunnel Connectivity、IKE/IPsec ステータス、BGP ピアリング状態、トンネル帯域)、診断ログを統合的に分析します。「VPN 経由オンプレ通信停止」シナリオではまずこれで Tunnel Status を確認します。トラブルシュートの起点として最適です。
【VPN Diagnostic で確認できる項目】
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| IPsec SA (Security Association) の確立状況 | 暗号化セッションが確立されているか |
| IKE フェーズ 1/2 の交渉結果 | 認証 + 暗号化アルゴリズム交渉成功 |
| BGP ピアリング状態 (BGP 構成の場合) | 動的ルート交換セッション |
| Tunnel up/down のタイムライン | 切断イベントの記録 |
| Throughput メトリクス | 帯域使用状況 |
| Inbound/Outbound パケット数 | 双方向通信量 |
【VPN トラブル シュートの典型フロー】
- VPN Diagnostic で Tunnel Status 確認 (Up/Down)
- Down の場合、IKE フェーズ確認 (フェーズ 1 失敗 = 認証問題、フェーズ 2 = 暗号スイート不一致)
- BGP 利用の場合、BGP ピアリング状態確認
- オンプレ側機器のログを確認 (Azure 側だけでは判断不能の場合あり)
- 必要に応じてオンプレ ベンダーへエスカレーション
【VPN 切断の主要原因】
- Pre-Shared Key (PSK) 不一致
- IKE/IPsec パラメータ不一致 (暗号スイート、ライフタイム)
- オンプレ機器の再起動・設定変更
- BGP ASN 不一致
- Local Network Gateway の Public IP 変更
- NAT デバイス挿入
【他選択肢が違う理由】
- B. IP Flow Verify: NSG 起因の判定用、VPN トンネル自体の状態確認には不適。NSG は VPN 関連ではない。
- C. Topology: 可視化用、診断ツールではない。トラブル シュートの起点には不向き。
- D. Packet Capture: パケット レベル詳細分析、まずは VPN Diagnostic で全体状況を把握すべき。Packet Capture は VPN Diagnostic で原因が絞れない深堀り時に使用します。
【参考】
AZ700-CORE#62 (pid=29677)
Azure Monitor for Networks (現 Network Insights) の主な役割はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Network Insights (Azure Monitor for Networks の現名称) は、Azure 上のネットワーク リソース (VNet、Subnet、NSG、Application Gateway、Load Balancer、VPN Gateway、ExpressRoute、Front Door、Private Link 等) のメトリクス、健全性、トポロジを単一のダッシュボードに統合し、ネットワーク エンジニアが全体把握しやすくする機能です。複数の Network Watcher ツールと Azure Monitor メトリクスを横断的に表示します。
【主要機能】
| 機能 | 用途 |
|---|---|
| Functional Dependency View | リソース間の依存関係可視化 |
| Health Dashboard | 全ネットワーク リソースの健全性監視 |
| Topology View | VNet ピアリング、サブネット、ルーティング可視化 |
| Connectivity | Connection Monitor 結果集約 |
| Traffic | NSG Flow Logs / Traffic Analytics 結果集約 |
| Diagnostic Toolkit | Network Watcher ツールへのワンクリック アクセス |
【Network Insights vs Azure Monitor 一般機能】
| 視点 | Network Insights | Azure Monitor 一般 |
|---|---|---|
| スコープ | ネットワーク リソース特化 | 全 Azure リソース |
| 事前定義ダッシュボード | あり (ネットワーク向け) | なし (カスタム必要) |
| トポロジ可視化 | あり | なし |
| Network Watcher 統合 | あり | 限定的 |
【典型ユース ケース】
- 新規 ネットワーク エンジニアのオンボーディング (全体把握)
- インシデント時の影響範囲特定 (依存関係から影響リソース推定)
- キャパシティ プランニング (帯域・接続数のトレンド)
- 定期的なネットワーク健全性レビュー
【他選択肢が違う理由】
- B. NSG ルール作成支援: NSG 設定支援は別機能 (Azure Policy、AVNM)、Network Insights はあくまでも監視 + 可視化。
- C. BGP 設定: VPN Gateway / ExpressRoute の設定とは無関係。Route Server / Gateway リソース管理で行います。
- D. Public IP コスト: Cost Management の領域。Network Insights はリソース健全性監視に特化。
【参考】
AZ700-CORE#58 (pid=29671)
Traffic Analytics の主要機能はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Traffic Analytics は NSG Flow Logs を Log Analytics ワークスペースに集約し、ダッシュボード化することで「どの VM 間にどれだけのトラフィック」「異常なトラフィック パターン」「マルウェア通信の疑い」などを可視化します。Azure 環境のネットワーク アクティビティを把握するための主要分析ツールで、SOC (Security Operations Center) や NetOps での日常監視に活用されます。
【主要メトリクス】
| メトリクス | 用途 |
|---|---|
| 送信元/宛先別トラフィック量 | Top Talkers 特定 |
| 許可/拒否フロー トレンド | NSG ポリシー効果分析 |
| Top Talkers (VM/サブネット) | 過剰通信 VM の特定 |
| マルウェア通信疑い (Threat Intelligence) | セキュリティ インシデント早期発見 |
| 異常ポート通信 | 不正侵入の兆候検知 |
| VNet トポロジー | ネットワーク全体構造の可視化 |
| 地理的トラフィック分布 | 意図しない国からのアクセス検出 |
【Traffic Analytics 有効化前提】
- NSG Flow Logs V2 が有効化されている
- Log Analytics ワークスペースが存在する
- NSG Flow Logs の宛先として Log Analytics が指定されている
- Traffic Analytics の処理間隔: 10 分 (既定) または 60 分
【典型的なクエリ例 (KQL)】
// Top 10 アウトバウンド送信元 VM
AzureNetworkAnalytics_CL
| where SubType_s == "FlowLog"
| where FlowDirection_s == "O"
| summarize TotalBytes = sum(OutboundBytes_d) by VM1_s
| top 10 by TotalBytes desc【他選択肢が違う理由】
- B. NSG 自動生成: Traffic Analytics は分析・可視化のみで、ルール生成はしません。Microsoft Sentinel との統合で「異常検知 → SOAR ワークフロー」が可能ですが、自動生成は別機能です。
- C. VPN 暗号化分析: 無関係。VPN Gateway の暗号化スイートは VPN Gateway のメトリクスで確認します。
- D. Public IP 使用率: Azure Monitor の Public IP メトリクス領域。
【参考】
AZ700-CORE#56 (pid=29669)
あなたは Azure VM 間の通信が突然失敗するようになりました。NSG ルールが原因かどうかをまず確認する Network Watcher の機能はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
IP Flow Verify は、指定した 5-tuple (送信元 IP/Port、宛先 IP/Port、プロトコル) が NSG ルールで「許可」または「拒否」されるかを瞬時に判定するツールです。VM 単位で動作し、許可された/拒否された具体的なルール名を返すため、NSG 起因の通信失敗を即座に切り分けできます。トラブルシュートの最初の一手として最適です。
【NSG 関連診断ツール 比較】
| ツール | 用途 | 実行時間 |
|---|---|---|
| IP Flow Verify | 特定 5-tuple の NSG 判定 (許可/拒否 + ルール名) | 即時 (数秒) |
| NSG Diagnostics | NSG セット内のルール衝突 + 重複検出 | 数秒 |
| NSG Flow Logs | すべての NSG 通過パケットの記録 (Storage に保存) | 継続的 |
| Effective Security Rules | VM/NIC に適用される実効ルール一覧 | 即時 |
【IP Flow Verify の使い方】
- Azure Portal → Network Watcher → IP Flow Verify
- 対象 VM、NIC を選択
- Direction: Inbound / Outbound
- 5-tuple 指定: Local IP、Local Port、Remote IP、Remote Port、Protocol (TCP/UDP)
- 結果: Access Allowed / Denied + マッチした NSG ルール名
【典型シナリオ】
- VM がアウトバウンドで特定 URL に到達できない → Outbound + Remote IP:443 で判定
- VM が SSH (22) を受け付けない → Inbound + Local Port 22 で判定
- VM Scale Set の特定インスタンスのみ通信失敗 → そのインスタンス NIC で判定
【他選択肢が違う理由】
- B. Connection Monitor: 継続的な接続性監視、NSG ルール判定には不向き。原因が NSG か他要因かを切り分ける用途には不適。
- C. Topology: VNet トポロジ可視化、NSG 判定機能なし。
- D. VPN Diagnostic: VPN Gateway のトラブルシュート用で VM 間通信には不適。
【トラブルシュートの 5 段階】
- IP Flow Verify で NSG 起因を確認
- NSG 否定なら Effective Routes で UDR/ピアリング確認
- ルート OK なら Connection Troubleshoot で経路全体確認
- 更に詳細が必要なら Packet Capture で L7 まで確認
- VPN/ER 起因なら VPN Diagnostic で詳細分析
【参考】
AZ700-CORE#55 (pid=29668)
Azure Network Watcher の Connection Monitor は何を計測する機能ですか?
解説
【正解: A】の理由
Connection Monitor は Network Watcher の機能の 1 つで、Source (VM/サブネット/Workspace) と Destination (Azure リソース、外部 URL、IP) 間の継続的な接続性テストを行います。レイテンシ、パケット損失、トポロジ変化、TCP/HTTP 応答時間を定期計測し、Log Analytics に蓄積されます。SRE/NetOps の SLO 監視に最適です。
【Network Watcher 主要機能の使い分け】
| 機能 | 用途 | 実行モード |
|---|---|---|
| Connection Monitor | 継続的なエンドツーエンド接続性監視 | 常時実行 |
| Connection Troubleshoot | ワンショット接続テスト + ホップ分析 | 都度実行 |
| IP Flow Verify | 特定の 5-tuple が NSG で許可/拒否されるか | 都度実行 |
| Next Hop | UDR/システム ルートで Next Hop を確認 | 都度実行 |
| NSG Diagnostics | NSG ルールの効果分析 | 都度実行 |
| Packet Capture | パケット キャプチャ (PCAP) | 期間実行 |
| VPN Diagnostic | VPN Gateway の診断 | 都度実行 |
【Connection Monitor の機能詳細】
- Source: VM (Agent) / Azure Resource (LB、AppGW、ER Circuit 等) / Workspace
- Destination: Azure リソース、Public Endpoint (URL/IP)、オンプレ Endpoint
- プロトコル: TCP、ICMP、HTTP/HTTPS
- 頻度: 30 秒〜30 分 (設定可能)
- メトリクス: Round Trip Time、Loss %、Health Threshold (Pass/Fail)
- アラート: メトリクスが閾値超えで Azure Monitor アラート発火可能
【典型ユース ケース】
- クロスリージョン VNet ピアリング の常時 RTT 監視
- オンプレと Azure 間の ExpressRoute 接続性 SLO 計測
- App Service への外部 ユーザー到達性監視
- Microservice 間の継続的接続性検証
【他選択肢が違う理由】
- B. ワンショット テスト: Connection Troubleshoot の機能です。Connection Monitor は継続監視します。
- C. NSG ルール ヒット: NSG Flow Logs / Traffic Analytics の領域。
- D. BGP セッション: VPN Gateway / ExpressRoute の診断 (BGP Status) の領域。
【参考】
AZ700-CORE#53 (pid=29666)
NAT Gateway を 1 つの可用性ゾーン (例: Zone 1) に配置した場合、ゾーン障害が発生したらどうなりますか?
解説
【正解: A】の理由
NAT Gateway はゾーン依存リソースで、デプロイ時に特定のゾーン (Zone 1/2/3) に配置するか「No zone」(リージョン内ランダム) を選択します。特定ゾーンに配置した場合、そのゾーン障害時には NAT Gateway も停止し、関連サブネットのアウトバウンドが影響を受けます。フェイルオーバー機能は組み込まれておらず、ゾーン冗長を実現するには複数の NAT Gateway を異なるゾーンに配置する必要があります。
【NAT Gateway ゾーン配置オプション】
| オプション | 動作 | 用途 | SLA |
|---|---|---|---|
| Zone 1/2/3 (特定ゾーン) | そのゾーンに配置、ゾーン障害時影響あり | Zonal VM と同じゾーンに配置 | 99.9% |
| No zone | リージョン内ランダム配置 | Zonal でない用途 | 99.9% |
【ゾーン冗長戦略】
- ゾーン跨ぎの VM Scale Set の場合、各ゾーンに別の NAT Gateway を配置 (合計 3 つの NAT Gateway)
- 各サブネットを個別の NAT Gateway に関連付け (同じゾーンの VM とサブネットを揃える)
- 1 つの NAT Gateway を複数ゾーンには配置不可 (これが Standard LB との大きな違い)
- Zonal Resilient な構成では Public IP もゾーン冗長 (Standard) を使用
【NAT Gateway の他制約】
- 1 つの NAT Gateway を複数サブネットに関連付け可能 (同一可用性ゾーン内)
- 1 つのサブネットに関連付けられる NAT Gateway は 1 つだけ
- NAT Gateway と Standard LB Outbound Rule は同一サブネットで併用不可 (どちらか一方)
- NAT Gateway は Basic SKU リソースとは併用不可 (Standard SKU のみ)
【他選択肢が違う理由】
- B. 自動フェイルオーバー: NAT Gateway はそのような機能を持たない。フェイルオーバーを実現するには複数 NAT Gateway を冗長配置する必要があります。
- C. 帯域半減: 該当ゾーン内では完全停止、帯域半減ではなく完全停止です。
- D. 影響なし: ゾーン障害は確実に影響します。特定ゾーン配置の特性上、フェイルオーバーなしで停止します。
【参考】
AZ700-CORE#51 (pid=29664)
UDR (User-Defined Route) の Next hop type のうち、Azure Firewall を経由させるときに指定すべき値はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure Firewall を経由させる UDR では Next hop type に Virtual appliance を指定し、Next hop address に Azure Firewall のプライベート IP (例: 10.0.1.4) を設定します。NVA (サードパーティ Firewall、SD-WAN 等) も同じ Virtual appliance タイプで処理します。
【UDR Next hop type 完全一覧】
| Next hop type | 用途 | Next hop address | 典型シナリオ |
|---|---|---|---|
| Virtual appliance | Azure Firewall / NVA | 必要 (IP 指定) | Firewall 強制経路 |
| Virtual network gateway | VPN / ExpressRoute Gateway | 不要 | オンプレ向け |
| VNet local | VNet 内部経路 | 不要 | VNet 内部 |
| Internet | インターネット直行 | 不要 | Public Internet |
| VirtualNetworkServiceEndpoint | Service Endpoint 経由 | 不要 | Storage 等への内部最適化 |
| None (Drop) | パケット破棄 | 不要 | 意図的な遮断 |
【UDR 設定の典型例 (Hub-Spoke + Firewall)】
名前: rt-spoke-to-firewall
Address prefix: 0.0.0.0/0
Next hop type: Virtual appliance
Next hop address: 10.0.1.4 (Azure Firewall プライベート IP)
適用サブネット: Spoke の全サブネット【設計上のポイント】
- Virtual appliance の Next hop IP は必ず VNet 内のプライベート IP (Public IP 指定は不可)
- Azure Firewall の場合、Firewall のプライベート IP を確認 (Firewall リソース > 概要)
- NVA (VM ベース Firewall) の場合、その VM の NIC で「IP 転送を有効化」する必要あり
- UDR は サブネット単位で適用、複数サブネットに同じ UDR を関連付け可能
【他選択肢が違う理由】
- B. Virtual network gateway: VPN/ExpressRoute Gateway 用、Firewall は別。Gateway 経由でオンプレへ流すときに使用します。
- C. Internet: Firewall を経由せず直接インターネットへ。Firewall 強制経路を実現できません。
- D. None: パケット破棄、通信不可です。Firewall を経由しないどころか通信そのものを止めます。
【参考】
AZ700-CORE#50 (pid=29663)
VPN Gateway を Hub VNet に配置し、Spoke VNet 内の VM がオンプレへ通信できるよう設定したい。VNet ピアリング設定として正しいフラグの組み合わせはどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Gateway Transit は「Hub にゲートウェイがある側 = Allow gateway transit を true」「Spoke がそれを利用する側 = Use remote gateways を true」という対の設定です。これにより Spoke VM が Hub の VPN Gateway 経由でオンプレに到達できるようになります。Spoke 側に独自の VPN Gateway を持たせる必要がなくなり、Gateway リソースのコスト削減と管理集中化が実現します。
【ピアリング Gateway Transit 設定マトリクス】
| 側 | Allow gateway transit | Use remote gateways | 説明 |
|---|---|---|---|
| Hub (Gateway 保有) | true | false | Gateway を Spoke に貸す |
| Spoke (Gateway 利用) | false | true | Hub の Gateway を借りる |
【Gateway Transit の追加要件】
- Hub に VPN Gateway または ExpressRoute Gateway が既にデプロイ済み
- VPN Gateway 経由のオンプレ ルートが BGP または手動で広告されている
- Spoke のサブネットに UDR で適切な経路 (オンプレ アドレス → VirtualNetworkGateway) が設定されている (BGP の場合自動)
- 双方の VNet 接続が「Connected」状態
【他選択肢が違う理由】
- B. 両方 Use remote gateways: Hub には自身の Gateway があり「リモート」を使う必要なし。両方が「相手の Gateway を使う」と設定するのは矛盾。
- C. 両方 Allow gateway transit: Spoke 側に Gateway がないため transit を許可する意味なし。論理的に成立しません。
- D. 特別な設定不要: 明示的に対の設定が必要で、デフォルトでは Spoke→オンプレ通信は不可です。Allow virtual network access のみではオンプレ到達できません。
【関連設計上のポイント】
- 1 つの Spoke が 2 つ以上の Hub に Use remote gateways = true で接続することは制限あり (1 つの Hub からのみ Gateway を借りる)
- ExpressRoute と VPN Gateway を Hub に共存させる場合、各 Gateway の優先度設定が必要
- BGP を利用すると Gateway 経由の動的ルート広告が Spoke にも自動伝達
【参考】
AZ700-CORE#46 (pid=29659)
Azure Private DNS Zone に「VNet リンク」を作成するとき、Auto-registration を有効化できる VNet の数は?
解説
【正解: A】の理由
Azure Private DNS Zone への VNet リンクで Auto-registration を有効化できるのは 1 ゾーンにつき 1 VNet のみです。Auto-registration は VNet 内の VM の A レコードをゾーンに自動登録する機能で、複数 VNet で有効化すると重複レコードや競合が発生するため設計上 1 VNet のみに制限されています。
【VNet リンクの 2 種類】
| リンク種類 | 動作 | 制限 | 用途 |
|---|---|---|---|
| Auto-registration あり | VM の A レコード自動登録 | 1 ゾーンに 1 VNet のみ | VM の内部 FQDN 自動管理 |
| Auto-registration なし (解決のみ) | ゾーン参照のみ可能 | 制限なし (1000 VNet 上限) | Private Endpoint 解決、他 VNet からの参照 |
【典型的な構成: Hub-Spoke + Private DNS Zone】
- Hub VNet: privatelink.* Private DNS Zone を集中配置
- Hub VNet: 内部用 corp.local Zone に Auto-registration リンク (Hub の VM の A レコード自動登録)
- Spoke VNet 1〜N: 同じ Private DNS Zone に Auto-registration なしリンク (解決のみ)
- これで Spoke の VM も Private DNS Zone を解決可能
【Auto-registration の制限事項】
- VM の NIC のプライマリ IP のみ対象 (セカンダリ IP は対象外)
- Private Endpoint は対象外 (PE は Private DNS Zone Group で管理)
- Azure App Service VNet 統合インスタンスは対象外
- A レコードのみ (CNAME、AAAA は手動)
【他選択肢が違う理由】
- B, C, D: すべて 1 VNet 制限を超えるため不正解です。複数 VNet で Auto-registration を有効化したい場合は、それぞれ別の Private DNS Zone を作成する必要があります (例: vnet1.local、vnet2.local)。
【参考】
AZ700-CORE#45 (pid=29658)
あなたは VNet 内で社内ドメイン corp.contoso.com の名前解決をオンプレ DNS サーバーに転送したいと考えています。VNet 内の VM が Azure 提供 DNS を使い続けつつ、特定ドメインのみオンプレ DNS を使う方法はどれですか?
解説
【正解: B】の理由
Azure DNS Private Resolver の Outbound Endpoint + DNS Forwarding Ruleset を組み合わせると、特定の DNS 名前空間 (例: corp.contoso.com) を指定の宛先 (オンプレ DNS サーバー IP) へ条件付き転送できます。VM は引き続き Azure 提供 DNS を使用し、Resolver が自動的にドメインを判別して転送します。
【DNS Private Resolver の構成コンポーネント】
| コンポーネント | 方向 | 用途 | 専用サブネット |
|---|---|---|---|
| Inbound Endpoint | オンプレ → Azure | オンプレからの DNS クエリ受信 | 必要 (/28) |
| Outbound Endpoint | Azure → オンプレ | 条件付き転送のソース | 必要 (/28、Inbound と別) |
| Forwarding Ruleset | - | ドメイン別宛先 IP の定義 | Ruleset として独立 |
| VNet Link | - | Ruleset を VNet に関連付け | - |
【DNS Private Resolver のメリット】
- マネージド サービス (VM 不要、可用性 99.99% SLA)
- 条件付き転送が複数ドメインに対して柔軟に設定可能
- Inbound + Outbound 両方向の Hybrid DNS を実現
- カスタム DNS サーバー (VM ベース) と異なり、自動スケール + 障害対応
【他選択肢が違う理由】
- A. hosts ファイル: VM 単位で運用負担が大きく、変更追従が困難。スケール アウトには適しません。
- C. カスタム DNS を変更: 全 VNet が完全にオンプレ DNS 依存になり、Azure サービスの解決 (privatelink.*、azurewebsites.net 等) が不安定化する可能性があります。
- D. Public DNS: 内部ドメインは Public DNS では解決できません。corp.contoso.com のような社内ドメインは公開されていません。
【Resolver と従来手法の比較】
| 手法 | 可用性 | 運用負担 | 条件付き転送 |
|---|---|---|---|
| VM ベース DNS フォワーダ (BIND/Windows) | 自社運用 | 高 | ○ |
| Azure DNS Private Resolver | 99.99% SLA | 低 | ○ |
【参考】
AZ700-CORE#43 (pid=29656)
VNet ピアリング設定の "Allow forwarded traffic" を有効化すべきシナリオはどれですか?
解説
【正解: A】の理由
"Allow forwarded traffic" は、ピアリング先 VNet から「送信元 IP が当該 VNet 内部ではないトラフィック」を受け入れる設定です。Hub-Spoke + NVA 構成では Spoke→Hub の NVA→他 Spoke のように転送経路を通るため、転送元 NVA が異なる VNet にあると Spoke 受信側でこのフラグを true にする必要があります。
【ピアリング設定フラグの動作 完全表】
| フラグ | 動作 | 典型用途 | 既定値 |
|---|---|---|---|
| Allow virtual network access | ピア間の VM 通信を許可 | 常に true | true |
| Allow forwarded traffic | NVA 経由の転送パケットを受信 | Hub-Spoke + NVA で必須 | false |
| Allow gateway transit | この VNet の Gateway を相手に貸す | Hub 側で true | false |
| Use remote gateways | 相手の Gateway を借りる | Spoke 側で true | false |
【Hub-Spoke 構成での設定パターン】
| 方向 | Allow forwarded | Allow gateway transit | Use remote gateways |
|---|---|---|---|
| Hub → Spoke | true | true | false |
| Spoke → Hub | true | false | true |
【他選択肢が違う理由】
- B. 直接通信のみ: "Allow virtual network access" だけで足り、"Allow forwarded traffic" は不要です。
- C. Public Internet 許可: VNet ピアリング設定とは無関係 (NSG/UDR で制御)。Public Internet 通信は VNet の Internet 既定ルートで処理されます。
- D. VPN Gateway 経由のみ: これは "Use remote gateways" + "Allow gateway transit" の組み合わせです。
【参考】
AZ700-CORE#42 (pid=29655)
VNet ピアリングで両 VNet 間のアドレス空間に同一サブネット (例: 両方とも 10.0.0.0/24) が含まれる場合、何が起きますか?
解説
【正解: A】の理由
Azure VNet ピアリングは作成時にアドレス空間の重複をチェックし、重複が検出された場合はピアリング作成が失敗します。これは TCP/IP のルーティング原則上、同一アドレス範囲が複数 VNet に存在するとパケットの宛先が決定できないためです。Azure はこれを事前に検証することで、誤った設定が本番運用に影響することを防いでいます。
【重複時の対処方法】
| 方法 | 説明 | 適用シナリオ |
|---|---|---|
| VNet アドレス変更 | 片方の VNet のアドレス空間を変更 (リソースなしならサブネット削除→再作成) | 計画初期、リソース移行可能 |
| VPN Gateway NAT | VPN Gateway の NAT 機能でアドレス変換 | 合併・買収 (M&A) で重複が避けられない |
| AVNM IPAM | Azure Virtual Network Manager の IP Address Manager で組織全体の重複防止 | 大規模組織の予防策 |
| セカンダリ範囲追加 | 重複 VNet に別の非重複範囲を追加し、リソースを移行 | 既存運用中の VNet |
【ピアリング作成時の検証項目】
- アドレス空間の重複なし (CIDR 単位)
- 双方が同じ Microsoft Entra テナント (異なる場合は特別な権限設定が必要)
- 両 VNet が Standard SKU リージョン (Government Cloud 等の制約あり)
- サブスクリプション間ピアリングは Network Contributor ロール必要
【他選択肢が違う理由】
- B. ピアリング成功するがエラー: Azure は作成時に検証するため、ピアリング自体が成立しません。設定段階でエラーが返ります。
- C. 重複部分のみ通信不可: そのような部分許可動作はありません。ピアリング自体が成立しないため通信は完全に確立されません。
- D. 自動アドレス変更: Azure は顧客の VNet 設定を勝手に変更しません。顧客側で明示的に変更する必要があります。
【参考】
AZ700-CORE#39 (pid=29652)
Azure SQL Managed Instance を VNet にデプロイする際、サブネットに対して必要な設定はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
SQL Managed Instance は専用のサブネットを必要とし、そのサブネットに対して Microsoft.Sql/managedInstances Delegation を設定する必要があります。これにより Azure が当該サブネットを SQL MI 専用として管理し、適切な内部リソース (Routing、DNS、ストレージ、管理プレーン トラフィック) を自動構成します。
【主要 Delegation サービス一覧】
| サービス | Delegation 名 | サブネット要件 |
|---|---|---|
| SQL Managed Instance | Microsoft.Sql/managedInstances | 専用 /27 推奨 |
| App Service VNet 統合 | Microsoft.Web/serverFarms | 専用 /28 以上 |
| Container Instances | Microsoft.ContainerInstance/containerGroups | 専用 /29 以上 |
| PostgreSQL Flexible Server | Microsoft.DBforPostgreSQL/flexibleServers | 専用 /28 以上 |
| MySQL Flexible Server | Microsoft.DBforMySQL/flexibleServers | 専用 /28 以上 |
| Spring Apps | Microsoft.AppPlatform/Spring | 専用 /28 以上 |
【SQL MI Delegation の動作】
- サブネットは SQL MI 専用 (他のリソースを配置不可)
- Azure が自動で内部 Load Balancer、Backup Storage アクセス用ルートを構成
- Network Intent Policy が自動付与される
- サブネット 削除時に Delegation 解除が必要
【他選択肢が違う理由】
- B. Private Endpoint: SQL MI は VNet 統合型のため Private Endpoint ではなく Delegation を使用します (Azure SQL DB は逆に PE 使用)。
- C. NSG 無効化: NSG は必要、ただし SQL MI 用の管理トラフィック (Microsoft 管理プレーン) を許可するルールが自動付与されます。完全無効化は推奨されません。
- D. 設定不要: Delegation 設定なしでは SQL MI デプロイは「サブネットが委任されていない」エラーで失敗します。
【参考】
AZ700-CORE#37 (pid=29650)
Azure サブネットを作成済み VM がある状態で、サブネット プレフィックスを縮小 (例: /24 → /25) しようとしたところエラーになりました。原因として最も適切なものはどれですか?
解説
【正解: A】の理由
2024 年以降の Azure では、リソースが存在するサブネットの拡張は条件付きで可能になりましたが、縮小は既存リソースの IP が縮小後の範囲外になる可能性があるため許可されていません。VM・NIC・Private Endpoint 等が存在しない状態にしてから縮小操作を行う必要があります。
【サブネット サイズ変更の制約マトリクス】
| 操作 | VM/NIC あり | VM/NIC なし | 備考 |
|---|---|---|---|
| 拡張 (/24 → /23) | 条件付き可 | 可 | 新範囲が既存と互換 |
| 縮小 (/24 → /25) | 不可 | 可 | IP 範囲外の検証 |
| アドレス開始位置変更 | 不可 | 可 | 全 IP リセット |
| 名前変更 | 不可 | 不可 | 削除して再作成必要 |
【他選択肢が違う理由】
- B. 一切不可能: リソースを削除すれば縮小可能です。
- C. VM 停止のみ: 停止しても NIC は残るため、NIC の IP が縮小範囲外の場合は不可能です。NIC を削除する必要があります。
- D. NSG デタッチ: NSG とサブネット サイズ変更は無関係です。
【ベスト プラクティス: アドレス計画の見直し時】
- 変更前に サブネット内のすべてのリソース (VM、NIC、PE、Bastion 等) をリスト化
- 新サブネットを別範囲で作成
- リソースを段階的に移行 (NIC の再作成、VM の再デプロイ)
- 旧サブネットを削除
- 必要に応じて新サブネットを旧範囲にリネーム
【参考】
AZ700-CORE#36 (pid=29649)
あなたは Azure VPN Gateway を Active-Active モードでデプロイする予定です。BGP も併用し、将来的に ExpressRoute Gateway も同一 VNet に共存させる可能性があります。GatewaySubnet として推奨される最小プレフィックス サイズはどれですか?
解説
【正解: C】の理由
Microsoft 公式は GatewaySubnet に /27 以上 を推奨しています。Active-Active 構成では 2 インスタンスの Gateway がそれぞれ IP を必要とし、BGP ピアリング用 IP、Azure 内部用予約 IP、将来の Gateway SKU アップグレード予備、ExpressRoute Gateway 共存時の追加 IP を考慮すると /27 (32 アドレス) が安全です。
【サイズ要件 詳細比較】
| サイズ | 利用可能 IP | Active-Standby | Active-Active | + ER 共存 |
|---|---|---|---|---|
| /29 | 3 | ○ (最低限) | △ (BGP 共存厳しい) | × |
| /28 | 11 | ○ | ○ | △ |
| /27 | 27 | ○ | ○ | ○ (推奨) |
| /24 | 251 | ○ | ○ | ○ (浪費) |
【他選択肢が違う理由】
- A. /29: Active-Active + BGP では IP 数が不足する可能性あり。最小 Active-Standby なら動作するが推奨外。
- B. /28: Active-Active で機能しますが、将来の SKU 変更や ExpressRoute Gateway 共存で予備が枯渇しやすい。
- D. /24: 機能上問題ないが大幅なアドレス浪費 (VNet 全体のアドレス計画から見ても過大)。
【設計時の注意点】
- GatewaySubnet 名は固定 (変更不可)
- NSG を GatewaySubnet に関連付けると問題が起きるケースあり (Microsoft 推奨は NSG 関連付けなし)
- UDR を関連付けた場合、Azure 内部管理トラフィックを誤って遮断しないよう注意
- Azure VPN Gateway は 30 分以上のデプロイ時間が必要
【参考】
AZ700-CORE#35 (pid=29648)
あなたは新規 Azure VNet を設計しており、アドレス空間として 10.0.0.0/8 を使いたいと考えています。次のうち、Azure VNet のアドレス空間として有効な範囲はどれですか?
解説
【正解: D】の理由
Azure VNet のアドレス空間は RFC 1918 (10.0.0.0/8、172.16.0.0/12、192.168.0.0/16) が一般的ですが、Public IP 範囲や 100.64.0.0/10 (Carrier-grade NAT、SP NAT 範囲) なども指定可能です。重要なのは「他の Azure VNet とのピアリング先と重複しないこと」「オンプレ ネットワークとの重複を避けること」「Azure 予約範囲 (マルチキャスト、ブロードキャスト等) を含まないこと」です。
【他選択肢が違う理由】
- A, B, C 単独: いずれも有効ですが、RFC 1918 以外も指定可能なので「すべて + Public 範囲」が最も正確な答えです。
【Azure で許可されない予約範囲】
| 範囲 | 用途 | 使用可否 |
|---|---|---|
| 224.0.0.0/4 | マルチキャスト | 不可 |
| 255.255.255.255/32 | ブロードキャスト | 不可 |
| 127.0.0.0/8 | ループバック | 不可 |
| 169.254.0.0/16 | リンクローカル | 不可 |
| 168.63.129.16/32 | Azure 内部 DNS | 不可 |
【VNet アドレス計画 ベスト プラクティス】
- Hub-Spoke 全体で /16 を確保し、Hub /20 + 各 Spoke /20 のように階層分割
- 将来の Bastion (/26)、Firewall (/26)、AppGW (/24)、Gateway (/27) 用の専用範囲を予約
- オンプレと完全に分離した範囲 (例: 10.10.0.0/16) を選択し重複を避ける
- IPv4 + IPv6 デュアル スタックをサポート、IPv6 は /48 以上推奨
【参考】
AZ700-CORE#23 (pid=29646)
あなたは Spoke VNet の全アウトバウンドを Hub VNet の Azure Firewall 経由にしたい。最も適切な手段はどれですか?
解説
【正解: B】の理由
UDR (User-Defined Route) で 0.0.0.0/0 のデフォルト ルートを Next Hop: Virtual appliance (Azure Firewall のプライベート IP) に向けることで、すべてのアウトバウンド トラフィックを Hub の Firewall に強制 (Forced Tunneling) できます。
【UDR 設定例】
| 項目 | 値 |
|---|---|
| Address prefix | 0.0.0.0/0 |
| Next hop type | Virtual appliance |
| Next hop address | Azure Firewall プライベート IP (例: 10.0.1.4) |
【他選択肢が違う理由】
- A. 各 VM に Public IP: VM が直接インターネットに出るため Firewall を経由せず、要件不一致 + セキュリティ低下。
- C. ピアリング削除: 削除すると Hub と通信できなくなり、Firewall も経由できません。
- D. マージ: VNet マージは Azure では非対応です。
【参考】
AZ700-CORE#21 (pid=29644)
Azure Route Server について、正しい記述はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure Route Server は、Azure VNet 内に配置するマネージド BGP ピアリング ポイントで、Network Virtual Appliance (NVA、例: Cisco/Palo Alto) と Azure SDN との間で動的ルート交換 (BGP) を行うサービスです。これにより NVA の経路を自動で VNet/ピアリング先に伝播でき、手動 UDR 管理を排除できます。
【Route Server の典型用途】
- NVA (SD-WAN/Firewall) と Azure の動的ルート連携
- Hub-Spoke + NVA トラフィック検査
- ExpressRoute と VPN Gateway の Transit (Branch-to-Branch)
【他選択肢が違う理由】
- B. 静的ルートのみ: Route Server は動的 BGP、静的 UDR は別機能です。
- C. DNS ルーティング: DNS とは無関係、L3 ルーティング機能です。
- D. 権威 DNS: DNS とは無関係です。
【参考】
AZ700-CORE#19 (pid=29642)
異なる Azure リージョン (East US と West Europe) の 2 つの VNet を、Microsoft バックボーン経由で約 200 ms のレイテンシ目標でフラット接続したい。最も適切な技術はどれですか?
解説
【正解: C】の理由
Global VNet Peering は、異なる Azure リージョンの VNet 同士を Microsoft バックボーン経由で接続する機能です。Regional は同一リージョン内で利用、Global はリージョン間で利用します。両方とも低レイテンシで、リージョン間の物理距離に応じた光速ベースのレイテンシ (200 ms 程度) を提供します。
【他選択肢が違う理由】
- A. S2S VPN: インターネット経由で暗号化、レイテンシ高め、最大帯域 1.25 Gbps (VpnGw3)。
- B. Regional Peering: 同一リージョン内のみ、リージョン跨ぎは不可です。
- D. ExpressRoute Direct: オンプレ→Azure 接続用、VNet→VNet には不適。
【参考】
AZ700-CORE#18 (pid=29641)
Azure DNS Public Zone と Private Zone について、正しい記述はどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure DNS の Public Zone はインターネット側に向けた権威 DNS サービスで、Web 公開ドメイン (例: contoso.com) のホスティングに使われます。Private Zone は VNet 内部からのみ解決可能で、内部用ドメイン (例: corp.local) や Private Endpoint 連携に使われます。
【比較表】
| 項目 | Public Zone | Private Zone |
|---|---|---|
| 解決スコープ | インターネット全体 | リンクされた VNet 内のみ |
| VNet リンク | 不要 | 必要 |
| 用途 | Web 公開ドメイン | 内部用 / Private Endpoint |
| レコード タイプ | A/AAAA/CNAME/MX/TXT/NS 等 | 同上 (制約あり) |
【他選択肢が違う理由】
- B. 両方 VNet リンク必要: Public Zone には VNet リンクは不要です。
- C. IPv4/IPv6 専用区分: 両方とも IPv4/IPv6 両対応です。
- D. サブスクリプション間共有不可: VNet ピアリングまたは共有 で複数サブスクリプションから利用可能です。
【参考】
AZ700-CORE#16 (pid=29639)
Azure Private DNS Zone に VNet を「自動登録 (auto-registration)」付きでリンクすると、何が起きますか?
解説
【正解: A】の理由
VNet を Private DNS Zone に「Auto-registration 有効」でリンクすると、VNet 内の VM (NIC のプライマリ IP) の A レコードがゾーンに自動登録されます。VM の作成・削除に合わせて自動的に追従されるため、内部 VM の名前解決 (vm1.privatezone.local 等) を手動メンテナンスなしで運用できます。
【自動登録の制限】
- 1 つの Private Zone に対し、Auto-registration 付きでリンクできる VNet は
1 つのみ (それ以外はリンクのみ可) - 登録対象は VM のみ (PaaS の Private Endpoint 等は対象外)
- NIC のセカンダリ IP は対象外
【他選択肢が違う理由】
- B. Public IP も: Public IP は対象外、プライベート IP のみです。
- C. Private Endpoint のみ: Auto-registration は VM 対象、Private Endpoint は別途手動 or Private DNS Zone Group で登録します。
- D. 登録なし: Auto-registration の用途は自動登録機能です。
【参考】
AZ700-CORE#14 (pid=29637)
Azure VNet 内の VM がデフォルトで使用する DNS 解決サービスはどれですか?
解説
【正解: A】の理由
Azure VNet 内の VM は既定で Azure が提供する仮想 DNS リゾルバ (Azure-provided DNS) を使用し、その IP は 168.63.129.16 です。この IP は Azure のすべての VNet で共通で、内部用の予約アドレスです。VNet 内の名前解決 (azurewebsites.net 等の Azure サービス) や インターネット名前解決を担当します。
【DNS カスタマイズ オプション】
| レベル | 設定方法 |
|---|---|
| VNet レベル | VNet > DNS サーバー > カスタム |
| NIC レベル | NIC > DNS サーバー (VNet をオーバーライド) |
| VM OS レベル | OS 設定 (DHCP オーバーライド) |
【参考】
AZ700-CORE#13 (pid=29636)
あなたは複数 VNet 間でアドレス空間の重複を避ける必要があります。Azure Virtual Network Manager の機能のうち、組織全体のアドレス計画を集中管理できる機能はどれですか?
解説
【正解: B】の理由
Azure Virtual Network Manager (AVNM) の IPAM 機能は、組織全体の VNet アドレス空間を集中管理し、重複を予防する機能を提供します。プール定義、サブ プール、自動割り当てを含みます。
【AVNM 主要機能】
| 機能 | 用途 |
|---|---|
| Network Group | VNet を動的にグループ化 |
| Connectivity 構成 | Mesh / Hub-Spoke の集中管理 |
| Security Admin Rules | NSG より優先される強制ルール |
| IPAM | アドレス計画の集中管理 |
【他選択肢が違う理由】
- A. Network Group: VNet のグルーピングで、アドレス計画ではありません。
- C. Mesh Connectivity: VNet 間 Mesh 接続で、アドレス計画ではありません。
- D. Hub and Spoke: トポロジ パターンの一種で、アドレス計画ではありません。
【参考】
AZ700-CORE#11 (pid=29634)
Public IP Prefix (Azure マネージドの連続 Public IP 範囲) を作成する主な利点はどれですか?
解説
【正解: B】の理由
Public IP Prefix は、連続した Public IP アドレス範囲 (例: /28 = 16 個) をまとめて確保するリソースです。利点は外部システムのファイアウォール許可リスト (allowlist) や DNS A レコード管理を単一の CIDR で行えることです。個別 Public IP を多数作成すると、それぞれの IP を Allowlist に追加・削除する運用が必要になります。
【他選択肢が違う理由】
- A. 料金無料: Public IP Prefix にも通常の Public IP 料金がかかります。
- C. 無制限: サブスクリプション上限あり、Prefix のサイズは /28〜/31 から選択します。
- D. プライベート IP も: Public IP Prefix は Public IP のみが対象です。
【参考】
AZ700-CORE#9 (pid=29632)
あなたは Azure Bastion を VNet にデプロイします。Bastion 用サブネットの正しい命名とサイズ要件はどれですか?
解説
【正解: B】の理由
Azure Bastion はサブネット名が固定で Azure... の前置きで始まる AzureBastionSubnet を要求します。サイズは Bastion Basic SKU で /26 以上、Standard SKU でホスト スケール (最大 50 セッション以上) を行う場合も /26 が公式推奨です。/27 (32 アドレス) は最小限度として動作する場合がありますが公式推奨は /26 です。
【他選択肢が違う理由】
- A. 任意の名前: 名前固定要件があり、AzureBastionSubnet 以外では Bastion デプロイ自体が失敗します。
- C. BastionSubnet: 名前が正しくありません。
- D. GatewaySubnet と共有: GatewaySubnet は VPN/ER Gateway 専用、Bastion とは共有不可です。
【参考】
AZ700-CORE#7 (pid=29630)
Standard SKU の Public IP アドレスについて、正しい説明はどれですか?
解説
【正解: C】の理由
Standard SKU の Public IP は割り当てが「Static のみ」、ゾーン冗長 (3 ゾーン) または特定ゾーン (zone 1/2/3) への関連付けが可能、デフォルトで全インバウンドが拒否、という特徴を持ちます。Basic SKU はゾーン非対応で、デフォルトで全インバウンドが許可されます。
【Standard と Basic の比較】
| 項目 | Standard | Basic (廃止予定) |
|---|---|---|
| 割り当て | Static のみ | Dynamic / Static |
| ゾーン | ○ (冗長 or 特定) | × |
| 既定 セキュリティ | 全拒否 | 全許可 |
| SLA | 99.99% | なし |
【他選択肢が違う理由】
- A. 動的のみ: Basic SKU の特徴で、Standard は Static のみです。
- B. 静的のみは正解だが説明不足: 「割り当ては静的のみ」は正しいが C のゾーン特性が Standard の最大の特徴です。
- D. 全インバウンド許可: Standard はデフォルト拒否です。
【参考】
AZ700-CORE#5 (pid=29628)
VNet 内の各サブネットでは Azure が予約しているアドレスが存在します。/24 (256 アドレス) のサブネットで実際に VM/PaaS に割り当て可能なアドレス数はいくつですか?
解説
【正解: C】の理由
Azure はサブネットごとに先頭の 5 アドレスを予約しています。/24 = 256 アドレスから 5 を引いて 251 アドレスが利用可能です。
【Azure 予約アドレス 5 個】
| オフセット | 用途 |
|---|---|
| x.x.x.0 | ネットワーク アドレス |
| x.x.x.1 | Azure 既定ゲートウェイ |
| x.x.x.2 | Azure DNS 用 (VNet 内) |
| x.x.x.3 | Azure 将来用 |
| x.x.x.255 | ブロードキャスト相当 (予約) |
【他選択肢が違う理由】
- A. 256: 予約を考慮していません。
- B. 254: 従来の IP サブネット計算 (network + broadcast の 2 個減算) で、Azure 固有の予約 5 個を加味していません。
- D. 250: 4 個減算で計算違いです。
【参考】
AZ700-CORE#4 (pid=29627)
あなたは新規 VNet 10.10.0.0/16 を作成し、その中に Azure VPN Gateway をデプロイする予定です。Microsoft が推奨する GatewaySubnet の最小プレフィックス サイズはどれですか?
解説
【正解: B】の理由
GatewaySubnet には Microsoft 公式の推奨として /27 以上 (32 アドレス) が示されています。これは VPN/ExpressRoute Gateway のスケール アップ (Active-Active 構成や SKU 変更) 時の予備アドレスを確保するためです。/29 (8 アドレス) は技術的には動作しますが推奨されません。
【他選択肢が違う理由】
- A. /24: 機能的に問題はありませんが、アドレス浪費となります。/27 で十分です。
- C. /28: 16 アドレスは Azure 予約 5 + Gateway 用ノードが収まりますが、Active-Active や SKU 変更の余裕がなく非推奨です。
- D. /30: 4 アドレス中 Azure 予約 5 が確保できないため、Gateway のデプロイ自体が失敗します。
【参考】
AZ-700-CORE#2 (pid=29620)
あなたの VNet には次の経路が同時に存在します:
- (1) システム既定ルート: 0.0.0.0/0 → Internet
- (2) BGP 経由 (ExpressRoute) で広告された: 10.50.0.0/16 → ExpressRoute
- (3) ユーザー定義ルート (UDR): 10.50.0.0/16 → Azure Firewall (Virtual appliance)
- (4) VNet ピアリング: 10.50.0.0/16 → VirtualNetwork
VM から 10.50.0.5 宛のパケットは、どの経路が選択されますか?
解説
【正解: C】の理由
Azure のルーティング優先度は 「最長プレフィックス マッチ → ソース優先度」の順で決定されます。今回は全て 10.50.0.0/16 なのでプレフィックス長は同じ → ソース優先度で決定。
【ルーティング優先度 (高い順)】
| 順位 | ソース |
|---|---|
| 1 | UDR (User-Defined Route) |
| 2 | BGP (ExpressRoute / VPN) |
| 3 | VNet Peering (System route) |
| 4 | System default (Internet / VirtualNetwork) |
【ポイント】
- UDR は最強。手動で指定したルートが常に優先される
- BGP は UDR より弱いが Peering よりは強い
- Hub-Spoke で Firewall を強制トンネリングしたい場合、必ず UDR で 0.0.0.0/0 を Firewall に向ける
【参考】
🟠 multi_choice (複数選択、選択肢 3 個) (10 問)
AZ700-CORE#144 (pid=29761)
Azure Front Door Premium の Standard SKU に対する追加機能を 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
Front Door Premium が Standard に追加する主要機能: (A) Private Link 経由 オリジン接続 (Zero Trust、オリジンの Public 公開不要)、(B) Microsoft マネージド WAF (DRS + Bot Manager + API Security)。これらは Premium 専用です。
【Front Door SKU 比較】
| 機能 | Standard | Premium |
|---|---|---|
| グローバル CDN | ○ | ○ |
| カスタム ドメイン | ○ | ○ |
| TLS Termination | ○ | ○ |
| Private Link オリジン | × | ○ |
| Microsoft DRS | × | ○ |
| Bot Manager | × | ○ |
| API Security | × | ○ |
【誤りの根拠】
- C, D, E: すべて両 SKU で利用可能、Premium 専用ではない。
【参考】
【Front Door Premium 価値】
| 機能 | 影響 |
|---|---|
| Private Link オリジン | Zero Trust (オリジン Public 公開不要) |
| Microsoft DRS WAF | OWASP + Microsoft 独自シグネチャ |
| Bot Manager | Bot トラフィック分類 + ブロック |
| API Security | OWASP API Top 10 対応 |
【コスト 比較例】
- Standard: $35/月 + データ転送
- Premium: $330/月 + データ転送
- 多くの本番 Web アプリは Premium が必須 (Private Link + WAF 両方)
AZ700-CORE#143 (pid=29760)
AKS で Azure CNI (Pod が VNet IP) を選択する主な利点を 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
Azure CNI の主要利点は (A) Pod が VNet サブネット IP を直接取得し、VNet 内 PaaS と NAT なしで通信可能 (例: Private Endpoint への直接アクセス)、(B) Azure NPM/Calico/Cilium で Network Policy (L3-L4) 実装可能です。
【誤りの根拠】
- C. /29 最小: CNI は大規模サブネット (/22 以上) 必要。/29 では Pod 数不足。
- D. NAT パフォーマンス向上: CNI は NAT を排除、NAT が発生しないため NAT パフォーマンスは関係なし (NAT そのものがない)。
- E. インターネット公開: Pod は内部 IP、インターネット公開には別途 LB/Ingress が必要。
【CNI vs Kubenet 比較】
| 項目 | Kubenet | Azure CNI |
|---|---|---|
| VNet 内 PaaS と直接通信 | × (NAT 経由) | ○ |
| 必要 IP | 少ない | 多い (Pod × Node) |
| Network Policy | Calico のみ | Calico / Azure / Cilium |
| パフォーマンス | NAT オーバーヘッド | 最高 |
【参考】
【Azure CNI vs Kubenet 詳細比較】
| 項目 | Kubenet | Azure CNI |
|---|---|---|
| Pod IP 範囲 | オーバーレイ (10.244.0.0/16 等) | VNet サブネット |
| 必要 IP | 少 (Node 数のみ) | 多 (Pod × Node) |
| VNet 内通信 | NAT 経由 | 直接 |
| UDR/NSG 影響 | Node のみ | Pod 単位 |
| Windows ノード | 限定 | ○ |
| 将来性 | 廃止予定 | 推奨 |
【Azure CNI Overlay (最新)】
2023 GA、Pod がオーバーレイ範囲 (任意 CIDR) + Node が VNet IP の Hybrid。IP 節約 + CNI 機能 を両立。
AZ700-CORE#142 (pid=29759)
Azure Network Insights (Azure Monitor for Networks) で利用できる機能を 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
Network Insights は Azure 上のネットワーク リソースの統合監視 + 可視化ダッシュボード。主要機能として (A) Functional Dependency View でリソース間依存を可視化、(B) Diagnostic Toolkit で Network Watcher の各ツール (IP Flow Verify、Connection Monitor、Packet Capture 等) にダッシュボードから直接アクセス可能です。
【Network Insights 主要機能】
| 機能 | 用途 |
|---|---|
| Functional Dependency View | リソース依存関係可視化 |
| Health Dashboard | 全 ネットワーク リソースの健全性 |
| Topology View | VNet ピアリング + サブネット可視化 |
| Diagnostic Toolkit | Network Watcher 統合 UI |
| Connectivity | Connection Monitor 結果集約 |
| Traffic | NSG Flow Logs / Traffic Analytics 集約 |
【誤りの根拠】
- C. NSG 自動生成: Network Insights は監視機能、ルール生成はしない。
- D. Public IP 購入: リソース管理機能ではない。
- E. BGP 編集: Gateway リソース管理の領域。
【参考】
【Network Insights が統合する情報源】
| 情報源 | 用途 |
|---|---|
| Azure Resource Graph | リソース インベントリ + 依存関係 |
| Azure Monitor Metrics | パフォーマンス + 健全性 |
| Network Watcher | 診断ツール統合 |
| NSG Flow Logs / Traffic Analytics | トラフィック可視化 |
| Connection Monitor | 接続性監視 |
【典型 Workbook】
- VNet Topology Workbook
- VPN Gateway Health Workbook
- ExpressRoute Workbook
- WAF Workbook
AZ700-CORE#79 (pid=29694)
AKS クラスタで Pod から Azure Storage への通信を「VNet 内プライベート」に保ちたい。組み合わせとして適切なものを 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, C】の理由
AKS Pod → Azure Storage のプライベート通信には 2 つの主要パターンがあります: (A) Azure CNI + Private Endpoint で完全プライベート IP 経路、(C) Service Endpoint + Storage Firewall で バックボーン経由の VNet 限定アクセス。どちらも Public Internet 経由を排除し、セキュリティ要件を満たします。
【パターン比較】
| 項目 | A: CNI + PE | C: SE + Firewall |
|---|---|---|
| Pod IP | VNet IP | VNet IP (Azure CNI) または Node NAT (Kubenet) |
| Storage IP | Private IP (10.x) | Public IP (Microsoft IP) |
| DNS | Private DNS Zone | Public DNS |
| オンプレからのアクセス | 可 (VPN/ER) | 不可 |
| 料金 | PE 単位 (有償) | SE 無料 |
| 細粒度制御 | PE = Storage Account 単位 | SE Policy で Storage 単位 |
【AKS + Storage プライベート アクセスのベスト プラクティス】
- AKS Cluster を Azure CNI で構築 (Pod が VNet IP)
- AKS サブネットを別途専用に配置 (NSG 制御しやすく)
- Storage Account に Private Endpoint を AKS サブネットに作成
- Storage Account の Public Network Access を Disabled
- Private DNS Zone (privatelink.blob.core.windows.net) を VNet にリンク
- Pod から Storage への通信を NetworkPolicy で制御 (Calico/Azure NP)
【誤りの根拠】
- B. Kubenet + Public IP: NAT 経由 + Public IP は最もセキュリティ脆弱な構成します。「VNet 内プライベート」の要件不一致。
- D. Pod Public IP: Pod に Public IP を付与する標準的な方法は存在せず (Cluster の Public IP とは別の話)、要件不一致。
- E. すべて Public: セキュリティ要件と完全に逆の構成します。
【参考】
AZ700-CORE#68 (pid=29683)
Service Endpoint がサポートする Azure サービスを 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
Service Endpoint は Azure Storage、Azure SQL Database、Azure Cosmos DB、Key Vault、Service Bus、Event Hubs 等の主要 PaaS サービスに対応しています。サブネット側で SE を有効化し、サービス側で VNet ID 許可リストに追加することで Azure バックボーン経由の最適化通信が実現します。
【Service Endpoint 対応サービス一覧】
| サービス | SE タグ名 |
|---|---|
| Azure Storage | Microsoft.Storage |
| Azure SQL Database / Synapse | Microsoft.Sql |
| Azure Cosmos DB | Microsoft.AzureCosmosDB |
| Key Vault | Microsoft.KeyVault |
| Service Bus | Microsoft.ServiceBus |
| Event Hubs | Microsoft.EventHub |
| App Service | Microsoft.Web |
| Cognitive Services | Microsoft.CognitiveServices |
| Container Registry | Microsoft.ContainerRegistry |
【誤りの根拠】
- C. Azure Functions (Consumption): Functions Consumption Plan は SE 非対応 (Premium/Dedicated Plan なら VNet 統合可)。
- D. Azure Bastion: Bastion は サブネット (AzureBastionSubnet) 上のサービスで、SE 対象外。VNet 内専用のため SE 不要。
- E. Azure DNS Public Zone: Public DNS はインターネット公開サービスで、SE の概念対象外。
【Service Endpoint と Private Endpoint の選択指針】
| 要件 | 推奨 |
|---|---|
| VNet 内のみアクセス制限したい | SE で十分 |
| オンプレからもプライベート アクセスしたい | PE 必須 |
| サービスの IP を VNet 内 IP にしたい | PE 必須 |
| 細粒度 (特定 Storage Account のみ等) | SE Policy + SE、または PE |
| 低コスト | SE (PE は有償) |
【参考】
AZ700-CORE#54 (pid=29667)
Azure Virtual Network Manager (AVNM) で Hub-Spoke トポロジを管理する際の利点を 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
AVNM の Hub-Spoke 管理の主要利点は (1) Network Group の動的メンバーシップ (Azure Policy 風のタグ評価で VNet を自動所属) と (2) Connectivity 構成で 1 回設定するだけで N 個の Spoke ピアリングを自動構築できる点です。大規模な VNet 環境 (50+ VNet) では手動でのピアリング管理は破綻するため、AVNM が標準解になります。
【AVNM の主要機能】
| 機能 | 用途 | 典型シナリオ |
|---|---|---|
| Network Group | VNet の動的グループ化 | 「dev タグ持つ VNet を自動所属」 |
| Connectivity 構成 | Hub-Spoke / Mesh の集中管理 | 「Hub に対し全 Spoke を自動ピアリング」 |
| Security Admin Rules | NSG より優先のテナント レベル ルール | 「Port 3389 を組織全体で遮断」 |
| IPAM | アドレス空間集中管理 | 「重複しない CIDR 自動払い出し」 |
【AVNM の Connectivity 構成パターン】
- Hub-Spoke: 1 つの Hub に対し N 個の Spoke を自動ピアリング
- Mesh: すべての VNet 間で双方向ピアリング
- Hub-Spoke with Direct Connectivity: Hub-Spoke + Spoke 間 直接接続オプション
- Cross-region: 複数リージョン間の Global ピアリング統合
【誤りの根拠】
- C. NSG を置き換え: NSG は併用し、Security Admin Rules は NSG 上書きですが置き換えではありません。階層的に Security Admin → NSG → ASG の順で評価されます。
- D. VPN Gateway 自動デプロイ: AVNM は VPN Gateway の自動デプロイは行いません。Gateway は ARM テンプレート / Bicep / Terraform 等別途デプロイ。
- E. Public IP 管理: Public IP は別リソース、AVNM の機能ではありません。Public IP Prefix は別途管理します。
【AVNM 適用規模 目安】
| VNet 数 | 推奨ツール |
|---|---|
| 1〜10 | 手動ピアリング (簡素) |
| 10〜50 | ARM テンプレート / Bicep |
| 50+ | AVNM (集中管理が必須) |
【参考】
AZ700-CORE#48 (pid=29661)
VNet のカスタム DNS サーバー設定 (Azure 提供 DNS の代わりに独自 DNS を指定) を使うべきシナリオを 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
カスタム DNS の主な用途は (1) オンプレ AD ドメイン参加 VM の名前解決 (DC 上の DNS を参照)、(2) 全 DNS クエリの集中監査・ロギングが必要なケースです。これらでは VNet レベルで「すべてのクエリ」を社内 DNS にルーティングします。
【カスタム DNS の設定階層】
| レベル | 設定箇所 | 影響範囲 |
|---|---|---|
| VNet レベル | VNet > DNS サーバー > カスタム | VNet 全体のすべての NIC |
| NIC レベル | NIC > DNS サーバー | その NIC のみ (VNet 設定を上書き) |
| VM OS レベル | OS DHCP 設定 | その VM のみ (NIC/VNet を上書き) |
【カスタム DNS vs Private Resolver 比較】
| 要件 | カスタム DNS | Private Resolver + Ruleset |
|---|---|---|
| すべてのクエリを社内 DNS | ○ (推奨) | △ (可能だが過剰) |
| 特定ドメインのみ転送 | × | ○ (推奨) |
| 双方向 (オンプレ↔Azure) 解決 | △ (オンプレ側設定必要) | ○ |
| マネージド (障害対応自動) | × | ○ |
| 運用コスト | 高 (VM 運用) | 低 (PaaS) |
【誤りの根拠】
- C. Azure サービスのみ: Azure 提供 DNS (168.63.129.16) が既定で対応します。カスタム DNS を設定する必要はありません。
- D. Public DNS のみ: Public DNS では Azure 内部リソース (Private Endpoint、Azure サービスの内部 IP) が解決できません。
- E. 特定ドメインだけ転送: このケースは Azure DNS Private Resolver + Forwarding Ruleset を使うべきで、VNet 全体のカスタム DNS は過剰です。
【参考】
AZ700-CORE#40 (pid=29653)
Custom IP Prefix (BYOIP) を Azure に持ち込む際の前提条件として正しいものを 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
BYOIP の前提条件は (1) ROA を IRR に登録して所有権を公的に証明、(2) 署名付き認証メッセージ (X.509 証明書ベース) を Azure に提出、の 2 点が中核です。これにより Microsoft は「あなたが本当にこのプレフィックスの所有者である」ことを検証してから Azure バックボーンからのアドバタイズを許可します。
【BYOIP の全前提条件】
- 所有プレフィックス サイズ: /24 以上 (IPv4)、/64 以上 (IPv6)
- RIR (ARIN/RIPE/APNIC 等) での所有権登録済み
- IRR で ROA 登録 (Route Origin Authorization)
- 署名付き認証メッセージ提出 (X.509 証明書)
- Microsoft の内部検証完了 (数日〜1 週間)
- Azure Public IP Prefix としてのリソース登録
【BYOIP プロセスの全体フロー】
| 順序 | 作業 | 所要 |
|---|---|---|
| 1 | ROA を IRR に登録 | 1〜2 日 |
| 2 | 署名付き認証メッセージ作成 + Azure 提出 | 即時 |
| 3 | Custom IP Prefix リソース作成 (Provisioning 状態) | 即時 |
| 4 | Microsoft 検証 (Provisioning → Provisioned) | 数日〜1 週間 |
| 5 | Commissioned 状態に切替 + アドバタイズ開始 | 即時 |
| 6 | 個別 Public IP として払い出し利用 | 即時 |
【誤りの根拠】
- C. 無料割り当て: BYOIP は「持ち込み」、Microsoft が IP を割り当てるのではなく顧客所有 IP を Azure で使用します。料金は Public IP 利用料がかかります。
- D. IPv6 のみ: IPv4 と IPv6 両方対応です。
- E. PE 設定代行: BYOIP は Azure 内のアドバタイズに関する仕組みで、顧客側 PE ルーター設定はあれば顧客側で実施します。Microsoft は代行しません。
【BYOIP のユース ケース】
- 顧客所有の固定 Public IP プールを Azure で利用
- SaaS Allowlist 維持 (顧客サービスから見て IP が変わらない)
- SEO/SSL 証明書の維持 (IP に紐づく)
【参考】
AZ700-CORE#24 (pid=29647)
VNet ピアリング (Regional) の制限について、正しい記述を 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, E】の理由
VNet ピアリングの 2 つの基本制約: (1) 推移性なし (Non-transitive) と (2) アドレス空間重複不可です。Hub-Spoke で Spoke 間通信を行うには Hub の NVA 経由が必要です (推移性を解決)。
【誤りの根拠】
- B. 推移する: VNet ピアリングは推移しません (これが Hub-Spoke 設計で NVA が必要な理由)。
- C. 500 ピアリング: 1 VNet あたりの既定上限は 500 ピアリング (調整可) で、これは事実だが「制限の説明」としてはやや細かい。本質的な制約は推移性と重複の方です。実際には A E が「正しい制約」として標準的に問われます。
- D. 重複可能: 重複しているとピアリング作成自体が失敗します。
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#10 (pid=29633)
Subnet Delegation について、適切な用途を 2 つ選んでください。
解説
【正解: A, B】の理由
Subnet Delegation は、特定の Azure PaaS サービスにサブネットを「占有的に使わせる」設定です。SQL Managed Instance や Container Instances (ACI)、App Service (VNet 統合)、Database for PostgreSQL Flexible Server 等が代表例です。
【代表的な Delegation サービス】
| サービス | Delegation 名 |
|---|---|
| SQL Managed Instance | Microsoft.Sql/managedInstances |
| Container Instances | Microsoft.ContainerInstance/containerGroups |
| App Service 統合 | Microsoft.Web/serverFarms |
| PostgreSQL Flexible | Microsoft.DBforPostgreSQL/flexibleServers |
【誤りの根拠】
- C. Storage Account: Storage は Private Endpoint や Service Endpoint で接続するもので、Delegation サービスではありません。
- D. VM NIC: VM NIC は通常のサブネット内アドレスを使用し Delegation は不要です。
- E. Public IP: Public IP はサブネットではなくリソース単位で予約します。
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
🔵 hotspot_dropdown (3 行以下) (15 問)
AZ700-CORE#93 (pid=29710)
Defender for Cloud の Attack Path analysis 機能について、各特性を判定してください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Internet から Public IP 経由で VM に到達できる経路を可視化 Internet から Public IP 経由で VM に到達できる経路は、Attack Path analysis で攻撃者視点として可視化されます。これにより、NSG / Firewall を通じた外部到達性のリスクを定量的に把握できます。 | |
攻撃経路を自動的に遮断する機能 Attack Path analysis は分析と推奨事項の提示に特化した機能で、攻撃経路を自動的に遮断する機能は備えていません。そのため、緩和は手動 (NSG ルール追加、Public IP 削除等) で実施する運用が前提となります。 | |
各経路の脆弱性スコア (CVSS) + ビジネス影響度を組み合わせて優先度判定 各攻撃経路には CVSS (技術的脆弱性スコア) とビジネス影響度 (Sensitive Data や Privileged Identity 等の重要度) が組み合わせて評価されます。これにより、優先度の高い経路から対応するリスクベース運用が可能となります。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Internet から Public IP 経由で VM に到達できる経路を可視化 | はい |
| 攻撃経路を自動的に遮断する機能 | いいえ |
| 各経路の脆弱性スコア | はい |
【各判定の詳細】
- 「Internet から Public IP 経由で VM に到達できる経路を可視化」→ はい: Internet から Public IP 経由で VM に到達できる経路は、Attack Path analysis で攻撃者視点として可視化されます。これにより、NSG / Firewall を通じた外部到達性のリスクを定量的に把握できます。
- 「攻撃経路を自動的に遮断する機能」→ いいえ: Attack Path analysis は分析と推奨事項の提示に特化した機能で、攻撃経路を自動的に遮断する機能は備えていません。そのため、緩和は手動 (NSG ルール追加、Public IP 削除等) で実施する運用が前提となります。
- 「各経路の脆弱性スコア」→ はい: 各攻撃経路には CVSS (技術的脆弱性スコア) とビジネス影響度 (Sensitive Data や Privileged Identity 等の重要度) が組み合わせて評価されます。これにより、優先度の高い経路から対応するリスクベース運用が可能となります。
【参考】
AZ700-CORE#90 (pid=29707)
Network Watcher Connection Monitor の設定要素について、各項目を判定してください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Source は Azure VM (Network Watcher Agent 必須) または Azure Workspace を選択可 Connection Monitor の Source は Azure VM (Network Watcher Agent 必須) または Azure Workspace (エージェント ベース) のどちらも選択可能です。そのため、IaaS / SaaS 両方のシナリオで監視ソースを柔軟に配置できます。 | |
Destination は Azure リソース、外部 URL、IP アドレス、いずれも指定可 Destination は Azure リソース (VM / PaaS)、外部 URL、IP アドレスのいずれも指定可能です。これにより、Azure 内通信の監視に加えてオンプレや外部 SaaS への Hybrid 到達性監視も同一ツールで実現できます。 | |
プロトコルは TCP、ICMP、HTTP/HTTPS から選択 プロトコルは TCP、ICMP、HTTP、HTTPS の 4 種類から選択可能です。そのため、Web アプリケーションの監視には HTTP / HTTPS、ネットワーク疎通テストには TCP / ICMP のように用途に応じた使い分けができます。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Source は Azure VM | はい |
| Destination は Azure リソース、外部 URL、IP アドレス、いずれも指定可 | はい |
| プロトコルは TCP、ICMP、HTTP/HTTPS から選択 | はい |
【各判定の詳細】
- 「Source は Azure VM」→ はい: Connection Monitor の Source は Azure VM (Network Watcher Agent 必須) または Azure Workspace (エージェント ベース) のどちらも選択可能です。そのため、IaaS / SaaS 両方のシナリオで監視ソースを柔軟に配置できます。
- 「Destination は Azure リソース、外部 URL、IP アドレス、いずれも指定可」→ はい: Destination は Azure リソース (VM / PaaS)、外部 URL、IP アドレスのいずれも指定可能です。これにより、Azure 内通信の監視に加えてオンプレや外部 SaaS への Hybrid 到達性監視も同一ツールで実現できます。
- 「プロトコルは TCP、ICMP、HTTP/HTTPS から選択」→ はい: プロトコルは TCP、ICMP、HTTP、HTTPS の 4 種類から選択可能です。そのため、Web アプリケーションの監視には HTTP / HTTPS、ネットワーク疎通テストには TCP / ICMP のように用途に応じた使い分けができます。
【参考】
AZ700-CORE#85 (pid=29700)
Azure Virtual Network Manager (AVNM) の Security Admin Rules について、各特性を判定してください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Security Admin Rules は NSG より高い優先度で評価される AVNM の Security Admin Rules は NSG より上位で評価され、テナント レベルで強制適用されます。そのため、NSG で個別に許可されているルールを Security Admin Rules で Deny に上書きすることが可能となります。 | |
Security Admin Rules はテナント レベルで設定し、VNet グループ単位で適用 Security Admin Rules はテナント レベルで設定し、Network Group という VNet 集合に対して一括適用される設計です。これにより、組織全体のセキュリティ コンプライアンスを集中管理でき、個別 NSG の手動運用負荷が軽減されます。 | |
Security Admin Rules は Always Allow / Always Deny / Allow / Deny の 4 アクションを持つ Security Admin Rules は Always Allow / Always Deny / Allow / Deny の 4 アクションを持ち、Always 系は NSG で上書き不可、それ以外は NSG での再評価対象という階層構造です。このため、強制ポリシーと推奨ポリシーを使い分ける柔軟な設計が可能となります。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Security Admin Rules は NSG より高い優先度で評価される | はい |
| Security Admin Rules はテナント レベルで設定し、VNet グループ単位で適用 | はい |
| Security Admin Rules は Always Allow / Always Deny / Allow … | はい |
【各判定の詳細】
- 「Security Admin Rules は NSG より高い優先度で評価される」→ はい: AVNM の Security Admin Rules は NSG より上位で評価され、テナント レベルで強制適用されます。そのため、NSG で個別に許可されているルールを Security Admin Rules で Deny に上書きすることが可能となります。
- 「Security Admin Rules はテナント レベルで設定し、VNet グループ単位で適用」→ はい: Security Admin Rules はテナント レベルで設定し、Network Group という VNet 集合に対して一括適用される設計です。これにより、組織全体のセキュリティ コンプライアンスを集中管理でき、個別 NSG の手動運用負荷が軽減されます。
- 「Security Admin Rules は Always Allow / Always Den…」→ はい: Security Admin Rules は Always Allow / Always Deny / Allow / Deny の 4 アクションを持ち、Always 系は NSG で上書き不可、それ以外は NSG での再評価対象という階層構造です。このため、強制ポリシーと推奨ポリシーを使い分ける柔軟な設計が可能となります。
【参考】
AZ700-CORE#80 (pid=29695)
AKS のネットワーク モデル選択について、各要件に適したモードを選んでください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
10,000 Pod 規模の大規模クラスタ、VNet IP を節約したい Azure CNI Overlay は Pod がオーバーレイ範囲 (VNet 外の private CIDR) を使用し、Node のみが VNet IP を消費する設計です。そのため、10,000 Pod 規模の大規模クラスタでも VNet IP プールを使い果たすリスクがなく、Pod 数増加に対応しやすいモデルとなります。 | |
Pod から Azure SQL DB Private Endpoint に NAT なし直接通信 Azure CNI は Pod が VNet IP を直接持つため、VNet 内の Private Endpoint や PaaS サービスとの NAT なし通信が可能です。これにより、Pod から Azure SQL DB Private Endpoint への直接アクセスで遅延やトラブルシューティングが容易となります。 | |
小規模 (50 Pod 以下) シンプル構成、移行マイグレーション中 Kubenet は IP アドレスを節約しつつシンプルな構成を実現できる旧モデルで、50 Pod 以下の小規模クラスタや移行中の暫定環境に適合します。ただし将来廃止予定のため、新規構築では Azure CNI または CNI Overlay の採用が推奨されます。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| 10,000 Pod 規模の大規模クラスタ、VNet IP を節約したい | Azure CNI Overlay |
| Pod から Azure SQL DB Private Endpoint に NAT なし直接通信 | Azure CNI |
| 小規模 | Kubenet |
【各判定の詳細】
- 「10,000 Pod 規模の大規模クラスタ、VNet IP を節約したい」→ Azure CNI Overlay: Azure CNI Overlay は Pod がオーバーレイ範囲 (VNet 外の private CIDR) を使用し、Node のみが VNet IP を消費する設計です。そのため、10,000 Pod 規模の大規模クラスタでも VNet IP プールを使い果たすリスクがなく、Pod 数増加に対応しやすいモデルとなります。
- 「Pod から Azure SQL DB Private Endpoint に NAT なし直接通信」→ Azure CNI: Azure CNI は Pod が VNet IP を直接持つため、VNet 内の Private Endpoint や PaaS サービスとの NAT なし通信が可能です。これにより、Pod から Azure SQL DB Private Endpoint への直接アクセスで遅延やトラブルシューティングが容易となります。
- 「小規模」→ Kubenet: Kubenet は IP アドレスを節約しつつシンプルな構成を実現できる旧モデルで、50 Pod 以下の小規模クラスタや移行中の暫定環境に適合します。ただし将来廃止予定のため、新規構築では Azure CNI または CNI Overlay の採用が推奨されます。
【参考】
AZ700-CORE#61 (pid=29676)
Microsoft Defender for Cloud のセキュリティ機能の中で、ネットワーク観点で関連するものを判定してください。各機能について「Network 関連あり」または「Network 関連薄い」を選んでください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Attack Paths (攻撃経路の可視化) Attack Paths は Public IP / NSG / ピアリング / Firewall などのネットワーク到達可能性を考慮して、攻撃者視点での外部到達経路を可視化する機能です。そのため、Network 構成のセキュリティ評価に直接関わる機能と位置付けられます。 | |
Secure Score (構成ベースのセキュリティ評価) Secure Score は構成ベースの総合セキュリティ評価で、NSG / Public IP 露出 / Just-in-Time / DDoS Protection 等のネットワーク コントロールが重要評価要素となります。このため、ネットワーク推奨事項を解決することで Score が直接的に上昇します。 | |
Cloud Security Posture Management (CSPM) Cloud Security Posture Management (CSPM) は Azure 全体の構成評価機能で、ネットワーク構成 (NSG ルール、Public IP 露出、暗号化など) も評価対象に含まれます。そのため、Network 関連のリスク管理にも貢献するソリューションとなります。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Attack Paths | Network 関連あり |
| Secure Score | Network 関連あり |
| Cloud Security Posture Management | Network 関連あり |
【各判定の詳細】
- 「Attack Paths」→ Network 関連あり: Attack Paths は Public IP / NSG / ピアリング / Firewall などのネットワーク到達可能性を考慮して、攻撃者視点での外部到達経路を可視化する機能です。そのため、Network 構成のセキュリティ評価に直接関わる機能と位置付けられます。
- 「Secure Score」→ Network 関連あり: Secure Score は構成ベースの総合セキュリティ評価で、NSG / Public IP 露出 / Just-in-Time / DDoS Protection 等のネットワーク コントロールが重要評価要素となります。このため、ネットワーク推奨事項を解決することで Score が直接的に上昇します。
- 「Cloud Security Posture Management」→ Network 関連あり: Cloud Security Posture Management (CSPM) は Azure 全体の構成評価機能で、ネットワーク構成 (NSG ルール、Public IP 露出、暗号化など) も評価対象に含まれます。そのため、Network 関連のリスク管理にも貢献するソリューションとなります。
【参考】
AZ700-CORE#57 (pid=29670)
NSG Flow Logs のバージョン (Version 1 と Version 2) の機能差について、各機能をどちらがサポートするか選んでください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
許可/拒否されたフローの記録 許可および拒否されたフローの 5-tuple ベース記録は、Version 1 と Version 2 の両方で対応する基本機能です。そのため、シンプルな許可 / 拒否ログ要件であれば Version 1 でも要件を満たせます。 | |
フロー状態 (Begin/Continue/End) の記録 フロー状態 (Begin / Continue / End) の記録は Version 2 で導入された機能で、長時間継続するフローの開始・継続中・終了を時系列で分析可能になります。これにより、Version 1 では把握できなかった「いつまで通信していたか」が判断できます。 | |
送受信バイト数 + パケット数の記録 送受信バイト数とパケット数の記録は Version 2 で導入された機能で、トラフィック量分析やコスト分析に必要なデータを提供します。これにより、特定セグメント間の帯域消費やボトルネック特定が可能となります。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| 許可/拒否されたフローの記録 | 両方 |
| フロー状態 | Version 2 |
| 送受信バイト数 + パケット数の記録 | Version 2 |
【各判定の詳細】
- 「許可/拒否されたフローの記録」→ 両方: 許可および拒否されたフローの 5-tuple ベース記録は、Version 1 と Version 2 の両方で対応する基本機能です。そのため、シンプルな許可 / 拒否ログ要件であれば Version 1 でも要件を満たせます。
- 「フロー状態」→ Version 2: フロー状態 (Begin / Continue / End) の記録は Version 2 で導入された機能で、長時間継続するフローの開始・継続中・終了を時系列で分析可能になります。これにより、Version 1 では把握できなかった「いつまで通信していたか」が判断できます。
- 「送受信バイト数 + パケット数の記録」→ Version 2: 送受信バイト数とパケット数の記録は Version 2 で導入された機能で、トラフィック量分析やコスト分析に必要なデータを提供します。これにより、特定セグメント間の帯域消費やボトルネック特定が可能となります。
【参考】
AZ700-CORE#52 (pid=29665)
Azure Route Server を使うシナリオで、正しい設定値を選んでください。NVA との BGP ピアリングを行います。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Route Server の Branch-to-Branch を有効化 (NVA 経由で異なる ER 回線/VPN 間の Transit を可能に) Route Server の Branch-to-Branch 設定を有効化すると、複数の ExpressRoute 回線または VPN 接続間で NVA 経由のルート交換が可能となります。そのため、異なる拠点間で NVA を Transit ハブとして使う設計では必須となる設定です。 | |
Route Server を VPN Gateway と同一サブネットに配置 Route Server は専用サブネット RouteServerSubnet (/27 推奨) が必要で、GatewaySubnet と同居させることはできません。そのため、Hub VNet には RouteServerSubnet と GatewaySubnet を別々に作成して配置する必要があります。 | |
NVA との BGP ピアリングで BGP ASN を指定 (Route Server 側は固定 ASN 65515) Route Server 側の ASN は 65515 で固定されており、NVA とのピアリング時には NVA 側の任意 ASN を指定して BGP セッションを確立します。このため、NVA ベンダーの推奨 ASN (例: 64512〜65534 の private 範囲) を選び、ピアリング設定で明示します。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Route Server の Branch-to-Branch を有効化 | はい |
| Route Server を VPN Gateway と同一サブネットに配置 | いいえ |
| NVA との BGP ピアリングで BGP ASN を指定 | はい |
【各判定の詳細】
- 「Route Server の Branch-to-Branch を有効化」→ はい: Route Server の Branch-to-Branch 設定を有効化すると、複数の ExpressRoute 回線または VPN 接続間で NVA 経由のルート交換が可能となります。そのため、異なる拠点間で NVA を Transit ハブとして使う設計では必須となる設定です。
- 「Route Server を VPN Gateway と同一サブネットに配置」→ いいえ: Route Server は専用サブネット RouteServerSubnet (/27 推奨) が必要で、GatewaySubnet と同居させることはできません。そのため、Hub VNet には RouteServerSubnet と GatewaySubnet を別々に作成して配置する必要があります。
- 「NVA との BGP ピアリングで BGP ASN を指定」→ はい: Route Server 側の ASN は 65515 で固定されており、NVA とのピアリング時には NVA 側の任意 ASN を指定して BGP セッションを確立します。このため、NVA ベンダーの推奨 ASN (例: 64512〜65534 の private 範囲) を選び、ピアリング設定で明示します。
【参考】
AZ700-CORE#47 (pid=29660)
各 DNS シナリオで使うべき Azure DNS 機能を選んでください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
contoso.com (公開 Web) の権威 DNS をホスティング Public DNS Zone はインターネット側公開ドメインの権威 DNS をホスティングする機能で、Web サーバーの A レコード、メールの MX、SPF / DKIM 等を一元管理します。そのため、contoso.com 等の対外公開ドメインを Azure 上で管理する用途に最適です。 | |
privatelink.blob.core.windows.net の Private Endpoint レコード ホスティング Private DNS Zone は VNet 内部からのみ解決可能な内部用ゾーンで、Private Endpoint と組み合わせて Private Endpoint Group が A レコードを自動登録します。これにより、Private Endpoint へのプライベート IP 解決を VNet 内で自動的に提供できます。 | |
オンプレ DNS から Azure VNet 内の privatelink.* ゾーン解決 DNS Private Resolver の Inbound endpoint はオンプレからの DNS クエリを受信するエントリ ポイントとして機能します。そのため、オンプレ DNS で privatelink.* ドメインを Resolver Inbound IP に条件付き転送することで、オンプレから Azure 内 Private Endpoint の名前解決が可能となります。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| contoso.com | Public DNS Zone |
| privatelink.blob.core.windows.net の Private Endpoint レコード … | Private DNS Zone |
| オンプレ DNS から Azure VNet 内の privatelink.* ゾーン解決 | DNS Private Reso… |
【各判定の詳細】
- 「contoso.com」→ Public DNS Zone: Public DNS Zone はインターネット側公開ドメインの権威 DNS をホスティングする機能で、Web サーバーの A レコード、メールの MX、SPF / DKIM 等を一元管理します。そのため、contoso.com 等の対外公開ドメインを Azure 上で管理する用途に最適です。
- 「privatelink.blob.core.windows.net の Private Endp…」→ Private DNS Zone: Private DNS Zone は VNet 内部からのみ解決可能な内部用ゾーンで、Private Endpoint と組み合わせて Private Endpoint Group が A レコードを自動登録します。これにより、Private Endpoint へのプライベート IP 解決を VNet 内で自動的に提供できます。
- 「オンプレ DNS から Azure VNet 内の privatelink.* ゾーン解決」→ DNS Private Reso…: DNS Private Resolver の Inbound endpoint はオンプレからの DNS クエリを受信するエントリ ポイントとして機能します。そのため、オンプレ DNS で privatelink.* ドメインを Resolver Inbound IP に条件付き転送することで、オンプレから Azure 内 Private Endpoint の名前解決が可能となります。
【参考】
AZ700-CORE#44 (pid=29657)
Azure VNet のルーティング優先度に関する各ルートタイプについて、優先度 (1 = 最高、4 = 最低) を選んでください。プレフィックス長は同一とします。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
UDR (ユーザー定義ルート) User Defined Route (UDR) は最も高い優先度を持ち、BGP やシステム既定の経路を上書きできます。そのため、Forced Tunneling や中央 Firewall への強制経路を構成する場合に UDR で 0.0.0.0/0 を NVA に向ける設計が採用されます。 | |
BGP (ExpressRoute / VPN 経由の動的ルート) BGP は UDR より低いものの、VNet Peering やシステム既定ルートよりは高い優先度で評価されます。これにより、VPN / ExpressRoute 経由でオンプレから広告された経路が VNet 内でデフォルトの経路として採用されます。 | |
VNet Peering (システム自動) VNet Peering で自動追加されるシステム経路は BGP より低く、システム既定 (Internet 経由) より高い優先度を持ちます。そのため、ピアリングが確立している限り Spoke は VNet ピア宛トラフィックを直接送信する経路が選ばれます。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| UDR | 1 (最高) |
| BGP | 2 |
| VNet Peering | 3 |
【各判定の詳細】
- 「UDR」→ 1 (最高): User Defined Route (UDR) は最も高い優先度を持ち、BGP やシステム既定の経路を上書きできます。そのため、Forced Tunneling や中央 Firewall への強制経路を構成する場合に UDR で 0.0.0.0/0 を NVA に向ける設計が採用されます。
- 「BGP」→ 2: BGP は UDR より低いものの、VNet Peering やシステム既定ルートよりは高い優先度で評価されます。これにより、VPN / ExpressRoute 経由でオンプレから広告された経路が VNet 内でデフォルトの経路として採用されます。
- 「VNet Peering」→ 3: VNet Peering で自動追加されるシステム経路は BGP より低く、システム既定 (Internet 経由) より高い優先度を持ちます。そのため、ピアリングが確立している限り Spoke は VNet ピア宛トラフィックを直接送信する経路が選ばれます。
【参考】
AZ700-CORE#38 (pid=29651)
Public IP の SKU と機能の対応について、Standard / Basic / どちらでも の中から選んでください。Basic は 2025-09-30 で廃止予定です。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
ゾーン冗長 (Zone-redundant) または特定ゾーン (1/2/3) 関連付け Standard SKU は 3 ゾーン冗長または特定 1 ゾーンへの関連付けが可能で、99.99% SLA が提供されます。一方、Basic SKU はゾーン非対応かつ SLA なしのため、本番環境のゾーン耐性要件では Standard 一択となります。 | |
既定で全インバウンド トラフィック許可 Basic SKU は既定で全インバウンド トラフィックが許可される旧仕様です。一方、Standard SKU は既定で全拒否となり、明示的な NSG 許可が必要となるセキュアな既定動作に切り替わっています。 | |
割り当て方式 Static のみ (Dynamic 不可) Standard SKU は割り当て方式が Static (静的) のみとなります。一方、Basic SKU は Static と Dynamic の両方に対応しますが、Dynamic では VM 停止のタイミングで IP が変わる可能性があるため本番運用では Static が推奨されます。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| ゾーン冗長 | Standard |
| 既定で全インバウンド トラフィック許可 | Basic |
| 割り当て方式 Static のみ | Standard |
【各判定の詳細】
- 「ゾーン冗長」→ Standard: Standard SKU は 3 ゾーン冗長または特定 1 ゾーンへの関連付けが可能で、99.99% SLA が提供されます。一方、Basic SKU はゾーン非対応かつ SLA なしのため、本番環境のゾーン耐性要件では Standard 一択となります。
- 「既定で全インバウンド トラフィック許可」→ Basic: Basic SKU は既定で全インバウンド トラフィックが許可される旧仕様です。一方、Standard SKU は既定で全拒否となり、明示的な NSG 許可が必要となるセキュアな既定動作に切り替わっています。
- 「割り当て方式 Static のみ」→ Standard: Standard SKU は割り当て方式が Static (静的) のみとなります。一方、Basic SKU は Static と Dynamic の両方に対応しますが、Dynamic では VM 停止のタイミングで IP が変わる可能性があるため本番運用では Static が推奨されます。
【参考】
AZ700-CORE#20 (pid=29643)
Hub-Spoke ピアリング設定の 4 つのフラグについて、Hub 側で設定する値を選んでください。Hub に VPN Gateway があり、Spoke がそれを利用 (Gateway Transit) する設計です。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Allow virtual network access (Hub → Spoke の通信を許可) Allow virtual network access は VNet 間の基本通信を許可するフラグで、ピアリング作成時は通常両方向で有効化します。そのため、Hub-Spoke ピアリングでも Hub→Spoke / Spoke→Hub どちらもこのフラグを有効にしておく必要があります。 | |
Allow forwarded traffic (NVA 経由の転送トラフィックを受け入れる) Hub に配置した NVA / Azure Firewall を経由するトラフィックは送信元 IP が書き換えられた状態で Spoke に到達するため、Allow forwarded traffic が必須となります。このため、Firewall 集中検査構成では Hub / Spoke 両方でこのフラグを有効化します。 | |
Allow gateway transit (この VNet のゲートウェイを相手側に使わせる) Hub にゲートウェイ (VPN / ExpressRoute) を配置して Spoke から共有利用させる構成では、Hub 側の Allow gateway transit を有効化し、Spoke 側の Use remote gateways を有効化する組み合わせが必須となります。これにより、Spoke は独自 Gateway を持たずに Hub Gateway 経由でオンプレ接続できます。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Allow virtual network access | はい |
| Allow forwarded traffic | はい |
| Allow gateway transit | はい |
【各判定の詳細】
- 「Allow virtual network access」→ はい: Allow virtual network access は VNet 間の基本通信を許可するフラグで、ピアリング作成時は通常両方向で有効化します。そのため、Hub-Spoke ピアリングでも Hub→Spoke / Spoke→Hub どちらもこのフラグを有効にしておく必要があります。
- 「Allow forwarded traffic」→ はい: Hub に配置した NVA / Azure Firewall を経由するトラフィックは送信元 IP が書き換えられた状態で Spoke に到達するため、Allow forwarded traffic が必須となります。このため、Firewall 集中検査構成では Hub / Spoke 両方でこのフラグを有効化します。
- 「Allow gateway transit」→ はい: Hub にゲートウェイ (VPN / ExpressRoute) を配置して Spoke から共有利用させる構成では、Hub 側の Allow gateway transit を有効化し、Spoke 側の Use remote gateways を有効化する組み合わせが必須となります。これにより、Spoke は独自 Gateway を持たずに Hub Gateway 経由でオンプレ接続できます。
【参考】
AZ700-CORE#15 (pid=29638)
Azure DNS Private Resolver の主要コンポーネントについて、それぞれの目的を選んでください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Inbound endpoint Inbound endpoint は VNet 内に IP アドレスを持ち、オンプレ側 DNS フォワーダーからのクエリを受信するエントリ ポイントとして機能します。そのため、オンプレからの Azure 上 Private Zone 解決の入り口として利用されます。 | |
Outbound endpoint + Forwarding Ruleset Outbound endpoint と Forwarding Ruleset を組み合わせると、Azure 側から特定ドメイン (例: corp.contoso.com) のクエリをオンプレ DNS へ転送できます。これにより、Hybrid 環境で Azure ワークロードからオンプレ ドメインの名前解決が実現します。 | |
公式 Microsoft Learn ガイドの推奨手順に従う Azure DNS Private Resolver の最新仕様や運用推奨事項は、Microsoft Learn の公式ドキュメントに常時最新版が提供されています。そのため、本番設計の前に必ず Microsoft Learn を参照して最新の上限値・利用可能 region・ベスト プラクティスを確認することが推奨されます。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Inbound endpoint | オンプレ→Azure受信 |
| Outbound endpoint + Forwarding Ruleset | Azure→オンプレ転送 |
| 公式 Microsoft Learn ガイドの推奨手順に従う | オンプレ→Azure受信 |
【各判定の詳細】
- 「Inbound endpoint」→ オンプレ→Azure受信: Inbound endpoint は VNet 内に IP アドレスを持ち、オンプレ側 DNS フォワーダーからのクエリを受信するエントリ ポイントとして機能します。そのため、オンプレからの Azure 上 Private Zone 解決の入り口として利用されます。
- 「Outbound endpoint + Forwarding Ruleset」→ Azure→オンプレ転送: Outbound endpoint と Forwarding Ruleset を組み合わせると、Azure 側から特定ドメイン (例: corp.contoso.com) のクエリをオンプレ DNS へ転送できます。これにより、Hybrid 環境で Azure ワークロードからオンプレ ドメインの名前解決が実現します。
- 「公式 Microsoft Learn ガイドの推奨手順に従う」→ オンプレ→Azure受信: Azure DNS Private Resolver の最新仕様や運用推奨事項は、Microsoft Learn の公式ドキュメントに常時最新版が提供されています。そのため、本番設計の前に必ず Microsoft Learn を参照して最新の上限値・利用可能 region・ベスト プラクティスを確認することが推奨されます。
【参考】
AZ700-CORE#12 (pid=29635)
Azure VNet に関する次の構成項目を、Azure の制約に照らして正しい値を選んでください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
VNet のアドレス空間に RFC 1918 以外 (例: 100.64.0.0/10 や Public IP) を指定できる VNet のアドレス空間には RFC 1918 以外 (例: 100.64.0.0/10 や Public IP) も指定できます。そのため、複数 VNet 間の CIDR 重複を避ける目的や NAT44 用途で Public IP 範囲を VNet に割り当てるケースで活用されます。 | |
デプロイ済 VM があるサブネットの CIDR は変更不可 2024 年以降のアップデートにより、特定条件下 (拡張のみ、リソース在中サブネット) で CIDR 変更が可能となりました。そのため、デプロイ済 VM があっても影響なしにサブネットを拡張できるシナリオが増えています。 | |
1 つの VNet 内で複数の重複しないアドレス空間を持てる 1 つの VNet 内には複数の重複しないアドレス空間を追加できます。これにより、10.0.0.0/16 と 172.16.0.0/16 を同じ VNet にまとめて運用するような柔軟な CIDR 設計が可能となります。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| VNet のアドレス空間に RFC 1918 以外 | はい |
| デプロイ済 VM があるサブネットの CIDR は変更不可 | いいえ |
| 1 つの VNet 内で複数の重複しないアドレス空間を持てる | はい |
【各判定の詳細】
- 「VNet のアドレス空間に RFC 1918 以外」→ はい: VNet のアドレス空間には RFC 1918 以外 (例: 100.64.0.0/10 や Public IP) も指定できます。そのため、複数 VNet 間の CIDR 重複を避ける目的や NAT44 用途で Public IP 範囲を VNet に割り当てるケースで活用されます。
- 「デプロイ済 VM があるサブネットの CIDR は変更不可」→ いいえ: 2024 年以降のアップデートにより、特定条件下 (拡張のみ、リソース在中サブネット) で CIDR 変更が可能となりました。そのため、デプロイ済 VM があっても影響なしにサブネットを拡張できるシナリオが増えています。
- 「1 つの VNet 内で複数の重複しないアドレス空間を持てる」→ はい: 1 つの VNet 内には複数の重複しないアドレス空間を追加できます。これにより、10.0.0.0/16 と 172.16.0.0/16 を同じ VNet にまとめて運用するような柔軟な CIDR 設計が可能となります。
【参考】
AZ700-CORE#6 (pid=29629)
各 Azure サービスをデプロイするとき、専用サブネット (専用名または特定の条件) が必要なものを分類してください。各サービスについて「専用サブネット必要」または「専用サブネット不要 (任意のサブネット可)」を選んでください。
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
Azure VPN Gateway / ExpressRoute Gateway Azure VPN Gateway および ExpressRoute Gateway は GatewaySubnet という名前固定のサブネットを必要とします。そのため、Hub VNet に GatewaySubnet (推奨 /27 以上) を事前に作成しておかないと Gateway デプロイ自体ができません。 | |
Azure Bastion Azure Bastion は AzureBastionSubnet という名前固定 (最小 /26) のサブネットを必須要件とします。このため、Bastion ホストを Hub VNet にデプロイする際は AzureBastionSubnet を別途作成する必要があります。 | |
Azure Firewall Azure Firewall は AzureFirewallSubnet という名前固定 (/26 推奨) のサブネットが必須となります。そのため、Hub-Spoke で中央 Firewall を配置する設計では Hub VNet に AzureFirewallSubnet を確保しておく必要があります。 |
解説
【正解マッチング】
| 判定対象 | 正解 |
|---|---|
| Azure VPN Gateway / ExpressRoute Gateway | 専用サブネット必要 |
| Azure Bastion | 専用サブネット必要 |
| Azure Firewall | 専用サブネット必要 |
【各判定の詳細】
- 「Azure VPN Gateway / ExpressRoute Gateway」→ 専用サブネット必要: Azure VPN Gateway および ExpressRoute Gateway は GatewaySubnet という名前固定のサブネットを必要とします。そのため、Hub VNet に GatewaySubnet (推奨 /27 以上) を事前に作成しておかないと Gateway デプロイ自体ができません。
- 「Azure Bastion」→ 専用サブネット必要: Azure Bastion は AzureBastionSubnet という名前固定 (最小 /26) のサブネットを必須要件とします。このため、Bastion ホストを Hub VNet にデプロイする際は AzureBastionSubnet を別途作成する必要があります。
- 「Azure Firewall」→ 専用サブネット必要: Azure Firewall は AzureFirewallSubnet という名前固定 (/26 推奨) のサブネットが必須となります。そのため、Hub-Spoke で中央 Firewall を配置する設計では Hub VNet に AzureFirewallSubnet を確保しておく必要があります。
【参考】
AZ-700-CORE#1 (pid=29613)
異なるサブスクリプション同士の VNet 間で 双方向のピアリングを Azure CLI で構成します。Hub VNet と Spoke VNet を接続し、Hub 側からは Spoke の通信を許可し、双方の Gateway 経由のトランジットを有効化します。各空欄を完成させてください。
# Hub → Spoke 方向 az network vnet peering create `` --resource-group RG-Hub `` --name Hub-to-Spoke `` --vnet-name Hub-VNet `` --remote-vnet "/subscriptions/<sub_id>/resourceGroups/RG-Spoke/providers/Microsoft.Network/virtualNetworks/Spoke-VNet" `` --allow-vnet-access ____① `` --allow-forwarded-traffic ____② `` --allow-gateway-transit ____③ `` --use-remote-gateways false
| ステートメント | 選択 |
|---|---|
① --allow-vnet-access (Hub 側: Spoke からの通信を許可するか) ピアリングの基本機能。これを true にしないと VM 間通信が成立しない。 | |
② --allow-forwarded-traffic (NVA/Firewall 等で転送されたトラフィックを受け入れるか) Hub-Spoke 構成では Hub の Firewall/NVA 経由で Spoke 同士が通信するため true が必要。 | |
③ --allow-gateway-transit (Hub の VPN/ER Gateway を Spoke で利用させるか) — Hub 側の設定 Hub にゲートウェイがある場合、Hub 側で true にすることで Spoke がトランジット可能。 |
解説
【正解: true / true / true】の理由
Hub-Spoke ピアリングは「Hub → Spoke」と「Spoke → Hub」の双方向 2 本で構成し、Gateway Transit は「ゲートウェイを持つ側=Hub」が allow-gateway-transit=true、「使う側=Spoke」が use-remote-gateways=true という対の設定が必須です。
【参考】
🟢 drag_order (順序並び替え) (15 問)
AZ700-CORE#112 (pid=29729)
DDoS Network Protection の動作検証として攻撃シミュレーションを実施する手順を順序付けてください。
- BreakingPoint Cloud (BPC) アカウントを準備 (Microsoft 公認パートナー)
- シミュレーション対象の Public IP (テスト VM、Bastion 等の本番影響なし) を選定
- 攻撃前の通常時メトリクス (帯域、PPS、SYN 数) を 30 分計測しベースライン化
- BPC で疑似 SYN Flood + UDP Reflection 攻撃を 5 分間実行 (実際の DDoS パターン)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: BPC 準備
- ステップ 2: 対象 Public IP 選定
- ステップ 3: ベースライン計測
- ステップ 4: 攻撃実行
【各ステップの理由】
- ステップ 1: BPC: Microsoft 公認の DDoS テスト ツール、Azure 環境への合法的シミュレーション。
- ステップ 2: 対象: 本番影響なし、テスト用に隔離された Public IP を選定 (本番 VM への攻撃は事故リスク)。
- ステップ 3: ベースライン: 「平常時」のメトリックを記録、後の比較材料。
- ステップ 4: 攻撃: SYN Flood + UDP Reflection の現実的なシナリオ。サイズ 5-50 Gbps 帯。
【参考】
【BreakingPoint Cloud (BPC) シナリオ】
| シナリオ | 攻撃タイプ |
|---|---|
| Volumetric | UDP Flood、ICMP Flood、SYN Flood |
| Protocol | SYN-ACK Flood、TCP Reset |
| Application | HTTP Flood (L7) |
| Reflection/Amplification | DNS、NTP、Memcached |
【シミュレーション ベスト プラクティス】
- 本番影響なしのテスト用 Public IP で実施
- Microsoft に事前通知 (Customer Reservation Form)
- ピーク帯域 1-5 Gbps 程度で検証 (本物攻撃は 100+ Gbps)
- 結果を SOC ランブック に反映
AZ700-CORE#111 (pid=29728)
既存 Public Storage Account を Private Endpoint 化 (Zero Trust 移行) する手順を順序付けてください。ダウンタイムを最小化。
- 既存 Storage の利用クライアント (VM、PaaS、外部 SaaS) を監査、IP 範囲特定
- Storage Firewall で「Selected networks」を有効化、既存 IP/VNet を許可リストに追加 (中断回避)
- privatelink.blob.core.windows.net Private DNS Zone を作成、対象 VNet にリンク
- Storage Account に Private Endpoint を作成、Private DNS Zone Group で自動 A レコード登録
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: 既存クライアント監査
- ステップ 2: Storage Firewall で許可リスト (継続性確保)
- ステップ 3: Private DNS Zone
- ステップ 4: PE 作成 + DNS Zone Group
【各ステップの理由】
- ステップ 1: 監査: 誰がアクセスしているか把握、移行漏れ防止。
- ステップ 2: Firewall: 移行作業中も既存通信を継続させるための保険措置。
- ステップ 3: DNS Zone: PE 作成前に Private DNS Zone 準備、後の自動 A レコード登録の受け皿。
- ステップ 4: PE: Private IP を VNet 内に確保、Zone Group で A レコード自動登録します。
【参考】
【Storage Account Zero Trust 構成】
- Public Network Access = Disabled
- Private Endpoint で プライベート IP
- Storage Firewall で VNet/IP 範囲限定 (バックアップ用 IaC)
- Storage SAS Token 制限 (HTTPS のみ、IP 制限、期限)
- Microsoft Entra ID + RBAC でアクセス制御
- Defender for Storage で異常検知
【段階移行 タイムライン】
| 段階 | 期間 |
|---|---|
| 監査 + 計画 | 1 週間 |
| PE + Private DNS | 即時 |
| クライアント DNS 切替 | 1-2 週間 (段階) |
| Public Disable | 切替完了後 |
AZ700-CORE#110 (pid=29727)
AKS Private Cluster をネットワーク観点で構築する手順を順序付けてください。
- 専用 VNet を作成、ノード用サブネット (Azure CNI で /22 等)、PE 用サブネット
- Private DNS Zone (privatelink.region.azmk8s.io) を作成、対象 VNet にリンク
- AKS Private Cluster を作成、API server を Private Endpoint 経由に、Network Plugin = Azure CNI
- Azure Bastion 経由でアクセス可能な Jump Box VM を VNet 内に配置
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: VNet + サブネット
- ステップ 2: Private DNS Zone
- ステップ 3: AKS Private Cluster デプロイ
- ステップ 4: Jump Box VM
【各ステップの理由】
- ステップ 1: VNet: Azure CNI なら大規模サブネット (/22 = 1024 IP) 推奨。Pod ごとに IP 消費。
- ステップ 2: DNS: Private Cluster の API server FQDN (例:
aks-xxx.privatelink.eastus.azmk8s.io) を Private DNS で解決します。 - ステップ 3: AKS デプロイ: Private Cluster 有効化、API server を Public 公開せず PE 経由のみ。Network Plugin で CNI / CNI Overlay を選択します。
- ステップ 4: Jump Box: Private API server は VNet 内/ピアリング先からのみアクセス可能です。Bastion + Jump Box が標準アクセス手段。
【参考】
【AKS Private Cluster 接続方法】
| 方法 | 用途 |
|---|---|
| VNet 内 Jump Box VM | 標準、Bastion 経由 |
| VPN/ER 経由オンプレから kubectl | オンプレ管理者向け |
| Cloud Shell (VNet 統合) | Premium SKU |
| AKS Run Command | API 経由でクラスタ操作 |
【Private Cluster の制約】
- API server FQDN は Private DNS で解決
- az aks command invoke で Run Command 実行可
- Public IP 持つ Build Agent から アクセス不可
AZ700-CORE#91 (pid=29708)
Spoke VM から外部 Web API への通信が突然失敗するようになりました。Network Watcher を使った標準的なトラブルシュート手順を順序付けてください。
- IP Flow Verify で NSG が当該通信を拒否していないか即座に確認
- NSG OK なら Effective Routes で経路 (UDR/ピアリング/BGP) を確認
- Connection Troubleshoot で エンドツーエンド経路を実行 (ホップごとのレイテンシ + 到達性)
- 必要に応じて Packet Capture でパケット レベル詳細分析 (TCP フラグ、HTTP 応答等)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: IP Flow Verify (NSG 判定)
- ステップ 2: Effective Routes (UDR 判定)
- ステップ 3: Connection Troubleshoot (経路全体)
- ステップ 4: Packet Capture (詳細)
【各ステップの理由】
- ステップ 1: IP Flow Verify: 最も多い原因 = NSG ルールの設定ミス。IP Flow Verify で即座に判定でき、許可/拒否を確認すれば原因切り分けの最速手段。実行時間 数秒、コスト ゼロ。
- ステップ 2: Effective Routes: NSG OK の場合、次に疑うのは経路 (UDR が誤って 0.0.0.0/0 を None に向けていないか、ピアリング切断、Firewall NextHop 不在等)。Azure Portal の VM の NIC で確認可能です。
- ステップ 3: Connection Troubleshoot: 経路 OK でも到達失敗の場合、エンドツーエンドのホップ別レイテンシ + 到達性を分析。Firewall ルール、外部 DNS、宛先サービス側障害も切り分け。
- ステップ 4: Packet Capture: L3-L4 OK でも L7 で失敗 (TLS handshake 失敗、HTTP エラー応答等) の場合、Wireshark で読める PCAP を取得してプロトコル レベルで分析。VM に Network Watcher Agent が必要。
【段階的アプローチの理由】
| ステップ | 実行時間 | コスト | 得られる情報 |
|---|---|---|---|
| IP Flow Verify | 数秒 | 無料 | NSG 判定 + ルール名 |
| Effective Routes | 数秒 | 無料 | 経路情報 |
| Connection Troubleshoot | 数分 | 無料 | エンドツーエンド経路 |
| Packet Capture | 長時間 | VM 負荷 + ストレージ | L2-L7 詳細 |
| Connection Monitor | 継続 | Log Analytics 課金 | 長期トレンド + アラート |
【誤った順序の問題点】
- ❌ いきなり Packet Capture: 負荷 + ストレージ コスト大、原因が NSG なら過剰調査。
- ❌ Connection Monitor だけで終わる: 原因特定なしの監視は再発防止にならない。
- ❌ Routes を見ずに Troubleshoot: UDR が誤って 0.0.0.0/0 → None (Drop) になっていれば、Troubleshoot の結果も「到達不可」しか得られない。
【参考】
AZ700-CORE#87 (pid=29702)
新規 AVNM (Azure Virtual Network Manager) で大規模 Hub-Spoke 環境 (50 Spoke VNet) を集中管理する手順を順序付けてください。
- AVNM リソースを作成 (Scope: 適用対象 サブスクリプション、Features: Connectivity + Security Admin)
- Network Group を作成 (Spoke 用)、動的メンバーシップで Azure Policy 風に「タグ env=prod の VNet を自動所属」と定義
- Connectivity 構成を作成 (Topology: Hub and Spoke、Hub VNet を指定、Network Group を Spoke として割り当て)
- Security Admin 構成を作成 (Always Deny RDP/SSH from Internet、Always Deny SQL 1433 from Public 等)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: AVNM リソース作成
- ステップ 2: Network Group 作成 + 動的メンバーシップ
- ステップ 3: Connectivity 構成
- ステップ 4: Security Admin 構成
【各ステップの理由】
- ステップ 1: AVNM 作成: すべての構成の親リソース。Scope (適用対象サブスクリプション) と Features (Connectivity + Security Admin) を最初に確定。
- ステップ 2: Network Group: VNet をグループ化、動的メンバーシップでタグ評価により自動所属。50 VNet を一つひとつ手動追加せず、Azure Policy 風の動的評価で「タグ env=prod の VNet を自動 Spoke 所属」を実現します。
- ステップ 3: Connectivity 構成: Hub VNet を指定し、Network Group を Spoke として割り当て。AVNM が各 Spoke→Hub のピアリングを自動生成。
- ステップ 4: Security Admin 構成: Always Deny ルール (RDP/SSH Internet 公開禁止) や Always Allow (組織標準許可) を定義。Network Group に対して一括適用します。
【AVNM のメリット (規模別)】
| VNet 数 | 手動管理 | AVNM 利用 |
|---|---|---|
| 1〜10 | 運用可能 | 過剰投資の可能性 |
| 10〜50 | 運用負担 増加 | 推奨 (大きな効率化) |
| 50+ | 破綻リスク | 必須 |
【動的メンバーシップ式の例】
// Network Group 動的メンバーシップ式 (Azure Resource Graph)
Resources
| where type =~ "microsoft.network/virtualnetworks"
| where tags.env == "prod"
| where tags.region == "eastus"【誤った順序の問題点】
- ❌ Connectivity 構成を Network Group なしで作成: 適用対象が定義されておらず、構成が機能しない。
- ❌ Deploy を構成完了前に実行: 未完成の構成が VNet に適用され、想定外の影響。
- ❌ 検証をスキップ: 誤った構成が本番環境に影響し続けるリスク。
【参考】
AZ700-CORE#82 (pid=29697)
Hub-Spoke + Azure Firewall を新規構築し、すべての Spoke のアウトバウンドを Firewall 強制経由する設計を構築する手順を順序付けてください。
- IP アドレス計画 (Hub: 10.0.0.0/16、Spoke 1: 10.1.0.0/16、Spoke 2: 10.2.0.0/16)、Firewall サブネット要件確認
- Hub VNet + 各 Spoke VNet を作成、相互ピアリング (Allow forwarded traffic 双方向 true)
- Hub VNet に AzureFirewallSubnet (/26) を作成
- Azure Firewall (Standard SKU、Public IP 付き) を Hub にデプロイ
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: IP 計画 + 専用サブネット要件確認
- ステップ 2: VNet + ピアリング設定
- ステップ 3: AzureFirewallSubnet 作成
- ステップ 4: Firewall デプロイ
【各ステップの理由】
- ステップ 1: IP 計画: 後から修正困難な要素 (アドレス空間、サブネット境界) を最初に確定。Firewall 専用サブネット (/26)、Bastion (/26)、Gateway (/27) 等の予約スペースを計画段階で盛り込みます。
- ステップ 2: VNet + ピアリング: Hub と Spoke の VNet を作成、ピアリング設定で双方向「Allow forwarded traffic」を true (Hub の Firewall 経由通信に必須)。
- ステップ 3: AzureFirewallSubnet 作成: 名前固定 + /26 必須、Firewall デプロイ前に存在が必要。
- ステップ 4: Firewall デプロイ: Standard SKU + Static Public IP で Firewall ホストをデプロイ。プライベート IP がここで決定される (例: 10.0.1.4)。
【UDR vs Firewall ルールの順序の理由】
| 順序 | 理由 |
|---|---|
| UDR 先 + ルール後 | UDR で Firewall に強制経路、Firewall が「許可リストないと全拒否」の既定動作で安全に検証可能 |
| ルール先 + UDR 後 | UDR 未設定の間は Firewall を経由せず、ルールが有効でも実際の通信に影響しないため意味なし |
【誤った順序の問題点】
- ❌ Firewall デプロイ前に UDR 設定: Firewall のプライベート IP が未確定のため、Next Hop アドレスを指定できない。
- ❌ ピアリング後設定: ピアリングなしでは Spoke から Hub の Firewall に到達できないため、UDR が機能しない。
- ❌ AzureFirewallSubnet なしで Firewall デプロイ: 「AzureFirewallSubnet が見つからない」エラーで Firewall デプロイ失敗です。
【参考】
AZ700-CORE#77 (pid=29692)
VM Scale Set (Flexible Orchestration) をゾーン跨ぎで構築するネットワーク設計の標準手順を順序付けてください。
- VNet + 各ゾーン用サブネット (3 ゾーン: zone1-subnet、zone2-subnet、zone3-subnet) を作成
- Standard Load Balancer (Zone-redundant) を作成、Public IP も Zone-redundant Standard SKU
- NAT Gateway を各ゾーンに 1 つずつ配置 (合計 3 つ)、各サブネットに関連付け
- NSG を作成し、各サブネットに関連付け (Inbound 80/443、Outbound 制限)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: VNet + ゾーン別サブネット作成
- ステップ 2: Zone-redundant LB + Public IP
- ステップ 3: 各ゾーンに NAT Gateway 配置
- ステップ 4: NSG 作成 + 関連付け
【各ステップの理由】
- ステップ 1: ゾーン別サブネット: VM のゾーン配置に合わせてサブネットを分けることで、ゾーン単位での障害分離が明確化。設計の保守性が向上。
- ステップ 2: Zone-redundant LB: Standard LB は Zone-redundant 設定で 3 ゾーン全体にトラフィック分散します。Public IP も Zone-redundant Standard SKU が必須です。
- ステップ 3: NAT Gateway 配置: NAT Gateway はゾーン依存リソース。各ゾーンに 1 つずつ配置 (合計 3 つ) しないと、1 ゾーン障害時に該当ゾーンの VM アウトバウンドが停止。
- ステップ 4: NSG 関連付け: VM デプロイ前に NSG を関連付けることで、デプロイ時点から最小権限を適用 (Defense in Depth)。
【Zone-redundant 構成のコスト + 利点】
| 項目 | Zonal (1 ゾーン) | Zone-redundant (3 ゾーン) |
|---|---|---|
| SLA | 99.9% | 99.99% |
| NAT Gateway | 1 つ | 3 つ |
| Public IP | 1 つ | 1 つ (Zone-redundant) |
| コスト | 低 | 高 (NAT Gateway × 3) |
【誤った順序の問題点】
- ❌ NAT Gateway を 1 つだけ配置: そのゾーン障害時に全アウトバウンドが停止 (SPOF: Single Point of Failure)。Zone fault tolerance が達成できない。
- ❌ VMSS を先にデプロイ: LB/NAT/NSG なしでデプロイすると、デプロイ直後から無防備な状態 + アウトバウンド経路未確立。
【参考】
AZ700-CORE#72 (pid=29687)
VNet 内に Azure Bastion をデプロイし、Spoke VNet 内の VM にも Bastion 経由で接続できるようにする手順を順序付けてください。Hub-Spoke 構成です。
- Hub VNet 内に AzureBastionSubnet (/26) を作成
- Standard SKU Public IP を作成 (Static、Bastion 用)
- Bastion ホスト (Standard SKU 推奨) をデプロイし、Public IP と関連付け
- Hub と Spoke の VNet ピアリングを設定 (Allow forwarded traffic = true)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: AzureBastionSubnet 作成 (/26)
- ステップ 2: Standard Public IP 作成
- ステップ 3: Bastion ホスト デプロイ
- ステップ 4: VNet ピアリング設定 (Forwarded Traffic 許可)
【各ステップの理由】
- ステップ 1: 専用サブネット作成: 名前固定 AzureBastionSubnet が必須、/26 サイズが要件。Bastion デプロイ前に必須です。
- ステップ 2: Public IP 作成: Bastion ホストは Standard SKU Public IP を必要 (Public-mode の場合)。Premium SKU では Private-only mode も選択可能ですが、Standard で Public IP を持つのが一般的。
- ステップ 3: Bastion デプロイ: Bastion 本体をデプロイし Public IP を関連付け。SKU は Standard (Native Client、ピア接続必要なら) を選択します。
- ステップ 4: ピアリング設定: Hub-Spoke ピアリング設定で双方向通信 + Forwarded Traffic を許可します。これにより Bastion (Hub) から Spoke の VM プライベート IP へ到達可能に。
【Cross-VNet Bastion の前提条件】
- Hub VNet と Spoke VNet の双方向ピアリング
- 「Allow forwarded traffic」が両方向で true
- Bastion SKU が Basic 以上 (Premium も対応)
- Spoke の AzureBastionSubnet は不要 (Hub の Bastion を共有)
【誤った順序の問題点】
- ❌ Bastion デプロイ前にサブネット作成なし: AzureBastionSubnet が存在しない場合、Bastion デプロイ自体が失敗です。
- ❌ ピアリング前に接続テスト: Hub-Spoke ピアリングがないと Spoke VM に到達できないため、テスト失敗です。
- ❌ Basic Public IP 使用: Bastion は Standard SKU Public IP のみ対応 (Basic は廃止予定)。
【典型コスト構成 (Standard SKU)】
- Bastion ホスト: ~$140/月 (Scale Unit 2)
- Public IP (Standard): ~$3.5/月
- 1 つの Bastion で複数 VNet の VM 接続を共有可能 → コスト効率高い
【参考】
AZ700-CORE#67 (pid=29682)
新規 Hub-Spoke 環境で、Web/App/DB 3 層構成の NSG をベスト プラクティスに沿って設計する手順を順序付けてください。
- 各層 (Web/App/DB) の通信要件を特定し、許可すべき送受信ポートを文書化
- ASG「web-tier」「app-tier」「db-tier」を作成し、各層の VM NIC に関連付け
- 各サブネット用の NSG を作成 (web-nsg、app-nsg、db-nsg)
- NSG ルールを ASG ベースで定義 (例: app-nsg では Source=web-tier、Dest=app-tier、Port=8080 のみ許可)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: 通信要件の特定 + 文書化
- ステップ 2: ASG 作成 + VM NIC 関連付け
- ステップ 3: NSG 作成 (層別)
- ステップ 4: ASG ベース ルール定義
【各ステップの理由】
- ステップ 1: 要件特定: 「最小権限」(Least Privilege) の原則に基づき、必要最小限の通信ポート + 方向を最初に確定します。例: Web→App は 8080、App→DB は 1433、外部→Web は 80/443、それ以外はすべて拒否します。文書化により後の運用変更時の判断材料となります。
- ステップ 2: ASG 関連付け: VM の役割を ASG として表現することで、後の NSG ルールが IP に依存しません。スケール アウト時も自動追従。
- ステップ 3: NSG 作成: NSG はサブネット単位で関連付けるのが推奨 (VM 単位 NSG はルール管理が散在する原因)。層別サブネット + 層別 NSG で関心の分離します。
- ステップ 4: ASG ベース ルール: Source/Destination に ASG を指定することで、ルールが意図的に読みやすくなり、将来の保守性向上。「app-nsg の Inbound: Source=web-tier ASG、Dest=app-tier ASG、Port=8080、Allow」のようなルール。
【最小権限の典型 NSG ルール例】
| NSG | 方向 | Source | Dest | Port | Action |
|---|---|---|---|---|---|
| web-nsg | Inbound | Internet | web-tier ASG | 80/443 | Allow |
| app-nsg | Inbound | web-tier ASG | app-tier ASG | 8080 | Allow |
| db-nsg | Inbound | app-tier ASG | db-tier ASG | 1433 | Allow |
【誤った順序の問題点】
- ❌ NSG ルールを ASG なしで作成: 後から ASG を導入する場合、ルール全書き換えが必要になる。
- ❌ 検証を最後に行わない: 本番運用後に通信問題が発覚すると、サービス停止やインシデント対応が必要に。
- ❌ 要件特定をスキップ: 過度に許可的なルールが設定され、セキュリティ ポスチャが低下。
【参考】
AZ700-CORE#60 (pid=29675)
新規 VNet に対して DDoS Network Protection を設定する手順を順序付けてください。要件は本番運用前にシミュレーション検証まで完了させることです。
- DDoS Network Protection Plan リソースを作成 (1 サブスクリプションあたり 1 つ推奨、コスト効率)
- 対象 VNet に Plan を関連付け (VNet の Properties → DDoS Protection を有効化)
- アラート ルールを Azure Monitor で設定 (Under attack、Mitigation triggered 等)
- 通常時のベースライン トラフィック量を Plan が学習する期間 (約 1 週間)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: DDoS Plan 作成
- ステップ 2: VNet に Plan 関連付け
- ステップ 3: Azure Monitor アラート設定
- ステップ 4: ベースライン学習 (約 1 週間)
【各ステップの理由】
- ステップ 1: Plan 作成: DDoS Network Protection Plan は月額固定費 (約 USD 2,944/月) で 1 サブスクリプション 1 Plan が推奨です。複数 VNet をこの 1 つの Plan に関連付けることでコスト効率化を実現します。サブスクリプション間 Plan 共有も可能です。
- ステップ 2: VNet 関連付け: VNet 単位で Plan を関連付けることで、その VNet 内の Public IP が DDoS Protection の対象となります。VNet → Properties → DDoS Protection で有効化します。
- ステップ 3: アラート設定: Under DDoS attack、Mitigation triggered、DDoS attack mitigated などのメトリクスをアラート化し、運用通知 (Email、SMS、Webhook、Teams) を確保。SOC への即時通知が攻撃対応の鍵です。
- ステップ 4: ベースライン学習: Plan は約 1 週間でその VNet の通常時トラフィックを学習し、機械学習ベースで「平常時逸脱」を判定するベースラインを作成します。学習期間中は検知精度が低いため、シミュレーション前にこの期間を待ちます。
【DDoS Protection Standard の機能】
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| 常時監視 | VNet の Public IP すべての常時トラフィック分析 |
| アダプティブ チューニング | ベースラインに基づいた緩和閾値の動的調整 |
| 攻撃メトリクス + アラート | Azure Monitor 統合 |
| 緊急対応サポート (DRR) | Microsoft DDoS Rapid Response チーム支援 |
| コスト保護 | DDoS によるトラフィック増加分のコスト補填 |
【誤った順序の問題点】
- ❌ シミュレーションを最初に実行: Plan 未関連付け状態では緩和が動作せず、本物の DDoS と同じ被害を VM が受ける可能性あり。サービス停止につながる重大な誤り。
- ❌ アラート設定を最後に: ベースライン学習中に攻撃を受けた場合、通知がなく対応遅延の原因に。学習期間中も監視は必要。
- ❌ Plan なしで VNet 関連付け: 関連付け対象の Plan が存在しないため、関連付け操作自体が失敗します。
【参考】
AZ700-CORE#49 (pid=29662)
双方向 DNS 解決 (オンプレ↔Azure) を Azure DNS Private Resolver で構築する手順を順序付けてください。
- Azure DNS Private Resolver リソースを Hub VNet に作成
- Inbound Endpoint をデプロイ (専用サブネット /28 必要、IP 自動割り当て)
- Outbound Endpoint をデプロイ (別の専用サブネット /28 必要)
- Forwarding Ruleset を作成し、Outbound Endpoint にリンク
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: Resolver リソース作成
- ステップ 2: Inbound Endpoint デプロイ
- ステップ 3: Outbound Endpoint デプロイ
- ステップ 4: Forwarding Ruleset 作成 + Outbound 関連付け
【各ステップの理由】
- ステップ 1: Resolver 作成: すべての Endpoint や Ruleset の親リソースとなる Resolver を最初に作成します。Hub VNet に配置することで集中管理を実現します。
- ステップ 2: Inbound Endpoint: オンプレからのクエリ受信ポイント。専用サブネット (/28、最小 16 IP) が必須で、ここに割り当てられた IP がオンプレ条件付き転送の宛先となります。サブネットには他のリソースを配置不可です。
- ステップ 3: Outbound Endpoint: Azure 側から条件付き転送するときの送信元。Inbound とは別のサブネット必須です。これも /28 専用サブネット。
- ステップ 4: Forwarding Ruleset: 転送ルールのコンテナを作成し、Outbound に関連付け。Ruleset は複数のルールを含む親リソース。
【専用サブネット計画例】
| サブネット名 | CIDR | 用途 |
|---|---|---|
| resolver-inbound-subnet | 10.0.10.0/28 | Inbound Endpoint 専用 |
| resolver-outbound-subnet | 10.0.10.16/28 | Outbound Endpoint 専用 |
【誤った順序の問題点】
- ❌ Ruleset を Outbound 前に作成: Ruleset は Outbound に関連付ける必要があるため、Outbound 未デプロイの状態では関連付けできません。作成自体は可能だが意味をなしません。
- ❌ オンプレ転送を最初に設定: Resolver Inbound IP が確定する前にオンプレ側で転送設定すると、宛先 IP が不明で無効な設定になります。
- ❌ Inbound と Outbound を同じサブネットに配置: 仕様上、それぞれ別の専用サブネット必須です。
【参考】
AZ700-CORE#41 (pid=29654)
新規 VNet を作成し、3 層 (Web/App/DB) アーキテクチャを構築する標準的な手順を順序付けてください。要件は Defense in Depth (多層防御) + 専用サブネット計画です。
- アドレス空間と各サブネット (Web/App/DB/Gateway/Bastion/Firewall) の CIDR を設計
- VNet を作成 (10.0.0.0/16 等、リージョン指定)
- 各サブネットを作成 (Web=10.0.1.0/24、App=10.0.2.0/24、DB=10.0.3.0/24 等)
- NSG を作成し、各サブネットに関連付け (Web→App、App→DB の最小許可)
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: アドレス空間 + サブネット CIDR 設計
- ステップ 2: VNet 作成
- ステップ 3: サブネット作成
- ステップ 4: NSG 作成 + 関連付け
【各ステップの理由】
- ステップ 1: 設計: 後から修正が困難な要素 (アドレス空間、サブネット境界) を先に決めます。Gateway / Bastion / Firewall 用の専用サブネット (それぞれ名前固定 + 最小サイズ要件) も計画段階で盛り込みます。設計ミスは後から修正困難なため最重要ステップです。
- ステップ 2: VNet 作成: VNet がなければサブネット作成不可です。リージョン選定もこの時点で確定します。リージョン間ピアリングは Global Peering を使うので、メイン リージョンを慎重に選びます。
- ステップ 3: サブネット作成: サブネット間の最小通信を考慮した CIDR で分割します。専用サブネット (GatewaySubnet、AzureBastionSubnet、AzureFirewallSubnet) は名前固定で先に作成します。
- ステップ 4: NSG 配置: リソースが入る前に NSG を関連付けることで、デプロイ時点から最小権限を適用できます (Defense in Depth)。VM スケールアウト時も NSG が自動適用されるため、リソースを後から追加する運用に強い構造です。
【誤った順序の問題点】
- ❌ リソースを先にデプロイして NSG 後付け: NSG なしの期間にデプロイされたリソースが意図せず公開状態になり、攻撃面が広がります。特に Public IP を持つ VM では、デプロイ直後から Brute Force 攻撃の標的になります。
- ❌ 設計せずに VNet/サブネットを作成: 後からアドレス空間 (Bastion 用 /26、Firewall 用 /26 等) を確保できず、再設計が必要になります。サブネットの境界変更は既存リソースがあると不可能なため、再設計コストが大きい。
- ❌ サブネット → VNet の順: サブネットは VNet の子リソースのため、VNet 不在では作成不可です。
【参考】
AZ700-CORE#22 (pid=29645)
Azure NAT Gateway を Spoke サブネットに関連付けて、アウトバウンド SNAT スケールを実現する手順を正しい順序に並べてください。
- NAT Gateway リソースを作成する
- NAT Gateway に Public IP (Standard SKU) または Public IP Prefix を関連付け
- 対象 Spoke サブネットに NAT Gateway を関連付け
- VM からアウトバウンド通信を実行し Effective Routes で Next Hop が NAT Gateway であることを確認
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: NAT Gateway リソース作成
- ステップ 2: Public IP / Prefix 関連付け
- ステップ 3: 対象サブネットに NAT Gateway 関連付け
- ステップ 4: アウトバウンド検証 (Effective Routes)
【各ステップの理由】
- ステップ 1 NAT Gateway 作成: リソースを作成しないと Public IP との関連付けやサブネット連携ができません。
- ステップ 2 Public IP 関連付け: NAT Gateway は Public IP がないと SNAT を提供できません。Public IP Prefix を使えば連続範囲のアドレスをまとめて確保できます。
- ステップ 3 サブネット関連付け: 1 つの NAT Gateway は同一可用性ゾーン内の複数サブネットに関連付け可能ですが、1 サブネットは 1 つの NAT Gateway にのみ関連付け可能です。
- ステップ 4 検証: VM の Effective Routes で
0.0.0.0/0 → NextHop: VirtualNetworkServiceEndpoint (NAT Gateway)を確認します。
【誤った順序の問題点】
- ❌ サブネット関連付け前に Public IP 未関連付け: NAT Gateway に Public IP がないとサブネット関連付け時点ではエラーになりませんが、実トラフィックで SNAT が機能しません。
【参考】
AZ700-CORE#17 (pid=29640)
Hub-Spoke 環境で、オンプレ クライアントから Azure 上の Storage Account への Private Endpoint アクセスを実現する DNS 設計手順を正しい順序に並べてください。
- Storage Account に Private Endpoint を作成し、Spoke VNet 内のサブネットに配置
- privatelink.blob.core.windows.net の Private DNS Zone を Hub VNet にリンク
- Private Endpoint 作成時に Private DNS Zone Group で A レコード自動登録
- Azure DNS Private Resolver の Inbound endpoint を Hub VNet にデプロイ
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: Storage に Private Endpoint 作成
- ステップ 2: Private DNS Zone を Hub VNet にリンク
- ステップ 3: Private DNS Zone Group で A レコード自動登録
- ステップ 4: DNS Private Resolver Inbound endpoint デプロイ
【各ステップの理由】
- ステップ 1 PE 作成: 後続の DNS 登録は PE のプライベート IP に対するもののため、まず PE 作成が必要です。
- ステップ 2 ゾーン リンク: Private DNS Zone を Hub に集中配置し、Spoke にもリンクすることで全 VNet からの名前解決を統一します。
- ステップ 3 A レコード自動登録: Private DNS Zone Group は PE と DNS Zone を結びつけ、レコードを自動管理します。手動メンテナンス不要です。
- ステップ 4 Resolver: オンプレからの DNS クエリを受信する Inbound endpoint を Hub VNet に配置します。これで Hub 経由でオンプレ→Azure の名前解決が可能になります。
【誤った順序の問題点】
- ❌ Resolver を先にデプロイ: PE と DNS Zone がなければ Resolver 経由で解決対象が存在しません。
- ❌ オンプレ転送を最初に設定: 転送先 (Resolver Inbound IP) が存在しなければ転送設定はエラーになります。
【参考】
AZ700-CORE#8 (pid=29631)
Custom Public IP Prefix (BYOIP) を Azure に持ち込み、その範囲から個別の Public IP を払い出すまでの手順を正しい順序に並べてください。
- ROA (Route Origin Authorization) を IRR に登録し、Azure に署名付き認証メッセージを提出
- Custom IP Prefix リソースを Azure サブスクリプションに登録 (Provisioning 状態へ移行)
- Microsoft 側の検証完了を待ち、Provisioning → Provisioned 状態へ
- Custom IP Prefix を Commissioned 状態に切り替え、インターネット ピアからアドバタイズ開始
解説
【正しい順序】
- ステップ 1: ROA 登録 + 署名付き認証メッセージ提出
- ステップ 2: Custom IP Prefix リソース登録
- ステップ 3: Microsoft 検証完了待ち
- ステップ 4: Commissioned 状態へ切り替え (アドバタイズ開始)
【各ステップの理由】
- ステップ 1 ROA: IRR (Internet Routing Registry) に ROA を登録することで、所有権の証明を行います。これは BYOIP の前提条件で、登録時に署名付き認証メッセージ (X.509 証明書ベース) を Azure に提出します。
- ステップ 2 リソース登録: Azure に「この Prefix を持ち込む」宣言を行います。リソースは Provisioning 状態となり、Microsoft 側で検証が始まります。
- ステップ 3 検証完了: 署名検証および IRR ROA 検証が完了するまで待機します (数日〜1 週間程度)。Provisioned 状態になればアドバタイズ準備完了です。
- ステップ 4 Commissioning: 明示的に Commissioned 状態へ切り替えることで Microsoft 側の AS65515 等からの BGP アドバタイズが開始されます。これにより自社の Prefix がインターネット側に Azure 経由で見えるようになります。
【誤った順序の問題点】
- ❌ Commission を先に行う: 検証 (ROA + 署名) 完了前に Commission しようとするとエラーになります。Microsoft 側で検証が必須です。
- ❌ 個別 IP 払い出しを先に行う: Custom IP Prefix リソースが Provisioned 状態でないと、そのプレフィックス範囲の IP を払い出せません。
【参考】
🟣 drag_match (項目→カテゴリ マッチ) ✨ 新規 (10 問)
AZ700-CORE#209 (pid=29774)
各 Network Watcher ツールを、最適な使用シナリオにマッチさせてください。
- Connection Monitor
- IP Flow Verify
- Next Hop
- Packet Capture
解説
【正しいマッチング完全版】
- Connection Monitor → 継続的なエンドツーエンド接続性監視 (SLO)
- IP Flow Verify → NSG が特定通信を許可/拒否しているか即時判定
- Next Hop → UDR/システム ルートで Next Hop を確認
- Packet Capture → L2-L7 までのパケット内容詳細解析
【正解マッチング】
| ツール | 用途 | 実行モード |
|---|---|---|
| Connection Monitor | 継続的なエンドツーエンド接続性監視 (SLO) | |
| IP Flow Verify | NSG が特定通信を許可/拒否しているか即時判定 | |
| Next Hop | UDR/システム ルートで Next Hop を確認 | |
| Packet Capture | L2-L7 までのパケット内容詳細解析 |
【トラブル シュート 標準フロー】
- IP Flow Verify で NSG 判定
- Next Hop / Effective Routes で経路確認
- Connection Troubleshoot でエンドツーエンド経路
- 必要に応じて Packet Capture
- VPN 起因なら VPN Diagnostic
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#208 (pid=29773)
各 AKS Network Plugin を、その主要特性にマッチさせてください。
- Pod がオーバーレイ範囲 (10.244.0.0/16 等)、Node 経由で NAT、VNet 内 PaaS と直接通信不可
- Pod が VNet サブネット IP を直接取得、VNet 内 PaaS (Private Endpoint 等) と NAT なし直接通信
- Pod がオーバーレイ範囲 + Node が VNet IP、CNI の利点 + IP 節約を両立、大規模クラスタ向け
解説
【正しいマッチング完全版】
- Pod がオーバーレイ範囲 (10.244.0.0/16 等)、Node 経由で NAT、VNet 内 PaaS と直接通信不可 → Kubenet (廃止予定)
- Pod が VNet サブネット IP を直接取得、VNet 内 PaaS (Private Endpoint 等) と NAT なし直接通信 → Azure CNI
- Pod がオーバーレイ範囲 + Node が VNet IP、CNI の利点 + IP 節約を両立、大規模クラスタ向け → Azure CNI Overlay (推奨)
【正解マッチング 詳細】
| Plugin | Pod IP | VNet 内 PaaS 通信 | IP 効率 | 用途 |
|---|---|---|---|---|
| Pod がオーバーレイ範囲 | Kubenet (廃止予定) | |||
| Pod が VNet サブネット IP を直接取得、VNet 内 PaaS | Azure CNI | |||
| Pod がオーバーレイ範囲 + Node が VNet IP、CNI の利点… | Azure CNI Overlay (推奨) |
【選択指針】
- 新規 + 大規模 → Azure CNI Overlay + Cilium
- PaaS Direct 通信必須 → Azure CNI
- 移行マイグレーション中 (廃止予定) → Kubenet
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#207 (pid=29772)
各 Storage 接続シナリオを、Service Endpoint / Private Endpoint / Public のいずれかにマッチさせてください。
- オンプレから VPN/ER 経由でプライベート IP アクセス
- VNet 内 VM から低コストで Azure 最適化通信
- Storage Account の Public ネットワーク アクセスを Enabled (制限なし)
- 特定の Storage Account のみアクセス許可 (細粒度制御)
解説
【正しいマッチング完全版】
※「Public ネットワーク アクセス Enabled」は Public (制限なし) カテゴリにマッチします。
- オンプレから VPN/ER 経由でプライベート IP アクセス → Private Endpoint
- VNet 内 VM から低コストで Azure 最適化通信 → Service Endpoint
- Storage Account の Public ネットワーク アクセスを Enabled (制限なし) → Public (制限なし)
- 特定の Storage Account のみアクセス許可 (細粒度制御) → Service Endpoint
【正解マッチング】
| シナリオ | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| オンプレから VPN/ER 経由でプライベート IP アクセス | Private Endpoint | |
| VNet 内 VM から低コストで Azure 最適化通信 | Service Endpoint | |
| Storage Account の Public ネットワーク アクセスを … | Public (制限なし) | |
| 特定の Storage Account のみアクセス許可 | Service Endpoint |
【選択フロー】
- オンプレからプライベート? → PE
- Public Disable 必要? → PE
- VNet 内のみ + 低コスト? → SE
- 細粒度制御? → SE Policy
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#206 (pid=29771)
各 Routing ソースを、Azure VNet での優先度にマッチさせてください (1=最高、4=最低、プレフィックス長同一時)。
- UDR (User-Defined Route)
- BGP (ExpressRoute / VPN 動的ルート)
- VNet Peering (システム自動)
- System Default (Internet / VirtualNetwork)
解説
【正しいマッチング完全版】
- UDR (User-Defined Route) → 1 (最高)
- BGP (ExpressRoute / VPN 動的ルート) → 2
- VNet Peering (システム自動) → 3
- System Default (Internet / VirtualNetwork) → 4 (最低)
【ルート選択順序】
- 最長プレフィックス マッチ (Longest Prefix Match)
- 同一プレフィックスなら ソース優先度: UDR > BGP > Peering > System
【優先度マトリクス】
| ソース | 優先度 | 用途 |
|---|---|---|
| UDR | 1 (最高) | |
| BGP | 2 | |
| VNet Peering | 3 | |
| System Default | 4 (最低) |
【設計上のポイント】
- UDR が BGP より優先 → BGP 経路を UDR で上書き可能
- Hub-Spoke で Firewall を強制 → UDR 0.0.0.0/0 → Firewall プライベート IP
- Effective Routes で確認
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#205 (pid=29770)
各 Azure DNS シナリオを、適切な機能にマッチさせてください。
- contoso.com (公開 Web) の権威 DNS をホスティング
- privatelink.blob.core.windows.net の PE A レコード ホスティング
- オンプレ DNS から Azure VNet 内の Private Zone を解決
- Azure 側から corp.contoso.com をオンプレ DNS に転送
解説
【正しいマッチング完全版】
- contoso.com (公開 Web) の権威 DNS をホスティング → Public DNS Zone
- privatelink.blob.core.windows.net の PE A レコード ホスティング → Private DNS Zone
- オンプレ DNS から Azure VNet 内の Private Zone を解決 → DNS Private Resolver Inbound
- Azure 側から corp.contoso.com をオンプレ DNS に転送 → DNS Private Resolver Outbound + Ruleset
【正解マッチング】
| シナリオ | 機能 |
|---|---|
| contoso.com | Public DNS Zone |
| privatelink.blob.core.windows.net の PE… | Private DNS Zone |
| オンプレ DNS から Azure VNet 内の Private Zone… | DNS Private Resolver Inbound |
| Azure 側から corp.contoso.com をオンプレ DNS に転送 | DNS Private Resolver Outbound + Ruleset |
【参考】
AZ700-CORE#204 (pid=29769)
各 Azure Bastion 機能を、Basic / Standard / Premium のいずれかにマッチさせてください。
- Native Client サポート (Azure CLI/PowerShell からの SSH)
- 共有可能リンク (セッション URL の他者共有)
- ブラウザベース基本 RDP/SSH 接続 (機能制限あり、Native Client や共有リンク不可)
- セッション 録画 (動画保存)
解説
【正しいマッチング完全版】
※ Basic SKU はブラウザからの基本 RDP/SSH のみ。Native Client / Kerberos / 共有リンク は Standard 以上、セッション録画は Premium。
- Native Client サポート (Azure CLI/PowerShell からの SSH) → Standard
- 共有可能リンク (セッション URL の他者共有) → Standard
- ブラウザベース基本 RDP/SSH 接続 (機能制限あり、Native Client や共有リンク不可) → Basic
- セッション 録画 (動画保存) → Premium
【正解マッチング】
| 機能 | 最低 SKU |
|---|---|
| Native Client サポート | Standard |
| 共有可能リンク | Standard |
| ブラウザベース基本 RDP/SSH 接続 | Basic |
| セッション 録画 | Premium |
【選択指針】
- 少数 VM、基本接続のみ → Basic
- 多数 VM + Native Client → Standard
- セッション録画 (コンプライアンス) + Zero Trust → Premium
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#203 (pid=29768)
各 ExpressRoute 機能を、Standard / Premium / Direct のいずれかのレベルにマッチさせてください。
- Global Reach (異拠点 ER 間 Backbone 接続)
- Geo-political region 全体への VNet 接続
- 同一 Geo-political Region 内 VNet 接続のみ (グローバル接続不可)
- 最大 100 Gbps ポート
解説
【正しいマッチング完全版】
※ Standard は同一 Geo Region 内のみ。Premium add-on で Global Reach / Geo-political 全域 / Route 上限増加。Direct で 100 Gbps。
- Global Reach (異拠点 ER 間 Backbone 接続) → Premium add-on
- Geo-political region 全体への VNet 接続 → Premium add-on
- 同一 Geo-political Region 内 VNet 接続のみ (グローバル接続不可) → Standard
- 最大 100 Gbps ポート → ExpressRoute Direct
【正解マッチング】
| 機能 | 対応レベル |
|---|---|
| Global Reach | Premium add-on |
| Geo-political region 全体への VNet 接続 | Premium add-on |
| 同一 Geo-political Region 内 VNet 接続のみ | Standard |
| 最大 100 Gbps ポート | ExpressRoute Direct |
【料金体系】
- Standard: 帯域別月額
- Premium add-on: Standard に追加料金
- Direct: Standard より高い基本料金 + 大規模帯域
- データ転送: Metered (従量) または Unlimited (固定) 選択可
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#202 (pid=29767)
各 VPN 機能を、Route-based / Policy-based のどちらに対応するかマッチさせてください。
- IKEv2 プロトコル サポート
- BGP 動的ルーティング
- P2S (Point-to-Site) との共存
- IKEv1 プロトコル サポート (旧式 IPsec)
解説
【正しいマッチング完全版】
※ Route-based は IKEv2 + BGP + P2S 共存。Policy-based は IKEv1 のみで旧式 IPsec 互換性のため残存。
- IKEv2 プロトコル サポート → Route-based のみ
- BGP 動的ルーティング → Route-based のみ
- P2S (Point-to-Site) との共存 → Route-based のみ
- IKEv1 プロトコル サポート (旧式 IPsec) → Policy-based のみ
【正解マッチング】
| 機能 | 対応 |
|---|---|
| IKEv2 プロトコル サポート | Route-based のみ |
| BGP 動的ルーティング | Route-based のみ |
| P2S | Route-based のみ |
| IKEv1 プロトコル サポート | Policy-based のみ |
【選択指針】
- 新規構築 = Route-based (IKEv2 + BGP) が標準
- Policy-based は IKEv1 のみ対応のレガシー機器との互換性のため残存
- Custom IPsec Policy で暗号スイートを調整可能
【参考】
【ベスト プラクティス】
- Microsoft 公式ドキュメントに記載された推奨手順を遵守
- 本番環境では事前に Test/Dev 環境で検証
- 変更管理プロセスに従い、段階的な展開を実施
- 監視 + アラートを有効化し、運用品質を継続的に評価
【関連リソース】
AZ700-CORE#201 (pid=29766)
各 Azure PaaS サービスを、VNet 統合の主要方式にマッチさせてください。
- App Service Premium V3 (Outbound を VNet 内 PaaS に送信)
- Azure SQL Managed Instance (専用サブネットに直接デプロイ)
- Azure Storage Blob (オンプレからプライベート IP でアクセス)
- Azure SQL Database (Public Disable + プライベート IP のみ)
解説
【正しいマッチング完全版】
- App Service Premium V3 (Outbound を VNet 内 PaaS に送信) → Regional VNet Integration
- Azure SQL Managed Instance (専用サブネットに直接デプロイ) → Subnet Delegation (SQL MI)
- Azure Storage Blob (オンプレからプライベート IP でアクセス) → Private Endpoint (Storage)
- Azure SQL Database (Public Disable + プライベート IP のみ) → Private Endpoint (SQL DB)
【正解マッチング】
| サービス | VNet 統合方式 | 選択理由 |
|---|---|---|
| App Service Premium V3 | Regional VNet Integration | |
| Azure SQL Managed Instance | Subnet Delegation (SQL MI) | |
| Azure Storage Blob | Private Endpoint (Storage) | |
| Azure SQL Database | Private Endpoint (SQL DB) |
【選択フロー】
- サービス インスタンスを VNet 内に配置? → Subnet Delegation
- サービスに プライベート IP でアクセス? → Private Endpoint
- サービスから VNet 内リソースにアクセス? → Regional VNet Integration
- VNet 内のみアクセス + Public DNS 維持? → Service Endpoint
【参考】
AZ700-CORE#200 (pid=29765)
各 Azure ネットワーク サービスを、その主な機能 (主機能の説明) にマッチさせてください。
- L3-L4 (IP/Port) ベースの 5-tuple フィルタリング、サブネット/NIC 単位
- ステートフル L3-L7、FQDN フィルタリング、IDPS (Premium)
- OWASP Top 10、Bot Manager 等の L7 HTTP/HTTPS 攻撃保護
- L4 (TCP/UDP) 高速振り分け、Zone-redundant、Outbound Rules
解説
【正しいマッチング完全版】
- L3-L4 (IP/Port) ベースの 5-tuple フィルタリング、サブネット/NIC 単位 → Network Security Group (NSG)
- ステートフル L3-L7、FQDN フィルタリング、IDPS (Premium) → Azure Firewall
- OWASP Top 10、Bot Manager 等の L7 HTTP/HTTPS 攻撃保護 → Web Application Firewall
- L4 (TCP/UDP) 高速振り分け、Zone-redundant、Outbound Rules → Standard Load Balancer
【正解マッチング】
| サービス | 主機能 | 主用途 |
|---|---|---|
| L3-L4 | Network Security Group (NSG) | |
| ステートフル L3-L7、FQDN フィルタリング、IDPS | Azure Firewall | |
| OWASP Top 10、Bot Manager 等の L7 HTTP/HT… | Web Application Firewall | |
| L4 | Standard Load Balancer |
【多層防御 配置例】
- 境界 (グローバル): Front Door + WAF
- 境界 (リージョン): Application Gateway + WAF
- VNet 内部: Azure Firewall
- サブネット: NSG + ASG
【参考】
🔴 hotspot 単一 (Yes/No on 3 statements) ✨ 新規 (5 問)
AZ700-CORE#224 (pid=29779)
Azure DNS Public / Private Zone に関する次の各記述について、正しい場合は「はい」、誤っている場合は「いいえ」を選択してください。
注: 正解 1 つにつき 1 点が与えられます。
| ステートメント | はい | いいえ |
|---|---|---|
Private DNS Zone の Auto-registration は 1 ゾーンにつき 1 VNet のみ有効化できる Private DNS Zone の Auto-registration は 1 ゾーンにつき 1 VNet のみ有効化できます。そのため、複数 VNet でホスト名重複が起きる可能性を回避し、レコード競合を防ぐ設計となっています。 | ||
Alias レコードは CNAME と完全に同じで、Zone Apex (ルート ドメイン) には設定できない Alias レコードは CNAME と異なり Zone Apex (ルート ドメイン) に設定可能で、Azure リソースの IP 変更を自動追従します。これにより、CDN や App Service 等のリソースを Zone Apex で公開する用途で重宝されます。 | ||
Public DNS Zone は VNet リンクを必要とせず、インターネット全体から名前解決可能 Public DNS Zone は権威 DNS としてインターネット側に応答するため、VNet リンクは不要です。これにより、Microsoft の DNS インフラ経由で世界中からドメイン名が解決可能となります。 |
解説
【正解一覧】
| ステートメント | 正解 |
|---|---|
| Private DNS Zone の Auto-registration は 1 ゾーンにつき 1 VNet のみ有… | はい |
| Alias レコードは CNAME と完全に同じで、Zone Apex | いいえ |
| Public DNS Zone は VNet リンクを必要とせず、インターネット全体から名前解決可能 | はい |
【各判定の詳細】
- 「Private DNS Zone の Auto-registration は 1 ゾーンにつき …」→ はい: Private DNS Zone の Auto-registration は 1 ゾーンにつき 1 VNet のみ有効化できます。そのため、複数 VNet でホスト名重複が起きる可能性を回避し、レコード競合を防ぐ設計となっています。
- 「Alias レコードは CNAME と完全に同じで、Zone Apex」→ いいえ: Alias レコードは CNAME と異なり Zone Apex (ルート ドメイン) に設定可能で、Azure リソースの IP 変更を自動追従します。これにより、CDN や App Service 等のリソースを Zone Apex で公開する用途で重宝されます。
- 「Public DNS Zone は VNet リンクを必要とせず、インターネット全体から名前解決可能」→ はい: Public DNS Zone は権威 DNS としてインターネット側に応答するため、VNet リンクは不要です。これにより、Microsoft の DNS インフラ経由で世界中からドメイン名が解決可能となります。
【参考】
AZ700-CORE#223 (pid=29778)
Azure Private Endpoint (PE) の動作に関する次の各記述について、正しい場合は「はい」、誤っている場合は「いいえ」を選択してください。
注: 正解 1 つにつき 1 点が与えられます。
| ステートメント | はい | いいえ |
|---|---|---|
Private Endpoint を作成しても、Storage Account の Public Network Access は自動的に Disabled にはならない Private Endpoint を作成しても、Storage Account の Public Network Access は自動では Disabled になりません。そのため、Zero Trust 設計では PE 作成と同時に Public Access を明示的に Disabled へ切り替える運用が必要です。 | ||
Private Endpoint は VPN/ExpressRoute 経由でオンプレからもプライベート IP でアクセスできる Private Endpoint は VNet 内のプライベート IP を持つため、VPN または ExpressRoute 経由でオンプレからも到達可能となります。これにより、Hybrid 環境でも Public Internet を介さず Azure サービスに接続できます。 | ||
Private DNS Zone Group は Private Endpoint と関係なく、独立して動作する Private DNS Zone Group は Private Endpoint と Private DNS Zone を結びつけて A レコードを自動管理する機能です。そのため、独立して動作するのではなく PE と密接に連携して動作する関係にあります。 |
解説
【正解一覧】
| ステートメント | 正解 |
|---|---|
| Private Endpoint を作成しても、Storage Account の Public Network A… | はい |
| Private Endpoint は VPN/ExpressRoute 経由でオンプレからもプライベート IP でア… | はい |
| Private DNS Zone Group は Private Endpoint と関係なく、独立して動作する | いいえ |
【各判定の詳細】
- 「Private Endpoint を作成しても、Storage Account の Public…」→ はい: Private Endpoint を作成しても、Storage Account の Public Network Access は自動では Disabled になりません。そのため、Zero Trust 設計では PE 作成と同時に Public Access を明示的に Disabled へ切り替える運用が必要です。
- 「Private Endpoint は VPN/ExpressRoute 経由でオンプレからもプラ…」→ はい: Private Endpoint は VNet 内のプライベート IP を持つため、VPN または ExpressRoute 経由でオンプレからも到達可能となります。これにより、Hybrid 環境でも Public Internet を介さず Azure サービスに接続できます。
- 「Private DNS Zone Group は Private Endpoint と関係なく、…」→ いいえ: Private DNS Zone Group は Private Endpoint と Private DNS Zone を結びつけて A レコードを自動管理する機能です。そのため、独立して動作するのではなく PE と密接に連携して動作する関係にあります。
【参考】
AZ700-CORE#222 (pid=29777)
Azure DDoS Protection に関する次の各記述について、正しい場合は「はい」、誤っている場合は「いいえ」を選択してください。
注: 正解 1 つにつき 1 点が与えられます。
| ステートメント | はい | いいえ |
|---|---|---|
DDoS Basic は すべての Azure リソースで自動的に有効、追加料金なしで Microsoft グローバル ネットワーク レベルの保護を提供 DDoS Basic はすべての Azure リソースで自動的に有効化される無料サービスで、追加料金は発生しません。これにより、大規模な Volumetric 攻撃が Microsoft グローバル ネットワーク レベルで自動緩和されます。 | ||
DDoS Network Protection は VNet 単位で機械学習ベースのベースライン学習を行い、約 1 週間で平常時パターンを学習する DDoS Network Protection は VNet 単位で機械学習ベースのアダプティブ チューニングを行い、約 1 週間で平常時のトラフィック パターンを学習します。そのため、攻撃発生時にベースラインからの逸脱を高精度で検出できます。 | ||
DDoS Network Protection は攻撃が発生しても DDoS Rapid Response (DRR) チームのサポートは含まれない DDoS Network Protection には DDoS Rapid Response (DRR) チームのサポートが標準で含まれます。そのため、攻撃発生中に Microsoft の専門家が直接、調査と緩和支援を提供してくれます。 |
解説
【正解一覧】
| ステートメント | 正解 |
|---|---|
| DDoS Basic は すべての Azure リソースで自動的に有効、追加料金なしで Microsoft グローバ… | はい |
| DDoS Network Protection は VNet 単位で機械学習ベースのベースライン学習を行い、約 1 … | はい |
| DDoS Network Protection は攻撃が発生しても DDoS Rapid Response | いいえ |
【各判定の詳細】
- 「DDoS Basic は すべての Azure リソースで自動的に有効、追加料金なしで Micr…」→ はい: DDoS Basic はすべての Azure リソースで自動的に有効化される無料サービスで、追加料金は発生しません。これにより、大規模な Volumetric 攻撃が Microsoft グローバル ネットワーク レベルで自動緩和されます。
- 「DDoS Network Protection は VNet 単位で機械学習ベースのベースライン…」→ はい: DDoS Network Protection は VNet 単位で機械学習ベースのアダプティブ チューニングを行い、約 1 週間で平常時のトラフィック パターンを学習します。そのため、攻撃発生時にベースラインからの逸脱を高精度で検出できます。
- 「DDoS Network Protection は攻撃が発生しても DDoS Rapid Res…」→ いいえ: DDoS Network Protection には DDoS Rapid Response (DRR) チームのサポートが標準で含まれます。そのため、攻撃発生中に Microsoft の専門家が直接、調査と緩和支援を提供してくれます。
【参考】
AZ700-CORE#221 (pid=29776)
NSG (Network Security Group) と ASG (Application Security Group) の動作に関する次の各記述について、正しい場合は「はい」、誤っている場合は「いいえ」を選択してください。
注: 正解 1 つにつき 1 点が与えられます。
| ステートメント | はい | いいえ |
|---|---|---|
NSG ルールは Priority の値が低い番号 (例: 100) から評価され、最初にマッチしたルールで決定される NSG ルールは Priority の値が低い番号 (100〜4096) から順に評価され、最初にマッチしたルールでアクセス可否が決定されます。そのため、特定 IP のみ許可するルールは拒否ルールより低い番号で配置する必要があります。 | ||
1 つの NIC は最大 1 つの ASG にのみ所属できる 1 つの NIC は複数の ASG に所属できるため、「Web 層 + 監視対象」のような役割の組み合わせを表現できます。これにより、NSG ルールで Source / Destination に ASG を指定する設計の柔軟性が大きく高まります。 | ||
AVNM の Security Admin Rules は NSG より優先され、Always Deny で NSG の許可を上書きできる AVNM の Security Admin Rules はテナント / Subscription レベルで強制され、NSG より高い優先度で評価されます。そのため、Always Deny に設定したルールは Subscription 内のすべての NSG 許可を上書きできます。 |
解説
【正解一覧】
| ステートメント | 正解 |
|---|---|
| NSG ルールは Priority の値が低い番号 | はい |
| 1 つの NIC は最大 1 つの ASG にのみ所属できる | いいえ |
| AVNM の Security Admin Rules は NSG より優先され、Always Deny で NSG… | はい |
【各判定の詳細】
- 「NSG ルールは Priority の値が低い番号」→ はい: NSG ルールは Priority の値が低い番号 (100〜4096) から順に評価され、最初にマッチしたルールでアクセス可否が決定されます。そのため、特定 IP のみ許可するルールは拒否ルールより低い番号で配置する必要があります。
- 「1 つの NIC は最大 1 つの ASG にのみ所属できる」→ いいえ: 1 つの NIC は複数の ASG に所属できるため、「Web 層 + 監視対象」のような役割の組み合わせを表現できます。これにより、NSG ルールで Source / Destination に ASG を指定する設計の柔軟性が大きく高まります。
- 「AVNM の Security Admin Rules は NSG より優先され、Always …」→ はい: AVNM の Security Admin Rules はテナント / Subscription レベルで強制され、NSG より高い優先度で評価されます。そのため、Always Deny に設定したルールは Subscription 内のすべての NSG 許可を上書きできます。
【参考】
AZ700-CORE#220 (pid=29775)
Azure VNet ピアリング (Regional + Global) に関する次の各記述について、正しい場合は「はい」、誤っている場合は「いいえ」を選択してください。
注: 正解 1 つにつき 1 点が与えられます。
| ステートメント | はい | いいえ |
|---|---|---|
VNet ピアリングは推移的で、A↔B と B↔C のピアリングがあれば A↔C は直接通信できる VNet ピアリングは非推移的なため、A↔B と B↔C のピアリングがあっても A↔C は直接通信できません。そのため、Hub-Spoke で Spoke 間通信を実現するには Hub に NVA と UDR を配置するか、Virtual Network Manager を採用します。 | ||
Allow gateway transit を Hub 側で true、Use remote gateways を Spoke 側で true にすることで、Spoke が Hub の Gateway を利用できる Hub 側で Allow gateway transit を有効化し、Spoke 側で Use remote gateways を有効化すると、Spoke が Hub の VPN / ExpressRoute Gateway を共有利用できます。このため、Gateway を保有するのは Hub のみで済み、コストと運用負荷を大幅に削減できます。 | ||
ピアリング先 VNet のアドレス空間が重複しているとピアリング作成は成功するが通信時にエラーになる ピアリング作成時に対向 VNet のアドレス空間が重複している場合、ピアリング作成自体が失敗します。そのため、通信時のエラーではなく作成時の検証段階で問題が検出される仕組みとなっています。 |
解説
【正解一覧】
| ステートメント | 正解 |
|---|---|
| VNet ピアリングは推移的で、A↔B と B↔C のピアリングがあれば A↔C は直接通信できる | いいえ |
| Allow gateway transit を Hub 側で true、Use remote gateways を … | はい |
| ピアリング先 VNet のアドレス空間が重複しているとピアリング作成は成功するが通信時にエラーになる | いいえ |
【各判定の詳細】
- 「VNet ピアリングは推移的で、A↔B と B↔C のピアリングがあれば A↔C は直接通信できる」→ いいえ: VNet ピアリングは非推移的なため、A↔B と B↔C のピアリングがあっても A↔C は直接通信できません。そのため、Hub-Spoke で Spoke 間通信を実現するには Hub に NVA と UDR を配置するか、Virtual Network Manager を採用します。
- 「Allow gateway transit を Hub 側で true、Use remote g…」→ はい: Hub 側で Allow gateway transit を有効化し、Spoke 側で Use remote gateways を有効化すると、Spoke が Hub の VPN / ExpressRoute Gateway を共有利用できます。このため、Gateway を保有するのは Hub のみで済み、コストと運用負荷を大幅に削減できます。
- 「ピアリング先 VNet のアドレス空間が重複しているとピアリング作成は成功するが通信時にエラーになる」→ いいえ: ピアリング作成時に対向 VNet のアドレス空間が重複している場合、ピアリング作成自体が失敗します。そのため、通信時のエラーではなく作成時の検証段階で問題が検出される仕組みとなっています。
【参考】
⭐ yesno シリーズ (9 series × 3 posts) (27 問)
AZ700-CORE#235-3 (pid=29797)
あなたは既存の 10 Spoke 環境 (手動ピアリング管理) を Azure Virtual Network Manager (AVNM) に移行する必要があります。本番運用中のためダウンタイム ゼロが要件です。
最初から動的メンバーシップ (タグベース) で AVNM を設定し、すべての Spoke を一括で動的所属させる。
解説
【正解: いいえ】の理由
AVNM Network Group の動的メンバーシップは、初期段階から全 Spoke に適用すると設定ミスで意図しない VNet が所属し、想定外のピアリング や Security Admin Rules が広域適用されるリスクがあります。そのため、最初は Static で 1〜2 Spoke を追加して動作確認した後、動的メンバーシップへ移行するのが安全な順序となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定するといきなり動的化が正解となりますが、初期検証なしの動的化はリスクが高すぎます。そのため、Static で動作確認してから動的化への移行が推奨されます。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#235-2 (pid=29796)
あなたは既存の 10 Spoke 環境 (手動ピアリング管理) を Azure Virtual Network Manager (AVNM) に移行する必要があります。本番運用中のためダウンタイム ゼロが要件です。
既存の手動ピアリングをすべて削除してから AVNM をデプロイし、Connectivity 構成で再構築する。
解説
【正解: いいえ】の理由
既存ピアリングを先に削除してから AVNM で再構築する方式は、削除と新規構築の間に数分から数時間のダウンタイムが発生し、問題発生時のロールバックも困難となります。そのため、本番環境では並行運用 + 段階的切替が必須で、AVNM は既存ピアリングと共存可能な設計になっています。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると削除 → 再構築アプローチが正解となりますが、これはダウンタイムとロールバック困難という二重リスクを伴います。そのため、並行運用アプローチが正しい選択肢となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#235-1 (pid=29795)
あなたは既存の 10 Spoke 環境 (手動ピアリング管理) を Azure Virtual Network Manager (AVNM) に移行する必要があります。本番運用中のためダウンタイム ゼロが要件です。
既存 10 Spoke の手動ピアリングを段階的に AVNM 移行: Step 1 AVNM 作成、Step 2 Network Group を Static で 1-2 Spoke 追加 + 検証、Step 3 残り Spoke を Static 追加、Step 4 動作確認後に旧手動ピアリング削除、Step 5 動的メンバーシップに移行。
解説
【正解: はい】の理由
並行運用 → 段階的検証 → 旧構成削除 → 動的化という標準移行パターンは、ダウンタイム ゼロとロールバック可能性を両立する Microsoft 推奨アプローチです。そのため、50 以上の VNet 規模で本番に AVNM を導入する際は、必ずこの段階的方式を採用することが推奨されます。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの手順は不要になりますが、並行運用と段階的検証はリスク回避の基本パターンです。そのため、本番移行ではこの手順を厳守することが正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#234-3 (pid=29794)
あなたは本番 Azure 環境 (10+ Public IP、Web 公開アプリ含む) に DDoS Protection を導入する必要があります。攻撃検知 + 緩和 + SOC 通知 + 監査ログ保持の要件があります。
DDoS Network Protection を有効化したら、シミュレーション なしで即時本番運用を開始する。
解説
【正解: いいえ】の理由
BreakingPoint Cloud (Microsoft 公認の DDoS シミュレーション パートナー) で 5〜50 Gbps の疑似攻撃を実施し、検知・Mitigation 起動・SOC 通知・Mitigation Report 生成の各動作を本番運用前に検証することは強く推奨されます。そのため、シミュレーションなしの本番運用は実機検証なしの構成と等しく、本物の攻撃発生時に意図せず障害となるリスクを抱えることになります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定するとシミュレーション不要となりますが、本番運用前の検証は SOC 対応ランブック確認にも不可欠です。そのため、シミュレーション実施が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#234-2 (pid=29793)
あなたは本番 Azure 環境 (10+ Public IP、Web 公開アプリ含む) に DDoS Protection を導入する必要があります。攻撃検知 + 緩和 + SOC 通知 + 監査ログ保持の要件があります。
DDoS Basic で十分なので、追加の DDoS Network Protection や IP Protection の有効化は不要。
解説
【正解: いいえ】の理由
DDoS Basic は無料で自動有効化されますが、機能は Microsoft グローバル レベルの大規模 Volumetric 攻撃緩和のみで、カスタム ベースライン学習・Mitigation Report・DRR (Rapid Response) サポートはありません。そのため、本番ワークロードの保護には DDoS Network Protection (Standard) の採用が必須となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると Basic で十分となりますが、Basic では DRR サポートやレポート機能が欠如しており、本番運用要件を満たせません。そのため、Standard へのアップグレードが正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#234-1 (pid=29792)
あなたは本番 Azure 環境 (10+ Public IP、Web 公開アプリ含む) に DDoS Protection を導入する必要があります。攻撃検知 + 緩和 + SOC 通知 + 監査ログ保持の要件があります。
DDoS Network Protection Plan を 1 つ作成し、本番 VNet に関連付け、Azure Monitor アラートを設定、1 週間のベースライン学習を待ってから BreakingPoint Cloud でシミュレーション検証する。
解説
【正解: はい】の理由
DDoS Network Protection Plan の作成、Standard Public IP を持つ VNet への関連付け、Azure Monitor アラート、診断ログの Log Analytics 送信、約 1 週間のベースライン学習、BreakingPoint Cloud によるシミュレーション検証という流れは Microsoft 公式の標準導入手順となります。そのため、本番運用前にこのチェックリスト全項目を完了することが推奨されます。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの手順は不要となりますが、ベースライン学習とシミュレーション検証は本番品質を担保する必須プロセスです。そのため、Microsoft 推奨フローを完全実施することが正解です。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#233-3 (pid=29791)
あなたは新規 AKS Cluster を構築し、Pod 間の通信を Defense in Depth に基づいて細粒度制御する Network Policy を実装する必要があります。クラスタ規模は約 100 ノード、5,000 Pod を想定しています。
AKS Cluster を Azure CNI モード + Calico Network Policy で構築、追加の eBPF/L7 機能なしでシンプルに運用する。
解説
【正解: はい】の理由
Azure CNI は Pod が VNet IP を直接持つことで PaaS Private Endpoint との NAT なし通信を可能にし、Calico は iptables ベースで L3-L4 ポリシーを提供します。そのため、L7 までは不要な中規模クラスタで運用シンプルさを優先する場合は、CNI Overlay + Cilium と並ぶ妥当な選択肢となります。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの構成が不適切になりますが、Azure CNI + Calico は中小規模 AKS でシンプル運用を重視する標準パターンの 1 つです。そのため、要件次第で十分採用可能な構成となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
【参考】
AZ700-CORE#233-2 (pid=29790)
あなたは新規 AKS Cluster を構築し、Pod 間の通信を Defense in Depth に基づいて細粒度制御する Network Policy を実装する必要があります。クラスタ規模は約 100 ノード、5,000 Pod を想定しています。
AKS Cluster を Kubenet モードで構築、Network Policy は実装せず NSG のみでサブネット単位の制御する。
解説
【正解: いいえ】の理由
Kubenet は将来廃止予定で新規構築は非推奨となっており、Network Policy なしでは Pod 間通信を細粒度で制御できません。そのため、Defense in Depth が成立せず、本番環境では Azure CNI 系統と Cilium / Calico などのポリシー エンジンの組み合わせが必須となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると Kubenet + Policy なしで十分になりますが、廃止予定 + 細粒度制御不能の組み合わせは本番運用に不適切です。そのため、Azure CNI 系統への移行が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
【参考】
AZ700-CORE#233-1 (pid=29789)
あなたは新規 AKS Cluster を構築し、Pod 間の通信を Defense in Depth に基づいて細粒度制御する Network Policy を実装する必要があります。クラスタ規模は約 100 ノード、5,000 Pod を想定しています。
AKS Cluster を Azure CNI Overlay モード + Cilium (eBPF ベース) Network Policy Engine で構築し、Hubble UI で可観測性を確保する。
解説
【正解: はい】の理由
Azure CNI Overlay は Pod IP をオーバーレイ範囲に配置することで VNet IP を節約しつつ Node のみ VNet IP を消費する Hybrid モデルで、Cilium は eBPF ベースで iptables より高速かつ L7 ポリシーと Hubble 可観測性を備えます。そのため、2024 年以降の AKS で大規模かつ高度な制御が必要な環境ではこの組み合わせが推奨されます。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの構成は不適切となりますが、Azure CNI Overlay と Cilium はそれぞれ IP 効率と高度ポリシーで AKS の主流選択肢です。そのため、本構成が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
【参考】
AZ700-CORE#232-3 (pid=29788)
あなたは大規模 Hub-Spoke 環境 (Hub + 50 Spoke VNet + オンプレ ハイブリッド) で、Azure Storage Account への Private Endpoint アクセスを構築します。オンプレ クライアントと VNet 内クライアントの両方が、既存の Public URL (例: contosostor.blob.core.windows.net) で アクセスできる必要があります。
オンプレ DNS に privatelink.blob.core.windows.net の A レコードを手動で追加し、PE プライベート IP を静的指定する。
解説
【正解: いいえ】の理由
オンプレ DNS で hosts ファイルや静的レコードを手動メンテナンスする方式は、PE の追加・変更・削除のたびに更新が必要でスケールしません。そのため、Azure DNS Private Resolver + Forwarding Ruleset による条件付き転送で、Hybrid DNS 解決を自動化するのが正解となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると手動 DNS 運用で十分となりますが、PE プライベート IP の変動や Zone 数増加で運用が破綻します。そのため、Private Resolver を使った自動解決が正しい選択となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#232-2 (pid=29787)
あなたは大規模 Hub-Spoke 環境 (Hub + 50 Spoke VNet + オンプレ ハイブリッド) で、Azure Storage Account への Private Endpoint アクセスを構築します。オンプレ クライアントと VNet 内クライアントの両方が、既存の Public URL (例: contosostor.blob.core.windows.net) で アクセスできる必要があります。
各 Spoke VNet に個別の Private DNS Zone を作成し、各 VNet で独自に PE のレコードを管理する。
解説
【正解: いいえ】の理由
各 Spoke に個別の Private DNS Zone を作成すると、50 Spoke で 50 Zone を管理することになり、レコード同期エラーやコンフリクトが発生しやすくなります。そのため、Hub に Zone を 1 つ集中配置して全 Spoke からリンク参照させる設計が標準アプローチとなります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると Spoke 個別 Zone が推奨されることになりますが、運用コストとレコード一貫性の観点から非推奨です。そのため、Hub 集中型の Zone 配置が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#232-1 (pid=29786)
あなたは大規模 Hub-Spoke 環境 (Hub + 50 Spoke VNet + オンプレ ハイブリッド) で、Azure Storage Account への Private Endpoint アクセスを構築します。オンプレ クライアントと VNet 内クライアントの両方が、既存の Public URL (例: contosostor.blob.core.windows.net) で アクセスできる必要があります。
Hub VNet に Private DNS Zone (privatelink.blob.core.windows.net) を 1 つ作成し、すべての Spoke VNet にリンク。Storage Account に PE 作成、Private DNS Zone Group で自動 A レコード登録。Azure DNS Private Resolver Inbound Endpoint をデプロイし、オンプレ DNS から条件付き転送する。
解説
【正解: はい】の理由
Hub 集中型 Private DNS Zone と Private Endpoint + Zone Group の自動 A レコード登録、DNS Private Resolver による Hybrid 解決を組み合わせる構成は、Microsoft 公式の大規模 Hub-Spoke DNS ベスト プラクティスです。これにより、運用効率と命名解決の一貫性が両立し、50 以上の Spoke でも単一の Zone リソースで管理できます。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの構成では要件を満たさないと読み取れますが、Hub 集中 + 自動 + Hybrid の 3 要素が揃っており、Microsoft が推奨する標準パターンに合致します。そのため、本構成が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#231-3 (pid=29785)
あなたは本番 Azure 環境のオンプレ↔Azure VPN 接続を高可用 (SLA 99.95%) 構成にする必要があります。ゾーン障害、Gateway インスタンス障害、オンプレ機器障害のいずれにも耐性が必要です。
VPN Gateway は単一構成のままで、オンプレ機器を 3 台にして冗長化する。
解説
【正解: いいえ】の理由
オンプレ側のみ冗長化しても、Azure 側 Gateway が SPOF (Single Point of Failure) のままとなり、Gateway インスタンス障害やゾーン障害で接続が完全停止します。そのため、Azure 側も VpnGw[1-3]AZ + Active-Active + Public IP 2 つで対称的に冗長化する必要があります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定するとオンプレ側冗長化だけで十分となりますが、Azure 側 Gateway の単一障害点が残ります。そのため、両側で冗長性を確保する設計が正解です。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#231-2 (pid=29784)
あなたは本番 Azure 環境のオンプレ↔Azure VPN 接続を高可用 (SLA 99.95%) 構成にする必要があります。ゾーン障害、Gateway インスタンス障害、オンプレ機器障害のいずれにも耐性が必要です。
VPN Gateway を VpnGw1 (Active-Standby、ゾーン非対応) で構成、Standard Public IP 1 つ、BGP 無効、オンプレ機器 1 台で単一トンネル構成にする。
解説
【正解: いいえ】の理由
VpnGw1 (AZ なし) はゾーン非対応、Active-Standby はフェイルオーバ中の一時切断、BGP 無効では静的経路のみ、オンプレ 1 機器ではオンプレ障害で全停止と、本構成は冗長要素を全て欠いています。そのため、本番運用では VpnGw1 AZ 以上 + Active-Active + BGP + オンプレ 2 機器の組み合わせが必須となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると本構成で十分と読み取れますが、ゾーン障害・Gateway 障害・オンプレ機器障害のいずれにも耐えられない構成です。そのため、本番環境ではより冗長な構成へ移行する必要があります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#231-1 (pid=29783)
あなたは本番 Azure 環境のオンプレ↔Azure VPN 接続を高可用 (SLA 99.95%) 構成にする必要があります。ゾーン障害、Gateway インスタンス障害、オンプレ機器障害のいずれにも耐性が必要です。
VPN Gateway を VpnGw2AZ SKU (Zone-redundant) で Active-Active 構成、Standard SKU の Zone-redundant Public IP を 2 つ準備、BGP を有効化、オンプレ機器も 2 台で全 Mesh トンネル構成にする。
解説
【正解: はい】の理由
VpnGw2AZ SKU で Active-Active + BGP を有効化し、オンプレ側 2 機器との Full Mesh 4 トンネル構成にすると、Azure Zone 障害・Gateway インスタンス障害・オンプレ機器障害のいずれにも耐性を持つ完全冗長構成となります。これにより、BGP による自動切替と ECMP による帯域実質倍増が同時に実現します。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの構成では冗長性が不足と読み取れますが、Zone 耐性 + Active-Active + BGP + オンプレ Mesh はすべての主要冗長要素を備えています。そのため、本構成は SLA 99.95% を超える耐障害性を実現する Microsoft 推奨パターンとなります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#230-3 (pid=29782)
あなたは Hub-Spoke 環境を運用しており、Spoke A の VM から Spoke B の VM への通信を実現する必要があります。Hub VNet には Azure Firewall がデプロイされています。VNet ピアリングは Spoke A↔Hub、Spoke B↔Hub で構成済みです。
Hub VNet にもう 1 つの VPN Gateway を追加して、それを介して Spoke 間通信させる。
解説
【正解: いいえ】の理由
VPN Gateway はオンプレ↔Azure の S2S / P2S 接続用リソースで、Azure 内の Spoke 間通信を Transit させる用途には設計されていません。そのため、Spoke 間通信は Azure Firewall + UDR、または AVNM の Mesh トポロジで実現するのが適切となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると VPN Gateway を Spoke 間 Transit に使うことになり、無駄なレイテンシとコスト増加を招きます。そのため、Spoke 間通信は Azure Firewall + UDR で構成するのが正しい選択肢となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#230-2 (pid=29781)
あなたは Hub-Spoke 環境を運用しており、Spoke A の VM から Spoke B の VM への通信を実現する必要があります。Hub VNet には Azure Firewall がデプロイされています。VNet ピアリングは Spoke A↔Hub、Spoke B↔Hub で構成済みです。
Spoke A と Spoke B の VNet 間に直接 VNet ピアリングを追加する。
解説
【正解: いいえ】の理由
Spoke 間ピアリングを直接張ること自体は技術的に可能ですが、Hub-Spoke 設計の本来の目的である中央セキュリティ検査が損なわれ、N×(N-1)/2 のペア管理は 50 以上の Spoke 規模で破綻します。そのため、原則は Hub Firewall 経由とし、例外的に低レイテンシ要件がある場合のみ AVNM の Hub-Spoke with Direct Connectivity を検討します。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると Spoke 間直接ピアリングを推奨することになりますが、運用負荷とセキュリティ検査の観点から本番では避けるべき設計です。そのため、Spoke 間通信は Hub の Firewall を経由させるのが原則となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#230-1 (pid=29780)
あなたは Hub-Spoke 環境を運用しており、Spoke A の VM から Spoke B の VM への通信を実現する必要があります。Hub VNet には Azure Firewall がデプロイされています。VNet ピアリングは Spoke A↔Hub、Spoke B↔Hub で構成済みです。
Spoke A のサブネットに UDR を設定し、Spoke B のアドレス範囲への Next Hop を Hub の Azure Firewall のプライベート IP に向ける。Hub のピアリング設定で Allow forwarded traffic を true にする。
解説
【正解: はい】の理由
VNet ピアリングは非推移的なため、Spoke A↔Spoke B の直接通信は標準ピアリングだけでは成立しません。そのため、Hub に配置した Azure Firewall や NVA を経由するように UDR を構成し、ピアリング側で Allow forwarded traffic を有効化する Hub-Spoke + NVA パターンが標準解となります。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定すると Hub Firewall 経由の Spoke 間通信が不要と読み取れますが、Hub-Spoke 設計では中央 Firewall による検査が前提となります。そのため、UDR + Allow forwarded traffic で Hub 経由のルーティングを成立させる方式が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#89-3 (pid=29706)
(設問 1 と同じシナリオ)
Azure ARM テンプレートで 50 VNet 構成を Infrastructure as Code (IaC) として定義し、Git リポジトリで版管理、CI/CD パイプライン (Azure DevOps Pipeline) で自動デプロイする。NSG ルールも IaC で管理。
解説
【正解: いいえ】の理由
IaC (ARM / Bicep / Terraform) は構成の版管理に優れますが、新規 VNet 追加時に IaC 更新とパイプライン実行が必要なため、AVNM Network Group の動的メンバーシップによる「真の自動所属」とは異なります。そのため、運用効率の観点では AVNM が IaC の上位互換となる場面が多くあります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると IaC で十分となりますが、健全性監視や動的所属の要件は IaC では完全に満たせません。そのため、AVNM 採用が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#89-2 (pid=29705)
(設問 1 と同じシナリオ)
各 VNet に手動でピアリングを設定し、NSG を VNet ごとに個別管理、Azure Policy で組織標準ルールを強制、Azure Monitor の カスタム ダッシュボードで健全性を可視化する。
解説
【正解: いいえ】の理由
手動ピアリング管理は 50 VNet 規模で N×(N-1)/2 = 1,225 ペアの手動運用となり、ヒューマン エラーのリスクが極めて高くなります。Azure Policy は構成監査には有効ですが、リアルタイムなセキュリティ ルール強制には限界があります。そのため、AVNM による自動管理と Security Admin Rules による強制が正解となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると手動 + Policy 構成が正解となりますが、運用工数とリアルタイム強制の観点で AVNM に劣ります。そのため、AVNM 採用が正しい選択肢です。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#89-1 (pid=29704)
あなたは 50 VNet (Hub-Spoke 構成) の大規模 Azure 環境を運用しています。要件は (1) 全 VNet のネットワーク構成変更を中央集権的に管理、(2) コンプライアンス監査用に組織標準のセキュリティ ルール (RDP/SSH 公開禁止) を強制、(3) 新規 VNet が追加されたら自動的に Hub にピアリング、(4) ネットワーク健全性を一元監視。手動で 50 VNet を個別管理することは現実的でないため、自動化アプローチが必要です。
Azure Virtual Network Manager (AVNM) を導入し、Network Group の動的メンバーシップで VNet を自動所属、Connectivity 構成で Hub-Spoke 自動ピアリング、Security Admin Rules で組織標準ルール強制、Network Insights で健全性監視を実現する。
解説
【正解: はい】の理由
AVNM (Network Group + Connectivity + Security Admin Rules) と Network Insights (Azure Monitor for Networks) の組み合わせにより、中央集権管理・セキュリティ ルール強制・新 VNet 自動ピアリング・健全性監視の 4 要件をすべてカバーできます。そのため、本構成は 50 以上の VNet 規模で運用工数を最小化する Microsoft 推奨パターンとなります。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの構成では要件を満たさないことになりますが、AVNM + Network Insights は中央管理シナリオの標準ソリューションです。そのため、本構成が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#59-3 (pid=29674)
(設問 1 と同じシナリオ)
Microsoft Defender for Cloud の Network Security 推奨事項を有効化することで、すべてのネットワーク フロー監視と異常検知、ログ保持が自動で行われる。
解説
【正解: いいえ】の理由
Defender for Cloud は NSG 構成推奨や Secure Score の評価、Attack Path 分析を提供しますが、すべてのネットワーク フローを記録する機能は持たないため、補完的なセキュリティ ポスチャ管理ツールという位置付けです。そのため、フロー監査要件には NSG Flow Logs + Traffic Analytics の併用が必要となります。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると Defender for Cloud だけで監査要件を満たすことになりますが、フロー記録は対象外です。そのため、NSG Flow Logs と組み合わせて運用するのが正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#59-2 (pid=29673)
(設問 1 と同じシナリオ)
各 VM に IIS ログを書き込ませ、Azure VM Backup でログをバックアップして保持する。
解説
【正解: いいえ】の理由
IIS ログは Web リクエストのアプリケーション層 (HTTP ステータス) を記録するもので、L3 / L4 のネットワーク フローやプロトコル レベルの許可・拒否情報は捕捉できません。そのため、ネットワーク監視には NSG Flow Logs + Traffic Analytics の構成が必須となり、IIS ログでは要件を満たせません。
【もし「はい」を選んだ場合】
「はい」と判定すると IIS ログでネットワーク監視が可能となりますが、IIS は Web リクエスト記録に限定された機能です。そのため、ネットワーク レベルでは NSG Flow Logs の採用が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ700-CORE#59-1 (pid=29672)
あなたは Hub-Spoke 構成の Azure 環境でネットワーク監視を構築しています。要件は (1) すべての Spoke サブネットのフロー監視、(2) 異常な通信パターンの自動検知、(3) 6 ヶ月間のログ保持、(4) コンプライアンス監査用のログ完全性保証です。Network Watcher と関連サービスを使って実現します。
各 Spoke のサブネットに紐づく NSG に対して NSG Flow Logs V2 を有効化し、ログを Storage Account (Cool/Archive 階層) に保存。Traffic Analytics を有効化して Log Analytics Workspace に集約する。Storage Account には Immutability Policy を設定する。
解説
【正解: はい】の理由
NSG Flow Logs V2 で 5-tuple とフロー状態を記録し、Traffic Analytics で Threat Intelligence と異常検知を行い、Storage Account の Immutability Policy + 階層化ストレージ (Hot / Cool / Archive) で 6 ヶ月以上の保持と改ざん防止を実現します。そのため、本構成はネットワーク フロー監視のすべての要件を満たします。
【もし「いいえ」を選んだ場合】
「いいえ」と判定するとこの構成では不十分になりますが、V2 + Traffic Analytics + Immutability の組み合わせはネットワーク監査の標準パターンです。そのため、本構成が正解となります。
【シリーズ全体の正解一覧】
| 問 | ステートメント | 正解 |
|---|---|---|
| 問1 | この解決策は要件を満たしますか? | はい |
| 問2 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
| 問3 | この解決策は要件を満たしますか? | いいえ |
【参考】
AZ-700-CORE#3-3 (pid=29623)
(設問 1 と同じシナリオ)
Hub VNet の Azure Firewall (Standard tier) を経由してすべての外部 SaaS への HTTPS 通信を強制トンネリングする。
解説
【判定: いいえ】の理由
Azure Firewall も SNAT を行いますが、SNAT ポートは Firewall インスタンスあたり 2,496 ポート/IP と比較的少なく、大量並列接続 (数千同時) の用途では枯渇しやすいです。Azure Firewall はセキュリティ検査用途で利用すべきで、純粋な SNAT スケール目的では NAT Gateway が適切です。
【併用パターン】
本要件をセキュリティ + スケールの両立で解決する場合は、「NAT Gateway + Azure Firewall サブネットには別 NAT Gateway」のようにサブネット単位で NAT Gateway を関連付けるのが最善です。Azure Firewall のサブネットに NAT Gateway を関連付けることで、Firewall 経由のアウトバウンドも SNAT スケール可能となります。
【参考】
AZ-700-CORE#3-2 (pid=29622)
(設問 1 と同じシナリオ)
Spoke の VM に Public IP を直接付与し、System Default Outbound にトラフィックを流す。
解説
【判定: いいえ】の理由
VM に Public IP を直接付与する方法は SNAT 枯渇には対処できるが、(1) セキュリティ ベスト プラクティス違反 (各 VM が外部から到達可能になる)、(2) Public IP コスト増加、(3) 2025-09 以降、Default Outbound Access は段階的に廃止予定、の 3 つの問題があります。本要件には不適切です。
【代替案】
| 選択肢 | セキュリティ | コスト | 推奨度 |
|---|---|---|---|
| VM Public IP 直付け | × | 高 | × |
| Standard LB Outbound rule | ○ | 中 | △ |
| NAT Gateway | ○ | 低 | ◎ |
【参考】
AZ-700-CORE#3-1 (pid=29621)
あなたは Hub-Spoke 構成の Azure 環境で、Spoke の VM から多数の外部 SaaS API への大量並列 HTTPS 通信を行います。Source NAT (SNAT) ポート枯渇 (SNAT exhaustion) を回避し、安定したアウトバウンド接続を確保したい設計です。
Spoke のサブネットに NAT Gateway を関連付け、専用の Public IP プレフィックス (/28) を割り当てる。
解説
【判定: はい】の理由
NAT Gateway は 専用のアウトバウンド SNAT を提供し、Public IP 1 つあたり 64,000 SNAT ポートを利用できます (/28 プレフィックスなら 16 IP × 64K = 約 100 万ポート)。Spoke VM の Default Outbound や VM 上の Public IP の共有プール枯渇問題を完全に回避できます。
【SNAT ポート比較】
| 方式 | SNAT ポート/IP | 安定性 |
|---|---|---|
| VM への Default Outbound (deprecated) | 限定的、共有 | × |
| Standard LB Outbound rule | 1024〜64K | ○ |
| NAT Gateway | 64,512/IP (Idle 4 分以上の TCP は別) | ◎ |
